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「株の値動きの仕組みから考えるIR」IR Advent Calendar
はじめに&自己紹介
はじめまして / いつもお世話になっております。IR Agents の関本です。
普段はX (旧Twitter) にて、IR Agents (@ir_agents)として、運用会社アナリスト→ヘッジファンドポートフォリオマネージャー→IR支援とかIR取材代行とか という立場から色々好き放題に喋っています。
今年で3年目を迎えたIR Advent Calendar, 「いつも最初の方だったなー」っていう考えで1日目に登録した訳ですが…
「あれ? そういえばいつもって1日目主催者のシゲマツさん (@omatsujapan) の開催挨拶みたいなのじゃなかったっけ?」
早くも半分くらい埋まってきてますね!
— キリン@神戸投資勉強会 (@yudu1105) November 20, 2024
キリンは3年連続クリスマスイブです
そして発起人が1日を取れなかったのは初めてなようなw肉食べ過ぎで油断してたのでしょうね👺 https://t.co/bH1GlsN4HE pic.twitter.com/NvtYNMUMfy
やっちまったぜはっはっは
という訳で毎年のようにやたら文字の多い重めの話を、今年は最初からやっていこうと思います。
ちなみに今年のアドベントカレンダーの一覧はこちらです。
https://adventar.org/calendars/10758
とはいえ何を書こうか…ということで、Xの投票機能に委ねた結果、今年のトピックは株価の動き方×IRということで書いていこうと思います。
ちなみに同様にトピックは割と色々オープンなところだったりクローズドなところさったりで話しているので聞いたことがある人はいるかもしれません。
今年のトピック
— IR Agents (@ir_agents) November 20, 2024
去年は資本コストという割とIR向けの話だったので、今回の話はIR視点からでも、投資家視点からでも何かしら面白味のあるものにしたいと思います。
去年僕の記事のタイトルをパクった、さんまのIPOの投資家にとってもIRにとっても面白そうな記事が一番♡を集めたことにちょっと対抗心がある訳ではないです。いいね?
嘘ですちょっと (ちょっとだけね) 気に食わないので読んで面白かったら♡ください♡
「株価が上がる/下がるとは?」
さて、本編の前に問題です。
「下の状況で、株価が1,000円から1,010円になるためにはどうなったら良いでしょうか?」
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運用側であろうとIR側であろうと、「株価」というものに相対することは避けられません。
運用側であれば「買った株の株価が上がって欲しい」、「株価が上がる株を見つけたい」、「株価が下がる前に売りたい」、「株価が下がりそうな株を見つけたい」。
IR側であれば「自社の株価を上げたい」「自社の株価を下げたくない」。
一方で、「じゃあ株価が上がる/下がるっていうのはどういうことですか?」という質問に、具体性を持って答えられる人は、経験上あまりいません。
目指す事象が発生するメカニズムをあまり理解しないまま、「こうなったら上がる…かもしれない」、あるいは「こうなったら下がる…かもしれない」と進んでしまうと、「なんとなく上がったなぁ良かった良かった」「下がってしまった、何故だろう」と、結局結果を受け止めるだけで腑に落ちないまま終わってしまいます。
という訳で、今回のトピックは「株価の値動きのメカニズムを正しく把握して」「IR/運用に活かす」ことについて説明出来ればと思います。
ちなみに中には「株価? よく分からんけど上がりそうだから買ったら上がったよHAHAHA」みたいな感じで勝ち続ける人もいます。あくまで理論と体系的な理解は僕を含む凡人向けの武器ですので、こういう狂人天才は無視しましょう。真似できると思わない方が良いと思います。
さて、冒頭の問題に戻ります。皆さんの中で答は用意出来たでしょうか。
僕なりの答は次の通りです。
① 誰かが1,010円に出ている注文を買うこと
② 既存の株主が1,000円で売ってこないこと
