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引き算ができないバンド HER NAME IN BLOOD

数ある日本のメタルバンドの中でも「筋肉」と言われて真っ先に思いつくバンドと言ったら…?

そう、HER NAME IN BLOOD(以下ハーネーム)ですよね。

2018年5月から新アルバム「POWER」を引っさげてツアーをぶちかますので、それまでに興味を持たれた方は是非ライブに足を運んでみてください。

どんな曲やってるの?

「聴くプロテイン」とかいうパワーワードにも程があるキャッチフレーズを持つ彼らの曲ですが、知らない人からしたら何のこっちゃでしょう。

では実際に新譜「POWER」から表題曲「POWER」を聴いてみてください。

「あっ…(察し)」ってなったと思います。

POWERって曲だからもうパゥワーしかないよ!みたいなド直球ぶり。

ほかの曲も、ライブ定番曲のGASOLINES(←再生できない人はこちら)とか

近年の定番曲BAKEMONO(←ちゃんと最後まで聴いてねw 再生できない人はこちら)と

個人的にやってくれたら嬉しいRevolverなどを。

…どうですか?

一通り聴いてみてめっちゃ筋肉じゃないですか?

筋肉なんですよ。

MV見てて「なんやこのマッチョ」って思いませんでしたか?

その人がボーカルです。

筋肉なんですよ。

筋肉!パゥワー!BAKEMONO!それがハーネームです。

・メンバーが濃すぎる

現在はバキバキマッチョのボーカルIKEPYさん、

すごいピロピロ超絶ギターのリーダーDaikiさん、

常にニコニコでシャウトがすごいベースのMakotoさん、

かわいいのにえげつない演奏する末っ子ドラムのMAKI君、

ギターがめっちゃ上手いのにキャラが異次元のTJさん

で構成されているメタルバンドなのですが特にTJさんの異次元っぷりが群を抜いており、メンバーさんによる名言集が作られるほど。

↑文字だとまだわかりやすいんですが実際にMCとして聞くと本当に何言ってるか解らなくてフロアもメンバーさんも真顔になる瞬間が訪れます。

曲は全体的にめっちゃ漢らしいのに。

・情報量が多すぎるライブ

こんな情報量の多いバンドをライブで見たら訳がわからなくなると思ってませんか?

本当に訳がわからないです、忙しすぎて。

筋肉モリモリバキバキの人が咆哮してる隣で弦楽器隊がキレッキレの演奏してバンバン飛び跳ねてて、後ろでめっちゃドコドコバタバタしてる子がいるんですよ。

もうどこ見ていいかわからないです。

ステージから放たれる漢らしい音、ぶちかまされるメンバーさんの個性。

情報量の暴力。

「かっこいい要素全部入れたらドチャクソかっこよくなるんじゃね!?」的に足し算を重ねた結果、実際にすごくかっこよくなってしまった感。

おそらく引き算という概念がない世界線に生きている人たちです。

そして、そこに生きるには相当のセンスが必要であり、それを兼ね備えている人たちです。

是非ライブを見て、情報量に圧倒されて、気づいたらメロイックサインを出している。そんな時間を楽しみましょう。

ライブが終わる頃にはあなたもシュワちゃんになっていますよ。


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