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オゼキ人形町ショールーム
先日の東京出張の際にAKARIを製造しているオゼキさんの人形町ショールームへもお邪魔してきました。
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東京在住の際など何度かお邪魔させていただいていますが、今回はリニューアルされたとの事で楽しみにしていました。
メインのショールームは2階となりまして、まずは1階のこちらの部屋へ。
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こちらのスペースでは現在製造が停止されている竹のベース(BBシリーズ)を使用したモデルが展示されています。
手前の布を結んだようなモデルは絹を使用したK1シェードです。
こちらも現在製造停止中の「33S+BB3」。
イサム・ノグチらしいシルエットで、とても人気のあったモデルです。
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こちらの天井の照明もAKARIシリーズ。
展示会などでしかお目にかかれないレアなモデルです。
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入口横には「120A」
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吹き抜け空間にも大き目のペンダントシェードが展示されています。
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歴史を感じる階段を昇ると、
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こちらのスタンドランプも現在国内での販売停止中の「14A」というモデル。
とても人気のあるモデルだけに、個人的にも再販を強く希望します。
ファサード部分に展示されたペンダントシェード
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丸いペンダントシェードにはAシリーズとDシリーズがあり、Aは規則的に細かく竹ひごが巻かれたモデルでAKARIの頭文字から取られています。
一方Dシリーズは特徴的に湾曲して巻かれた竹ひごが印象的なモデルで、"でたらめ"の頭文字から取られたと言われています。
※実際にはでたらめに巻いている訳ではなく、しっかりと型に竹ひごを通す箇所が指定されています。
そして、リニューアルされたメインのショールームがこちら。
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いや~、やはり素敵ですね~。
1点でも絵になるAKARIですが、このように群れた感じで置かれている姿に萌えます。
こちらでは基本的には今現在手に入るモデルをメインに展示されています。
一部国内での販売を行っていないモデルも含まれます。
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こぶりな1Aシリーズは現在も製造中でとても人気のシリーズです。
1AS(縞々のモデル)のみ国内での販売は停止中です。
こちらのモデルは私が東京のインテリアショップで働いていた際に復刻に関わらせていただいた思い入れの深いモデルです。
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95ENも現在は製造停止中。少し小ぶりな70EN、さらに小ぶりな50ENのみ国内では販売が継続されています。
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J1は他のロングシェードと比較して20cm長い存在感のあるモデル。
草月会館(設計:丹下健三、ロビーの彫刻庭園はイサム・ノグチによるもの)のファサードに設置されているイサム・ノグチによる黒御影石の彫刻作品の形状との関連性を感じさせるデザインです。
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ロングシェードは現在も継続されていますが、他のモデルと比較して数を多く製造する事が難しく、当店では入荷した場合でも月に各1本程度の入荷です。
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ロングシェードは基本的に専用の器具を使用します。
ペンダントでの使用の場合は「PEN2-16」という2灯式の器具、もしくは1灯式のペンダント器具を使用します。
スタンドランプとしても使用が可能で、この場合は「ST2」というスタンドランプ用の器具と組み合わせて使用します。
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「1A」と並んで人気の「1N」はペンダントランプのDシリーズと相性の良さそうな雰囲気。Nは比較的新しいモデルにつけられるNEWを意味します。
右の大きなスタンドランプは「23N」。
イサム・ノグチが香川の住居"イサム家"の縁側でも使用しており、特に気に入っていたモデルだったと想像できます。
今回特別に準備中の3階のショールームも拝見させていただきました。
オゼキさんと言えばの伝統的な盆提灯や現代のデザイナーとの作品も並びます。
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奥にはAKARIの木型も置かれていました。
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中にはイサム・ノグチ自身が削り、直筆のサインの入った貴重な物も。
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かなり横からで分かりにくいですが、OZEKIの"O"と"Z"を組み合わせ提灯の形を表現したロゴマークです。
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いや~、ノグチを全身で浴びました~、最高のノグチ浴でした!
人形町ショールームの皆様、ありがとうございました!
またお邪魔します。
オゼキ東京営業所
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東京都中央区日本橋人形町1丁目2-6 >>Google Map
TEL 03-3667-3931 AM9:00〜PM5:00 土日祝祭日休業