当たり前に見えるかもしれませんが、①をなんとなくイメージ出来る人は多くても②のイメージが無い人が多い、というのが僕の印象です。
そして、この回答を一般化すると以下のようになります。
株価が上がるとは
①『たった1人でも』『新しい買い手が現れ』『今の株価よりも上の価格の注文を買うこと』
②『たった1人でも』『今株を持っている人が』『今の株価よりも下の価格で売らないこと』
株価が下がるとは
①『今の株価よりも上を買う新しい買い手が現れないこと』
②『たった1人でも』『今株を持っている人が』『今の株価よりも下の価格で売ること』
これは僕が株を考える上で中心に考えていることですし、支援先のIR資料やIR施策を考える上で考えていることでもあります。
これを、本稿では「株価のメカニズム」と称して進めていきます。
「上が買われる銘柄/上を買って貰える銘柄」
株価が上がる(下がる)条件①「上の株価の注文を買う買い手が現れること」について深掘りしていきたいと思います。
"誰が"買うのか
まず"誰が買うのか"という観点になりますが、これは2つに分けて考えましょう。それは、
① 既に株を持っている人が上を買う (買い増し)
② 今は株を持っていない人が上を買う (新規)
また、①については更に2つに分けられます。
①' 既に株を持っている人が『まだ足りないから』上を買う
①''既に株を持っている人が『見通しを変えて』上を買う
以上の2つを合わせて3つのパターンについて考えていきます。
"なぜ"買うのか
①' は分かりやすいです。
「この会社を買っていたら儲かるだろう」と考えている人が、ただ「今の株価/今の状況/今の保有量ならまだ買える」と考えて買っている訳なので、そのまま放置していれば株は上を買われます。
イメージとしては、機関投資家からの大量保有が出た後、株価が上がっているのに継続して買い続けていて、さらに変動報告書が出た、というような状況でしょうか。
①''と②は背景の判断としては似通っています。
すなわち「今の株価以上の水準で買っても、儲けの見込みが十分に大きい」と判断されるから買う、という状況です。
ただ、この「儲けの見込みが十分に大きい」というところが曲者だと思います。
例えば個人的な感覚ですが、「この銘柄、若干安いし10~20%位は取れそうな気がするけどこの水準だと買いにくいなー」というのは結局買われないまま放置されます。
そういうのよりは「この銘柄は50%上がる、いや倍になる」という銘柄を買いたいからです。
つまり、「他社よりちょっと安い」だけだと基本的に上を大きく買ってくる主体は現れないことが多いです。
「うちは安いと思うのに買われない…」という会社は割とこういう状況であることが多く、「強いて上を買いに行きたいと思うアップサイドを感じさせられていない」というケースが見られます。
運用側の視点から言うと「ちょっと安いくらいで上をガンガン買ってくる主体はどれだけいるのだろう」という銘柄を持ち続けて資金効率が悪くなる、あるいは地味にだらだら下げが続いて心が痛む、というケースがあると思います。
勿論成長企業であればこの10~20%の割安さが、来年には20%、30%の割安さになり、いずれ…となるのですが、そういうのを待てる場合は待つのが良いと思います。 (その場合はまた違う部分をケアしなくてはいけないのですがそれはまた別の機会に)
なお、①''と②とでは少し状況が違います。
②は「知ってもらえれば」買われる可能性があるので、ストーリーに変化がなくても、例えば露出を増やすことで見つけてもらい、上を買ってもらえることがあります。どちらかというと楽な部類です。
一方①''は少し難しく、「既にポテンシャルを知っていたはずの人から見ても、更に大きなポテンシャルを感じさせる"変化"を見せる」ことが必要です。
例えば、競争環境の変化やM&A、想定していない(織り込んでいない)利益率の改善等がそれに当たります。
逆に言えば、「従前からコミュニケーションを取っていた内容」「従前から察された内容」を発表して①''の人たちに上を買ってもらうのは期待薄と言えます。
大体買い手側/買われる理由側についてはこれで大まかに整理出来ました。
※空売りについては後述
「売られにくい銘柄/(出来るだけ)売らせないコミュニケーション」
続いて株価が上がる(下がる)条件②「今の株主が売らないこと (売ること
