日本人ノーベル物理学賞!『温暖化』のメカニズムについて、分かりやすく解説します
嬉しいニュースですね!真鍋さんが「ノーベル物理学賞」の受賞者に選ばれたとのことです!
僕は全く存じ上げませんでしたが、長年の『地球温暖化』に関する研究の第一人者とのことです。
温室効果ガスの解明や、気象予報の長期モデルの制作など、現在の地球の気候状態を認識するための礎を作ってこられたそうです。
世界課題である地球温暖化への対策。
この基となった研究が日本人の手で始まっていたというのは誇りですね。
真鍋さんやこれまでの研究と、現在の科学技術に敬意を表します。
地球温暖化のメカニズムなどについて、書いてみたいと思います。
僕が絶賛勉強中の気象について、このあたりも試験の対象でして、僕が素人ながらに驚いたことなど、素人目線でまとめますので、少しは分かりやすいかと思います。
①地球は奇跡の星
桑田佳祐&ミスチルではありませんが、地球はホントにミラクル!奇跡の星なんです。
いろいろとミラクルはありますが、太陽との位置関係について説明します。
日なたと日かげでは、全然温度が違いますよね。
天気の良い日悪い日でも違います。
太陽の当たり方が強い南の国と北の国では気候が全然違いますよね。
太陽から受ける熱が気温に大きく影響します。
昼間はしっかり太陽があたり、夜中に冷えていく。その繰り返しなんですが、太陽の位置がもっと地球よりだったら、どんどん熱が蓄積されていったことでしょう。反対に太陽からもっと遠かったら、どんどん寒くなっていくことでしょう。
(それに適合できるように進化するなどの話はおいといて)
つまり、僕たちがちょうど良い気候で生活できてるのは、太陽と地球のミラクルなちょうどいい位置関係にあるからということですね。
②温室効果ガス
で、太陽から受ける熱と、それを放出する量との熱収支を物理的に計算するとどうなるか?
実際の平均表面温度は、15℃ぐらい。
でも、物理計算上は、ー18℃ぐらいだそうです。
なぜ33℃も違う!?
この正体が『温室効果ガス』ですね。
温室効果ガスが全くなければ、地球は極寒の星ということになりますね。ありがたや~。
③二酸化炭素
温室効果ガスには様々なものがあります。
実は一番多いのは水蒸気です。
次の代表格は何と言っても二酸化炭素です。
この二酸化炭素の増加が地球温暖化の要因だということは皆さん耳にしていると思います。
それ以外にもメタンやフロン、オゾンなどがあります。
空気中の分子量は小学校や中学校の理科で習いましたよね。
窒素が約80%で、酸素が約20%ですよね。
じゃあ二酸化炭素は?
二酸化炭素は、0.035%だそうです。
2桁ぐらい少ないですね!!!
温室効果ガスの代表格の二酸化炭素の量はこんなに微々たる割合なんですね。でもこの少しの増加が地球温暖化を招くということですね。
単位を変えて考えてみます。
0.035%=350ppmということになります。
%=“パー””セント(100分の1)”
ppm=”パー””ミリオン(100万分の1)”
コロナ対策で、二酸化炭素濃度を測る計器が置かれているのを見たことありますか?
だいたい400ppmぐらいですよ。500ppmになったら多いかな?
1000ppm以上になったら換気!!!
二酸化炭素の濃度っていうのは微小な割合なので、たやすく上がってしまいますよね。世界中がこんな濃度になったら、地球温暖化どころじゃなくて灼熱の星になっているでしょうね。
たかだか0.035%の二酸化炭素などで33℃も気温を上げているんですから。
④みんなで気を付けよう!
二酸化炭素を酸素に戻してくれているのは、紛れもない自然の緑たちですよね。
二酸化炭素などの温室効果ガスを増やしているのは、紛れもない人間の生産ですよね。
化石燃料やプラスチックごみの削減や、クリーンエネルギーの活用、
身近なところでは水や電気の節約、移動手段の検討、家庭ゴミの削減など、いろんなところで考えていくことができると思います。
地球が誕生した頃はとんでもなく二酸化炭素が多かった話や、
地球温暖化と災害の関係など、
もっと書きたいことはあるので、これはまたの機会に。
環境問題は、他人の課題ではなくて、自分自身の課題だと僕は思っています。
みんなで考えていって、それぞれが意識していければ、きっとこの課題も克服できるんじゃないかと思っています。
こうした考え始めのきっかけを与えてくれた真鍋さん!!
感謝!尊敬!誇らしいですね!
世界から、「さすがJAPANだ!」って思われるような国になれたら良いですね。
そんな国になれたら良いな、
そんな国になってほしいな、
そんな国にしていきましょう!
(うん、自分事としての表現としては、最後のやつですね!)
僕は、大学の授業で、こういうような話を少しだけしています。
学生のアンケートに、「これからは呼吸の量を少し減らしたいと思います」
・・・いや、そういうことじゃなくて!(笑)
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