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(空想)地域ワンにゃん見守り委員の構想・・・

先日、ぼくの尊敬する「ぜ~んぶ大丈夫よ!安心して!」みたいな名称のNPO法人の代表者さんと、来年度の構想なんかを話しておりました。

このNPOさんは、ワンちゃんや、猫ちゃんに関する活動をされていて、災害時なんかのペット防災に関する部分で、ぼくとも関わりがあります。

例えば、ワンちゃんや猫ちゃんがいるから、災害時に避難できないとなると、飼い主側にも危険が及ぶことにもなりますし、ペット側にも危険が及ぶことになります。

なので防災における、『ペット対策』は実は、『飼い主対策』になるっていうお話がとても感銘を受けました。

教えていただいたところの衝撃は、

ご存知ですか?

日本において・・・

実は・・・・

子どもの数より、ペットの数の方が多いんです!!!


少子化とは言うものの、子どもの数より、ペットの数の方が多いんですね~。
異次元の少子化対策を進めようとしていますが、
『命』の数としては、ペットの方が多いんですね。
へぇー!!


ペットは家族。
愛情を与え、愛情をもらっているような存在ですね。

核家族化が進行し、ご夫婦とペット、お一人暮らしとペット。というような家族構成が増えているようです。

たしかにご高齢の方が、ペットを飼っているという姿はよく見かけるように思います。


そして、「地域ワンにゃん見守り委員」の構想です。
これは、お話をしていてひらめいて、勝手に名付けました(笑)
もう少し練った方が良いかも(笑)

災害はもちろんのこと、急な病気や事故なんかで、飼い主が例えば急逝や入院なんかしたとき、ペットなんかは置き去りになってしまったりします。

飼い主の帰りを待つ、健気なハチ公なんかは、近所の人たちが見守っていてくださっていたそうですね。
アレと同じです。

可愛いペットも、飼い主がいなくなったとたん、誰が面倒みるの?ということになります。
地域の中で、見守り合って支え合っていく存在が居るととても心強いなと思います。

動物に対して、得意ー不得意や、好きー嫌いがありますから、ご近所だったら誰しもが出来るというわけではないですよね。

そして、何より。
ワンちゃんや、猫ちゃん側の方が、頼りの飼い主が居なくなって、ただでさえ心細いのに、いきなり現れた人に引き取られるなんて恐ろしいですよね。

だから、『普段から関係性』があることが重要ですね。
何度も触れ合ったことがある関係性だったら、少しは良いのかなと思います。
ワンちゃんや猫ちゃんと言えども、「初めまして」からの関係性は、お互いにしんどいのかなと思います。


人間社会の地域の中には、見守り合い、支え合いが、制度として存在します。
皆さんの善意や、ご尽力で成り立っているスゴイ仕組みです。

例えば、『民生委員』さん。
高齢者情報やお一人暮らしの情報を持って、定期的な見守りや声掛け運動をされています。
さらに、『主任児童委員』さんは、赤ちゃんが生まれたご家庭などを把握して、『孤育て』を防ぐ機能を持っています。

お年寄りや子育てに関する見守りにおいては、このように素晴らしい仕組みがあります。

でも、子どもの数より多いペットにおいては、ありません。
各飼い主の「自助努力」と「どうにかなる?」で過ごされているところもありますかね。

全然機能しなくて良いと思うんですが、
こんなような機能があったら良いなぁと思いました。



また、
ぼくは各種の活動の中で
『子どもを真ん中にした地域づくり』をお話しています。

このまちの未来を担っていく光である子ども達を真ん中にして、地域づくりを進めていこう。
子ども達は可愛いですから、みんなが声をかけ合います。

ベビーカーを押して歩いている親子がいたら、「まぁ、可愛いですね!何か月ですか?」声をかけたくなるし、応える方も応えやすいですよね。

夫婦関係を繋ぎとめる言葉に、『子は鎹(かすがい)』という言葉があります。
鎹とは、二つの木材を釘のようにしっかりと繋ぎとめる部品です。

子どもがいるからこそ、夫婦関係が上手くいく、というものです。

ぼくがいつも言っているのは、『地域でも、子は鎹(かすがい)』ということです。
子ども達は地域住民を繋ぐ、大切な存在です。


さてさて、
では、ペットはどうでしょう?

家庭でも、夫婦でも、地域でも
『ペットは鎹(かすがい)』だと思います。

ワンちゃんのお散歩をしている人といつもすれ違う度、立ち話をします。

よく出会うお散歩どうしの家庭では、話が意気投合するようです。
面白いのは、その人の名前は知らないのにペットちゃんの名前は知っているという(笑)

多くの人から可愛がられるペットの存在は、地域での鎹(かすがい)的機能を果たす存在だと思います。


この、勝手に空想した
『地域ワンにゃん見守り委員』は、
有事の際のペット対策のことを考えたのみならず、
平時からの地域コミュニティの一助になるものかと思います。


もしかしたら、既にこのような動きもあるのかもしれませんし、
多くのまちで、こんな、人にも動物にも、思いやりの目線をもった取組みがされていくと良いなと思います。


冒頭のステキなイラストは、パジャマで暮らしたい|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。


今日もご覧いただきありがとうございます。


<1年前の”今日”の記事★>

微調整は、美調整!!
この、おやじギャグと、この目線をもてたことが、自称傑作です(笑)


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