)」について深掘りしていきたいと思います。
"なぜ"売るのか
こちらについては"誰が売るのか"は定義済みですが、そもそも「株を売る」っていう行為は基本的に株を持っていないと出来ません。
そのため、「株が売られない」あるいは「株を売らせない」というのは既存株主のケアとほぼ同じ意味と捉えて良いです。
既存株主が株を売るケースは下の4つですが、企業側から管理出来そうなのは上の2つです。
① 持っていた期待が裏切られた
② 知らない情報が出てきて見方をアップデートした
③ 他により良い銘柄/業界があった
④ ポジションサイズを落としたかった
この内、③と④に関しては会社側から対策を取りにくい話ですし、正直どうしようもないです。
ただ、「外部環境の変化を受けて、株のポジションを落としたかった」は今年の8月頭などが思い浮かびますが、その後大きく戻した銘柄が多いように、これだけが理由の場合は外部環境の見通しが立った後、あるいは「外部環境を受けてポジションを落としたかった人が落とし切った後」は売ってくる人がいなくなるため、戻すことが多いです。
改めて、次はコントロールしやすい部分として①から考えていきます。
これは「"なぜ"買うのか」の項と似た話になりますが、そもそも今の株主が買った裏側には勿論理由があります。
勘違いしない方が良いのでは、「全ての株主は格好良い理由で株を買っている訳ではない」ということです。
「業績が伸びそうだから買った」
「上方修正があると思って買った」
「ビジネスモデルが良いと思って買った」
がファンダメンタルズ的な理由だとして、
「株価が上がっているから、上がり続けると思って買った」
「プレスリリースが凄そうだから買った」
「社長がめっちゃ伸ばすって言っていたから買った」
「雰囲気で買った」
も立派に買われる理由になります。
そして、売られるというのはこれらの理由が間違っていたことが示されたと判断された時になります。
「業績が伸びそうだと思ったけど伸びなかった」
「上方修正がなかった」
「競争が激しくなってビジネスモデルが信頼出来なくなった」
「株価が上げ止まった」
「プレスリリースの件があまり影響なかった」
「社長が言っている通り伸びなかった」
「雰囲気が悪くなった」
初めに挙げた買いの理由に対応する売る理由は上のような状況です。
②も①と似たようなところですが、「思っていたのと違う情報が見えた時」というのはもう少し幅が広いです。例えば、
「業績が伸びそうだと思って買ったが、今期は一過性の需要があり、来期は剥落することを知ったので、(今の成長が続くわけではないと判断して)売った」
「上方修正があると思って買ったが、下期に採用・広告の投資が期ズレていることを知ったので、(上方修正があるか不透明になり) 売った」
といった形です。
IR側でも、運用側でも、「向かいの人間はなんで今買っているのか」を把握することや「どういう時に人は買いだと判断するのか」「それに対応して彼らが売る理由は何か」などのパターンを把握しておくことが、重要になります。
余談ですが、いわゆる個別銘柄を煽る人で、「ガチホ」だのなんだの言っている人はこの辺りをよく理解していて、「自分の後から買ってくる人間を作る」ことと「追っかけて買ってきた人間が自分より先に売らない」状況を作って株価を上げようとしている訳です。
"売らせない"ためにどうするか
さて、それでは「"売られない"銘柄 / "売らせない"コミュニケーション」はどう考えたら良いかというと、上の売る理由を先んじて潰していくことが重要だと僕は思っています。つまり、
① 与えた期待を裏切らない
② 過剰な期待を与えない
③ 見方を変える可能性のある新情報の出し方に注意する
④ そもそも間違った考えの参加者に買わせない
の4つです。
①と②は言ってしまえば「有言実行」あるいは「期待値コントロール」という話です。
中長期的な観点で強気でいることは重要です。「不安だからとりあえず見えている範囲として来期だけ…」という姿勢よりは「当社はここを目指している!」と言える方が、投資家としても長期の展望を見易いものです。
一方で、与えた期待に対して実績で満たせないというのは結局将来の売りを招くことになるため、実態を超えた期待で買われた株価は結局戻ってしまう、ということになります。
③は「如何に悪い情報を織り込ませるか?」という観点です。
