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道教は猫で、儒教は犬タイプだと思う

以前にオーディブルで老子を聴いて、最近は菜根譚を聴きました。

菜根譚をウィキペディアで調べると次のように書いてます。
「思想的基盤は儒教・道教・仏教を交えた三教合一の思想である」

三教合一、いいなと思いました。
どの思想も魅力的、でもかたよりすぎない。
思想をおぎない合う。
いいとこどりする。

人はそれぞれ違うので、この宗教、この思想がぴったり合うというのはない気がします。
ただ、たくさんある宗教や思想の中でこの考え方が自分に近いな、合うな、というのがあると思います。わたしはそうです。

老子の思想も魅力的でした。
世界の大きさと自分の小ささを感じました。

でも老子の考えの中にも少し違うかな、という部分はありました。
それをほかの思想でおぎなう。

それを一冊の書としてまとめている菜根譚という本に出会えたことがよかったです。
ひとつの思想に固執しなくてもいいんだというのを知れたことがよかったです。

そこで気づいたことがあります。
道教(老子の思想)は猫タイプで、儒教は犬タイプだなと。

老子はありのままでいること、成長はそんなに求めない。
むしろ学ぶな、とも言っている。
猫タイプ。のんびり。

儒教は親や目上の人を敬うこと、また学問にはげむことを説きます。
犬タイプだと思います。これもいい。

でもどちらかの思想にかたよりすぎると、かえって自分の中から反発が起こる気がします。
なんか違うな、というような。

だから自分なりにいいとこどりする。

そのつなぎというか、軸というか、バランス感覚を仏教が提供しているのかなと思います。

しっかりとした古典思想を基盤において、そこから自分の性格や環境、時代に合わせていきます。

古典を学んで、まずは全部吸収してそこから自分にチューニングする。

これをすきま時間に進められる。
オーディブルありがてえ。

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