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勉強した外国語のレベルを持続させるには




わたしの外国語学習歴

学生のころ、もう30年も前ですが、英語の他に第二外国語としてドイツ語をしばらく勉強していました。 それから仕事でイタリアに来ることが決まってから、イタリア語も勉強しました。 

10年ほど前からイタリアで日本語を教え始めて、日本語に文法構造が似ている言語は一体何語だろうという興味本位から、中国語と韓国語も少しずつ勉強しています。

その中で仕事で使ったり、小説やニュースを読んだりする英語とイタリア語は忘れないのですが、学生時代以来使う機会がなかったドイツ語はすっかり忘れてしまっていました。

考えてみると当たり前ですが、ふだん読んだり、書いたりする外国語は忘れないけれど、読む機会も滅多にない外国語は忘れてしまうものなのですね。

このブログでは、どうやったら、勉強した外国語のレベルを保てるかということについて書いてみようと思います。

勉強した外国語で本を読むこと

わたしは読書が好きなので、日本語で読む他によく外国語でも本を読みます。その他には好きな音楽ジャンルのインターネットラジオを聞いたりもします。

読みながら全ての単語の意味がわからなくても、そのまま読み続けます。だいたいこんな事が言いたいのかなと、わかれば良いのです。


アプリを使って外国語を勉強する

 日本語を勉強したいと思っている外国人に日本語を教えるようになってから、最近の外国語学習事情について、できるだけ いろいろな情報を集めるようにしています。

そうして、私が学生だった30年前に比べて、今の学生には外国語に触れることができるチャンスがどこにでも転がっているじゃないかと思ったのです。

それに私が教えている学生さんからも、どうやったら勉強した日本語のレベルを持続できるかと聞かれることが度々ありました。

語学のレベルを保つのに一番良いのは本を読むことだと思います。 文法の勉強は退屈なものになりがちだし、もし読む力があるなら、それが一番いい方法です。

でも、本を読めるレベルまで届いていないのなら、 簡単な短い文章を読んでみるといいかもしれません。 例えばこのリンクのサイトには英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語の他、12か国語で簡単な文章を読む練習が載っています。


Duolingo の良い点

外国語を勉強するためのアプリをいくつか試していた時、Duolingo と言うアプリがあることを知って、興味半分で始めてみました。 実は使い始めた時はドイツ語より、スペイン語と中国語を勉強するためにDuolingoを使っていました。Duolingoは日本語からなら、英語、中国語、韓国語、フランス語が選べます。


例えば、一回のレッスンで簡単な英語の文を日本語に訳す問題や、日本語から英語に訳す練習があります。 それから会話文を読んで、適当な返事を選ぶ問題も。 いろいろな問題を取り混ぜてあるので退屈しません。

毎日、ちょっとずつ勉強したい外国語を練習する。それだけでも随分効果があるものだと実感します。

外国語を勉強していて、文が読めたとか、歌の歌詞がわかったとか、達成感が味わえることが、とても大事なことだと思うのです。

Duolingo を続けて, できるようになった事

今、始めてから2年以上になりますが、ドイツ語の簡単な本なら (CEFR の B1 レベルくらい) 辞書なしでも読めるくらいまでレベルが回復しました。

一方、スペイン語と中国語は未だもっと簡単な文章しか読めませんね。 気長に頑張ります。

それに、読んで、もしくは聞いて、話がわかると言っても、会話ができるかどうかと言ったら、また別の問題です。 それは次のステップ、例えば語学学校の先生について話す練習をしなければ習得するのが難しい所だと思います。

最後まで目を通してくださって、ありがとうございます。

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