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「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」直前 ブレワイ振り返りスペシャル

ついに、ついにだ。
ついにやってきた。
この日がやってきた。

この日・・・?

ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダムの発売前日だろうがっ!!!!

発売前日ということは、もうほとんど発売日と同じだということだ。
ダウンロード版を購入し、事前ダウンロードをとっくに済ませた俺は、今夜0時を廻ったらすぐにプレイができるんだからな!!!!!

あと半日を切った!
10時間程度、すぐだ!
今夜は眠るつもりは、ないぜ!

まあ明日は早朝から5歳娘の遠足の弁当作りもしなきゃだからな。
朝まで起きておくにはいい日だろう。

この日を迎えるに当たって、俺はちゃんとローソンに行き、ゼルダ一番くじを引き、ハズレを引きまくって後に引く人々の糧となっておいた。俺の代わりにマスターソードを引けばいいさ。
それにハズレとはいえ、ハートの器の形をした皿など、実用的なファンアイテムがゲットできたのだ。十分にテンションは上がったさ!
負け惜しみじゃないぜ!


・・・さて、実はここのところ、5歳娘に前作「ブレスオブザワイルド」をプレイさせていた。

とはいえ、ボスとのバトルや謎解きなど、彼女の手に余る部分は俺がプレイしているため、事実上の2週目プレイをやっているようなものだ。

そこであらためて確認した。
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド・・・これは神ゲーだ、と。

ブレワイをプレイしつくした英傑たちからすればわかりきったことかもしれないが、一体俺は何が楽しかったのか、以下に記述しておく。

①自由な「縦への」移動

壁、のぼれまくり。
高いところから飛び降りれまくり。
これができるから、ブレワイの移動には「とてつもない自由」を感じることができるのだ。

がんばりゲージをうまいこと回復してやれば・・・
いや、ちょっとした壁のでっぱりを見つけてやれば・・・
着地の瞬間だけパラセールをバッと開けば・・・!
見える場所全て、行けない事はない。

こんな当たり前のことが、当たり前にできる。
だからこのゲームは素晴らしいのだ。

ゲーム製作スタッフさんたちと、勇者リンクの腕力に感謝を。

②ちょうどいい「ちょいムズ」

アッ、失敗した・・・!
死んだわ・・・!
いや、でもわかったぞ、攻略法は見えた。
大丈夫大丈夫、次はいけるわ。

・・・
・・・
ああああああああ!
そうじゃねええええええ!!!
死んだあああああああああああ!!
違う、今のは練習で、悪い例だ!
次!

このトライアンドエラーの連続で、アクションゲームの苦手な俺でもなんとかどうにか、クリアできていくバトル。
そして考えに考えを重ねて、時にはゴリ押しも使って、解き明かす祠の謎。

絶妙な難易度が、ゲームを続けるモチベーションを上手い具合に維持してくれるのだ。
そして、勝てた時、解けた時に得られる極上の達成感は言葉にできない。

リンクの命はオートセーブやミファーの祈り、各種料理により軽いも軽いが、ゲームだからいいのだ。
いい意味で死にゲー。
それがブレワイだ。

③豊富な「要らない」サブ要素

まずは素材が要らない。
果実なんてリンゴだけあってもいいのに、バナナやドリアン、メロンにヤシの実まである。
モンスターを倒したときに得られる素材だって、用途は薬の材料になるくらいでどれも同じなのだから、一律でいいはずだ。

それでも、暑い地方にいけばトロピカルなフルーツが食べられ、目玉コウモリを倒せば羽と目玉が手に入る。

これがいいのだ。

決して必須ではない要素なのに、ちゃんと力を入れて作ってくれたおかげで、俺たちはハイラルの世界をここまで堪能することができた。

また、祠だって120箇所も要らないし、コログだって900人も要らない。
寄り道したら豊富に見つかる宝箱やレア鉱石だって不必要だ。

不必要だけど、ある。
現実世界にだってそんなものばかりだ。
そんな不必要を膨大な手間をかけて実装してくれてありがとう。
それしか言う言葉が見つからない。

④数少ない「濃厚な」メインイベント

メインストーリーと呼べるのは、始まりの大地でのチュートリアルと、
4神獣の解放と、
ゼルダ姫との思い出巡りと、
ラストのガノン討伐。

これだけだ。

これだけなのに、
あの最初に出会った爺さんが「ホホホーイ」と言いながらパラセールで降りてくる姿や、
ミファーの笑顔や、シド王子のガッツポーズ、
ダルケルの「相棒!」の声、
テバと挑んだ激しい空中戦、
ヴァーイとなってゲルドの街に侵入した思い出、
そして、
そしてそして、
ゼルダ姫の笑顔。

こんなにも俺の心に強く残っているのは何故だろう。

それは、美麗なムービーと声優さんたちの熱演もさることながら、ゲーム全体のアクセントとしてメインストーリーが要所に配置された、その構造が素晴らしかったからだ。
登場人物たちのテンションとプレイヤーである俺のテンションが自然と同期できたからだ。

最後までプレイして思うこと、それは、
大好きだ、ハイラルのみんな!

そんな感想が出てくるようなゲーム体験、ここ数年できていなかった。

ブレスオブザワイルド、ありがとう。

そしてハードルを高く高く上げることになるかもしれないが、

ティアーズオブザキングダム。

君にはこれ以上のゲーム体験を期待している。

今夜0時、君と出会うのを楽しみにしているゾッ!


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