日本で8箇所だけ!北九州はESDの街!!
昨日、北九州ESD協議会のワークショップに参加してきました。
このESD協議会の今後の方向性を話し合っていこうと、会員の皆さんが参加されていました。
ウチも参加団体のひとつです。
ESDというのは、
SDGsと、同じSDです。
SDは、サスティナブル・デベロップメント(カタカナでスイマセン(笑))で、
『持続可能は開発』とかいう直訳です。
まぁ、つまり、今後ずっと住み続けられる地球であっていこうっていう意味ですね。
環境対策だけでなく、これはとても広い意味をもちます。
SDGsの根幹は、誰一人取り残さないっていう、人権尊重が根本にあります。
SDGsの『Gs』はゴールズのことで、目標たちっていうことですね。
では、ESDの『E』は何か?ということですが、
エヂュケーション、教育のことです。
SDGsという言葉をよく見聞きするようになりましたが、
その基盤・土台である「教育」が、『ESD』です。
北九州は約20年前から、ESDを推進していきています!
ぼくなんかが関わりだしたのは、ここ10年ちょっとぐらいのものですが、
環境対策だけでなく、ずっとこのまちで暮らしていけるように、
地域活動や平和のこと、人権や教育。
様々なことをESDという土台のうえで進めていこうっていう取組みの総体です。
理念ばかりが先に行ってしまいますが、
こういう概念を抱えながら、活動し、学び合い、深め合い、拡がっていく、それがESDです。
これからの北九州ESD協議会のありようを議論していこう!っていう場だったのですが、
そもそも、自分にとってのESDとは何か?
みんなが共通理解しているESDとはそれで良いのか?
そもそも協議会のある意義・意味とは?
という根本的な問いから始めました。
皆さんの意見や、立ち上げた頃の想いなどを聴き、とても勉強になりました。色んな刺激を受けました。
学生などの新たな光にも感激しました。
色々と感想はありますが、今日は1点だけアウトプットします。
それは、
『RCEについて議論してください』
という問いから始まりました。
RCE?
(横文字は苦手です。どっかで見た言葉だな)
北九州ESD協議会の会則に書いています。
第2条の目的の部分、第2項には、以下のように書かれています。
何だか難しい言葉が多いですが、
つまり、
北九州という地域が、ESDの地域拠点として、ESDの活動を推進していこう!!
っていうことです。
聞くところによると、この地域拠点(RCE)は、日本国内では8箇所しかないそうです(それは初耳だった!)
そして、国内ではなく、世界に目を向けているようなレベル感での拠点だそうです。(それも知らなかった)
北九州はESDの街です。
先輩方が、ずっと強力に、推し進めてきてくださってきました。
その礎が環境首都であり、SDGs推進都市へと進歩してきています。
これはまぎれもない事実です。
ただ、ぼくの思うところは、
市民感覚として、
本当に名実ともに、ESDの街だ!なんて言えるかな・・・ということ。
ESDって何?っていう人ばかりだろうし、
いや、もっと言えばESDの言葉や定義なんてどうだって良い。
SDの感性や感覚や想いが市民に備わっているかが重要です。
資源やエネルギーを大切にする。
人を思いやる。
環境や自然を大切にする。
平和や暮らしを守っていく。
そんなのあたり前やん!
きっと、みんな分かってます。
根本的なことは正答として理解できてると思います。
でも、それを行動に移すこと、社会の一員として実践していくこと、想いを馳せていくこと。
それが大切なんだろうと思います。
その深まり度合いこそが重要なんだと思います。
北九州ESD協議会や、個人会員や団体会員により組織する合議制の組織です。
ぼくも会員のひとりとして、ESD協議会へ貢献していきたいと思っています。
これまでの積み重ねも大切にしつつ、
もっと市民へESDの想いが広がっていくように、
活動し、表現し、互いに学び合い、気付き合っていけたら良いなと思っています。
そしてそして、
名実ともに、胸を張って
『北九州はESDの街なんだよ!!!』
って全国に、世界に言えるような街になっていくと良いなと思っています。
そんな意識の高さを分けてもらった昨日の話し合いになりました。
ありがとうございました。
これまでの関連しそうな記事をいくつか貼っておきますね。
今日もご覧いただきありがとうございます。