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ひとりでするよりも、みんなで。

例えば、10の作業をしなければならないとして、
一人で、10をするわけです。せっせせっせと。

一方で、10人に声をかけて一斉にやると、ひとりあたりの作業は1で終わります。
もちろん、時間が10分の1になります。

それでも皆さんの1の時間を使ってもらっているので、仕事量的にはどちらも同じではあるんですが、一人あたりの労力はもちろん違うし、これが協力し合うということなんだろうと思います。

もっと言えば、
同じような作業を10人と共有したということにもなりますし、
唯一、一人だけの人しか作業をしていないとすると、その人がいなくなったとたんに、どうしたら良いんだろう?という事態が訪れます。


なので、理想を言えば、
『ひとりでするよりも、みんなで』ということなんだろうと思います。

しかし、なかなかそうはいかないことばかりですよね。

「しかし、なかなかそうはいかないことばかりですよね。」で、うんうんって頷いてらっしゃる人も多いのではないでしょうか。

ぼくも完全にそうです(笑)


しかし、
ノウハウや経験や想いは、必ず拡がっていく。

ひとりでするよりも、みんなで。
勇気を持って託していく、
図々しく声をかけていく。
そんな気持ちが大切なのかもしれません。


昨日、とある施策・事業のことについて、話題になりました。
これはぼくが以前に手掛けたもので、とっても素晴らしい事業なんです。

でも、人材が広がっていかない。ノウハウが止まったり萎んだりしてしまっているというような担当者さんの嘆きでした。

思い返してみると、ごく少数で始めていたことが、仲間を集め、ともに広げていったときに、物凄い推進力を産み出していました。
これぞ、『みんなで』するということだったんだろうと思います。その時代を思い返すと、スゴイことだったなぁと思います。

でも、段々と停滞していってしまっていて、立ち止まり見返したときに、『広げていない』『集っていない』『話し合っていない』という現状を省みます。

これはぼくとしても悔しいところで、ぼくにも責任があるように思います。
ぼくの気持ちやノウハウを広げていききれていない、ということでもあります。

この事業と類似した地域のニーズや活動依頼は、どんどんぼくのところには入ってきます。しかしながら、受けきれる量には限界があるのが事実です。

ぼくとしては、自分がプレーしていることが喜びではなく、地域や社会の課題・ニーズに対応できること、地域づくりが進んでいくことが喜びです。つまり、ぼくとしては、ぼくががプレーしなくても良いんです。ぼくが売れっ子になっていっても嬉しくはないです。むしろ逆ですよね。

まさに、「ひとりでするよりも、みんなで」
そんな仕組みづくり、仕掛けづくりも考えていきたいと思っています。


最初は抽象的な話でしたが、
最後に昨日の話題の具体的な話になってしまいましたね。

この記事をご覧の皆さんにも、日常のなかで、似たようなことはありませんか?

ご自身でされていること。
ひとりでするよりも、みんなで。

協力をしてもらえれば省力化できることや、
独占してしまっているノウハウ。
ありませんか?

ぼく自身にも、投げ返ってきて、自問自答、自省したいと思います。


今日もご覧いただきありがとうございます。
貴重な時間のなか、この記事をご覧くださってありがとうございます。


冒頭のイラストは、kanae_kouno|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。


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