[3135]2024年7~9月 お問合せの多かったご質問
以下のQ&Aは、2024年7月~9月の間に、ステークホルダーの皆様から多く寄せられたご質問について整理し、集約したものです。
10/8追記:なお、本記事は投資家皆さまへのフェアディスクロージャーを目的に作成しております。回答内容については、原則回答日時点のものを転載しておりますが、直近の開示済情報に対応した当社見解を公開しております。
1.連結業績予想
Q.2025年6月期業績予想は保守的ではないか?
A.当社は、コーポレートガバナンス体制(経営管理体制)強化の観点から、2023年7月より予算構築体制の強化を図ってきており、2024年6月期2Qに行った業績修正以降の業績予想精度は、着実に向上しているものと考えている。2025年6月期については1Qにおいて一時費用(前期から持ち越した本社移転費用の一部)の計上もあり、蓋然性の高い予想数値となっている。
Q.2025年6月期の1Q成績が、他のクォーターに比べ相対的に悪くなると予想しているのはなぜか?
A.合計で当社連結売上高の80%を占める個人向けリユース事業およびモバイル通信事業共通のシーズナリティとして、引越しシーズンを含む3~5月(3Q+4Q)に需要が高まる(=売上が増える)傾向にある。
よって、損益分岐ベースでの季節性としては、1Qの利益創出力が劣後し、その後2Q以降で利益が積み上がってゆく傾向がある。特に2025年6月期においては、1Qで約7,000万円の一時費用(本社移転費用の一部)の計上を見込んでおり、1Qが予定どおり収支トントンないし若干プラスで折り返せれば、以降は順調に利益進捗するものと予想している。
Q.いつ頃、営業利益率が過去最高水準(2020年6月期:6.0%)を上回るものと考えているか?
A.最新の中期経営計画では2026年6月期に売上高300億円、営業利益20億円(営業利益率6.3%)を掲げており、最短ではこのタイミングでの達成を目標にしており、現在も中計達成に向け各種生産性向上策に取り組んでいるところであるが、現状利益ベースでの進捗は、中計計画時点よりも1年後ろずれしているのが実態である
※営業利益
[旧] 2023年6月期計画・300百万円→[新] 2024年6月期実績・298百万円
[旧] 2024年6月期計画・800百万円→[新] 2025年6月期計画・700百万円
この現状に照らし保守的に仮定すれば、2027年6月期を含めた「2026年6月期以降」というのが現時点適切な回答になろうかと思う。
2-1.ネット型リユース事業>個人向けリユース分野
Q.業績予想の前提として、個人向けリユース分野については買取件数を増やす計画なのか
A.基本的には、買取1件当りの単価を引上げることを優先して考えており、買取件数については、2024年6月期実績のクォーター当り2万2千件超を一つの目安に、売上進捗と獲得コストとを両方を睨みながら適切な件数にバランスをとってゆくことになる。
Q.個人向けリユース事業において、業績のKPIとしては何に注目すればよいか
A.生産性向上フェーズが本格化する2025年6月期はこれまでと利益水準が変わってくるフェーズ。よって、2025年6月期においては粗利の絶対額(売上総利益額)に注目いただきたいと考えている。
Q.営業人員数の推移はどのようになっているか
A.6月末時点の断面では、4月入社の新卒社員も配属され、コンタクトセンターで接客を行うインサイドセールス(IS)と、実際に出張買取に出向くバイヤーとしてのフィールドセールス(FS)を合わせ140名程度。比率としてはFS人員の方がやや多いあたりことには変化ない。
Q.2024年6月期より新たに取扱いを開始した中古自動車については、2025年6月期ではどの程度の売上高・粗利率を想定しているのか
A.中古自動車については2023年9月末より取扱いを開始し、2024年6月期実績としては665百万円を売り上げた。2025年6月期については通期貢献することになるため、売上としては前期比+30~50%は行くものと見込んでいる。
また粗利率については、その時その時に仕入れた車種等によっても異なってくるが、概ね12~14%前後で推移してきている。
2-2.ネット型リユース事業>中古農機具分野
Q.マシナリは引き続き好調を維持するのか
A.引き続き海外需要が強い状況に変わりない。当社の輸出事業についてはほぼすべてが円建決済であり、為替相場の変動(円高)の影響については限定的。但し、海上運賃が上昇するとやはり買い控えが起こるため、むしろ海上運賃のトレンド(上昇傾向・下降傾向)を注視している。
3.モバイル通信事業
Q.2024年6月期4Qに新規回線の獲得ペースが一気に加速し、2025年6月期からは獲得数のステージアップが見込まれるとのことだが、新規回線獲得のための広告宣伝費も増加しており、2025年6月期の収益構造(利益率等)はどう変化してゆく見通しなのか
A.広告宣伝費をかけながらも保有回線数を積み上げてゆく方針であり、売上は大きく伸長するとともに、セグメント利益も着実に積み上げてゆく計画である。
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