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ポンギュラリティは既に到来している

思いつきました

「ポンギュラリティ」という言葉を思いつきました。「シンギュラリティ」の前段階を表している言葉です。

シンギュラリティとは?

シンギュラリティ、最近そんなに聞かなくなりましたがAIの普及とともによく使われる言葉です。
意味はというと・・・

シンギュラリティとは「技術的特異点(Technological Singularity)」のことを指し、「人工知能(AI)の知性(性能)が地球上の全人類の知性を超える時点」の意味で使われています。

シンギュラリティが到来すると、AIはAI自身でより賢いAIを作っていくといわれています。この段階のAIは、人間と知性において区別できないレベルにまで発達したAIです。

Udemy

「AIが全人類の知性を超える時点」なので、AIが人類のラスボス、最後の砦を超えるタイミングです。

でも「うわぁ、もう人間が考えて指示するよりAIに考えてもらったほうがいいわぁ」と誰しもが考え始めるタイミングはもっともっと前に訪れますよね?
それが「ポンギュラリティ」です。

ポンギュラリティとは?

「ポン」はポンコツの略です。先ほどの引用に合わせるならば

「人工知能(AI)の知性(性能)がポンコツ人類の知性を超える時点」

わたし

もしかしたらポンコツを知らない方もいらっしゃるかもしれないので意味を引用しておきます。

ポンコツとは、機能が不完全であること、または性能が低いことを指す言葉である。主に機械や装置に対して用いられ、故障や老朽化により正常に作動しない状態を表す。また、人に対して使われる場合は、能力やスキルが不足している状態を指す。現代では、ネットスラングとしても広く使われ、特にゲームやアニメの中で、キャラクターの能力不足やドジな性格を表現する際に用いられることが多い。

weblio ※太字はわたしが付けました

ポンコツは人に対して用いる場合は「能力やスキルが不足している」という厳しい評価を指しますね。個人的にはスキルよりも能力に対して使われることのほうが多いように思います。

この悲しくもポンコツと評される人よりもAIの方が有能であると言われてしまうタイミング、これが「ポンギュラリティの到来」なのです。

ポンコツかどうかは評価者次第である

先日ソフトバンクワールドというイベントが行われ、そこで「ChatGPTを使っていない人は人生を悔い改める記念日」が制定されました(嘘)

ここでの孫さんのスピーチでポンギュラリティ気味な発言が出たのです。

「議論がガンガン進む。うちの役員とディベートするよりも……あまり言うと彼らに怒られるが、GPTの方が安く使える」という、冗談に聞こえない冗談も飛び出た。

ITmedia

動画を観ていただければ察すると思いますが「GPTの方が安く使える」というのはその場で取って付けた言い回しにしか聞こえません。
さすがに自社の役員をつかまえてポンコツ呼ばわりするつもりは無かったでしょうが、GPTとの対話のほうが実りが多い、とは言いかけたのかもしれません。

ソフトバンクグループの役員が世の中的にポンコツと評価されることはないでしょう。
が、これは評価者次第の話(重ねてですが、孫さんが自社の役員をポンコツ呼ばわりしたわけではありません)。人によっては「AIとの対話のほうが・・・」と思い始めてる、そんな場面が徐々に生まれてきているんだろうと思います。

これが「ポンギュラリティの到来」です。
ポンギュラリティは既に来ている。

ポンギュラリティには抗えない

これに対抗・抵抗する方法はあるのか。
長い目で見たら「ナシ」でしょう。いつか到来するシンギュラリティに向けて多くの人がポンギュラれていく、それを黙って指を咥えて見ているしかありません。私がポンギュラれる日もすぐそこです。いや既に到来済みな気もします。

ポンギュラリティ後の世界が楽しみだ

ポンギュラれる人は日々増えていきます。それもすごい勢いで。
だから安心してください。多数派です。
そんな世界が来たら人間は、一見ムダに見えるけど本人は夢中になれることをやればいい。私は楽しみです。

ゆーたら「ポンギュラリティ」なんて造語を考えるのもそれですね。
あぁ〜これは完全にポンギュラれてるわ、ワタクシ


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