良い情報だけを出し続けていると、市場は結構な頻度で誤解をします。
それは、「この良い状態が当たり前で、それが続くのだ」という誤解です。
一方で、事業環境の変化もあれば先行投資もあり、その他様々な要因がありそう上手くはいかないというのが実際だと思います。
しかし、この問題が表出したタイミングで勢い良く新情報を出すと、全ての株主が一斉に今までの期待を変え、売りに回ってしまう & 購入を考えていた投資家も一旦手控える ということになり、ともすると本来この水準位はあっても良いのにな、という水準を超えて売られ、誤解が払拭されるまでは株価が中々上がらない、という状況になります。
ポイントは「良い話が出来る内に、(期待値を冷やさない程度に)将来的なリスクの説明をしておく」ことで、結果的にそのリスクが実現してしまった際、投資家に「まぁでもこれは昔言ってたし納得済の内容ではあるなぁ」という感想を抱いて貰わないといけないという点です。
その時の株価の動き方のイメージは以下の図のような形になります。
②をイメージしながら情報を出していくことが重要です。
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最後の④の説明が一番難しいのですが、上で説明している通り、「株価を下げる主体は現在の株主である」というのは株価のメカニズム上重要なポイントです。
そうすると、コントロールし辛い存在が参加者(株主)だと割と将来的にネガティブな訳です。
コントロールし辛い存在とは、例えば
①会社のビジネスモデルを誤解している人
②会社に対して、会社が意図していない方向の期待を持つこと
③会社の発表に対して間違った理解をされること
などです。
この話をする時、割と僕が例に出すのは(今や昔となってしまいましたが)任天堂がPokemon Go をリリースし、株価が急騰した後こういった開示を出しました。
当アプリは、米国法人Niantic, Inc.が開発を行い配信しており、当社の関連会社である株式会社ポケモンは、ポ ケットモンスターの権利保有者としてライセンス料及び開発運営協力に伴う対価を受け取ります。なお、株式会社ポケモンは、当社が議決権の32%を保有する持分法適用関連会社であるため、当社の連結業績に与える影響は限定的です。
https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2016/160722.pdf
まぁ当時は「相場を冷やすな」みたいなコメントも見られた覚えがあり、結果的に株価は下がったのですが、これがもし開示されないまま「これは覇権を握る!ポケモンだから任天堂!利益が1000億円上乗せ!」みたいな議論になって株価が上がってしまっていたらどうなっていたでしょうか。
極論ですが、ある程度上がる過程で「なんだなんだ上がってるから入るぞ」とか「聞いた話だとポケモンGOで利益が4倍(当時任天堂の営利は300億)らしいぞ!」とかいう考えで入った後、決算で「え、そんなことないですが…」と開示された後、残っているのは事業モデルへの理解が無かったり、値動きだけで入ったり、間違った理解をしている参加者だけになります。
その状況は割と大変です。ちゃんとした投資家は「まともな価格になるまで触らない」「過去入った人達が綺麗に抜けるまでは上が重い」という判断のもと入ってこなくなり、しばらくの間IRによるコントロールとは別の影響が大きくなってしまいます。
そのため、「こういう誤解があるな」は積極的に解きに行き、間違った理解のまま株主になった人を減らしたり、そもそも誤解の余地を潰すことは非常に重要です。
派生して色々な考えはあるのですが、とりあえずこの辺りを意識しておけば大丈夫だと思います。また、運用側から見ても、「誰が売ってくるだろうな」みたいな感覚はあると良いのかと思っています。
空売りは株価にニュートラル、流動性的にはポジ
さて、上の議論の中で意図的に省いたところがあります。
それは、上の「売ってくるのは現在の株主」というところと違う話になる、「株を借りてきて売る=空売りする」主体です。
Xや掲示板では「悪の機関投資家が売り崩そうとしている!」という話を見ますし、IR支援業者でも「機関から空売りされています」みたいな話をすることがあるらしいです。
