「強い謙遜」は相手を不快にさせる
人から褒められた時や、認められた時
「いやいや自分なんてダメですよ」
「全然そんなことないですよ!」
と言ってしまっていませんか?
日本人は謙遜をする方が多い印象ですが、実はそれが強すぎると相手を不快にさせてしまうことがあります。
なぜなら
相手の判断を否定
相手の気持ちを踏みにじる
ことがあるからです。
(相手がお世辞ではなく、本心で褒めていた場合)
それがどういうことか、今日は分かりやすく簡単にお話していきます。
参考までにどうぞ(^^)/
「相手の行動の理由、気持ち」を考えていない
ストレートに言ってしまうと
人から褒められた、認められたときに強く謙遜してしまう人、というのは自分本位の行動になっています。
「褒めている人の価値観や考えを否定」してしまっているからです。
相手の気持ちを考えてあげていません。
軽く謙遜する程度ならいいですが
「いや!私はあなたが思っているような人間ではありませんよ」
「私なんてまだまだですよ、自信なんてありません」
「え?何で私なんですか?私よりAちゃんの方がいいんじゃないですか?」
などのように強い言い方をしてしまうと、相手の気持ちを踏みにじってしまうことになります。
相手は勇気をふりしぼって、かけた言葉かもしれません。
本当に心からあなたのことを認めていて、ずっと伝えたかった言葉かもしれません。
それをスパッ!と跳ね除けられてしまうと、相手はモヤモヤとした気持ちが残ります。
度が超えた謙虚さは時に、相手を失望させます。
それがきっかけで人が離れていくこともあるかもしれませんので、注意しましょう。
褒められたときの、正しい対応
自分が自信のない分野で褒められたとしても、否定から入るのはやめましょう。
まずは「ありがとうございます」とお礼を言いましょう。
最初に相手を肯定することが大事です。
褒めてもらえて嬉しい!
という気持ちを伝えることで、相手も「褒めたのは正解だった」という感覚になります。
自分の考えを述べたい場合、お礼を伝えた後に「でも実は~」「私はまだ~」などの話をしましょう。(やんわりと)
これが、自分を褒めてくれた相手を不快にさせない心遣いです。
まとめ
謙虚さと、自信を持つことは共存できます。
自分に自信を持って生きる。
でも「上には上がいるのでしっかり身を引き締めていこう」という気持ち。
このふたつを持っていればいいのです。
謙虚さや謙遜は、ほどほどにしましょう。
自分も周りも得がありません。
褒められたら、素直に「ありがとう」。
これが一番です。
私自身も昔は褒められても素直にお礼が言えず「いやそんなことないですよ!!」と強く否定しまう人間でしたが、今は違います。
褒められたら、素直に喜びますしお礼も言えるようになりました。
相手も自分も嫌な気持ちになんてなりません。
そして私もよく人を褒めるようになりました。
相手の良いところを見つけて、それを本人に伝えるのは少し勇気がいるけど、褒めたときに「相手が喜ぶかもしれない」と思うとつい伝えたくなってしまいます。
あなたにもそんなことないですか・・?
今日はそんな感じです(^^)
最後まで読んでくれてありがとうございます。
また近々更新します、ではでは!