実際のところ、空売りが実際に株価に与える影響はニュートラルで、むしろポジティブなことが多いです。
そのため、上で説明した話の例外として捉える必要はありません。説明していきます。
まずは次の流れの画像を見てください。
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今、この会社の株は空売りされ、株価が下がってしまいました。
これは上の説明で言う「下に向かって売られた状態です。
ところで、空売りは「株を借りてきて売る」行為ですので、いつかは返さないといけません。
今、空売りされて以降何も動きがなかったと仮定した時、株価はどうなるでしょうか。
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はい、空売りされる前よりも株価は上がりました。
では、「空売りが入る前に新たな買い手が現れた」場合を考えます。

はい、もっと上がりました。
じゃあ空売りって儲からないじゃん! そうですね、空売りが儲かるケースも考えてみます。
それは上で説明した通り、「現在の株主が諦めて売り、上を買う人間が現れなかった場合」です。

お分かりでしょうか。結局「上を買う人がいなくて」「諦めて売る現在の株主がいる」から、空売りによって最終的に株価が下がることになります。(なんなら空売りの回収時には買い戻されるので、ちょっとボラティリティを抑制する効果もあります)
一方で、空売りされることには企業側に明確なメリットがあります。
それは「仮想の流動性の創出」と「将来絶対に買う主体の登場」です。
後者は上で説明した通りですが、前者は少し説明します。
例えば、発行済株数が100株で、創業者が80株持っていて、市場では20株しか取引されていなかったとします。これはいわゆる「流動性が低い」状態です。
ここで仮に創業者が30株を貸株に回して、30株分空売り出来るようになるとどうなるでしょうか。
そうです、市場で取引され得る株数は20株から50株に増えます。
新株を発行している訳でもないのに取引出来る株数が増えているので、これを僕は「仮想の流動性」と呼んでいます。
現在、流動性が低くて困っている、という問合せは多いのですが、その度に僕は「いやぁ普通に取引出来る株数少ないんですよ、貸株しましょう」って言っています。(最近ちまちま話題の株式担保ローンとかされるとちょっと面倒らしいんですけど)
え⁉︎空売りされて株価が落ちてしまうんですよね⁉︎
大丈夫です。それで株価が落ちるようなら今の株価が既に高くて投資家から魅力が無いか、そもそも理解の薄い株主層でした。流動性増やして誤解をなくして強くてニューゲームしましょう!
……いやぁどうにも理解を得られるケースは少ないんですよねぇ僕のロジックの方が正しいと思うんですが(遠い目)
本稿まとめ「株価のメカニズムから考えるIR/運用」
実はまだまだこの株価のメカニズムから派生して説明出来ることは多く、僕自身がIRに関する相談に答える時意識していることがあり、当初はそれも書く予定でした。
現時点で8000字行ったのでまた今度機会がある時に考えます←
自分の考えの整理と言語化、あとはもう少し本邦の資本市場のレベルアップを目指して書いているのですが、毎度重たいなぁ…
ちなみに書こうとしてメモに残していたトピックは以下などです。タイトルだけから是非自分で考えてみても面白いかもしれません。
①「投資家ターゲティング」「ファンを作るIR」は無価値(とは言わないけどあんま意味ない)
②× 理解の交錯 ◯ 嗜好の交錯
③投資家バケツリレーに注意
等々。
まぁだいぶ長くなりましたが、総括は以下の一文にまとめられると思います。
市場参加者の買う理由と売る理由を把握し、コントロール出来るIRが良いIRである
以上!
宣伝: IR Agentsについて
投資家向けに取材代行メディアをやっているのでもしよろしければご覧ください。
我こそは! IR取材して記事にしてくれ! という企業様側からの依頼も歓迎です。
企業様側にコストかかりません。
取材申し込みした時は応えてくれると嬉しいです。
IR支援とかもやってます。公開情報ベースの相談であれば無償です。
重要事実とか経営戦略の深いところまで話してIRとか考える時は有償になっちゃいますが…
明日は主催のシゲマツさん!乞うご期待!
(いや本当1日目取ってごめんなさい…)