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【Elin初心者向けガイド②】君は冬毛もこもこのスライムを繁殖させて朝昼晩毎食スライムの卵料理を食え

この記事は、先日発売されたばかりの神ゲーム「Elin」を、哀れにもこの記事をうっかりクリックしてしまった君、そうだ、君だ。君に布教するための、「初心者向けガイド」とは名ばかりの駄文のカタマリである。

アッ、やっちまったな。もうこりゃ覚悟を決めてElinをプレイするしかねえな。
この時点でそう思ってくれた君はもう以下を読み進める必要はない。
以下のリンクからElinを購入し、さっそく自由にプレイしてくれ。
もう俺が言うことはないからな。

いや待て待て。そもそもElinって何なんだよ。
もちろんそう思う君の反応も当然だ。
そんな君のために、俺は今からElinの魅力をつらつら語っていくことにするわよ。ゆっくりしていってね!!!

ただし、この記事は②である。前の記事があるんだよな。
どうせならそっちから読んだ方がいいと思うぜ!!!
リンクを貼っておくからな!!!

よし読んだな!!!
以下、読んだ前提で話を進めていくぞ。
ゲームの詳しい説明とかもうしないからな。


君はふわもこスライム「雪プチ」を手に入れろ

突然だが、君は正月にお年玉をもらう側かな?あげる側かな?
まあどっちでもいいや。
お年玉ってのは、たいていお金が入っているものだが、それ以外の、なにかしら喜ばしいものが入っていてもいいよな。

想像してほしい。
あの、小さいポチ袋がパンパンに膨らんでいる様子を。
そして、なんだか微妙に動いていて、手に取ると少しあたたかい。
君はおそるおそる袋の中を見る。
…つぶらな瞳と目が合う。
お年玉袋の中にみっちりと、詰まっている。
冬毛がもっさり生えた、うさみみ付きの薄水色のスライムが。


「(あけましておめでとうございます)」

やったぁ!今年のお年玉は雪プチだぁ!!!!!!!

はい。これが君と雪プチの、出会いの物語になります。
冗談を言っているんじゃないぞ。
正月に、何者かから、お年玉として1匹郵送されてくる。それが雪プチです。うれしいねえ!

このElinというゲームにおいては、「満腹度」という概念があることは以前に話したな。
そのため、農業も釣りも(あんまり)できず、食料調達が困難になる冬は、死の季節となる。
11月までに貯めこんだ食料をやりくりして、どうにか餓死しないよう、12月を乗り越えてほしい。
1月1日には、お年玉が届くから!それを拠り所にして!

君は雪プチを家畜にして、多大なるメリットを受けろ

さて、正月だ。念願の、お年玉の雪プチが届いた。
君はそれをどうするつもりだ?
もちろん、殺して肉にして食べることはできる。プチ族の肉はコラーゲンたっぷりで美味しく、魅力を上げる効果もある素晴らしい食品になるからな。
しかし、よっぽど切羽詰まっていない限り(餓死寸前でない限り)、すぐ食べるのはおススメしないぞ。
俺がおススメしたい雪プチの活用法は、家畜として育てることだ。
家畜にすることで得られるメリットは以下のとおり多々ある。

①かわいくて癒される
②帰宅時に、おかえりんこ!って言ってくれる
③卵を産む
④乳を出す
⑤毛が刈れる
⑥繁殖させられる

①と②はいわずもがな、最も大事なメリットだ。君のプレイのモチベーション維持に役に立つ。

③の卵生産は、君の拠点の食糧事情を大きく改善することだろう。
わりと頻繁に雪プチは卵を産んでくれるので、能力値の偏りさえ気にならなければ、君1人の食いぶちは確保してくれる。朝昼晩毎食、君は雪プチのゆで卵を食え。
雪プチの肉は美味しく栄養豊富であることは前述したとおりだが、卵だってそうだ。食べるたびに君のお肌はすべすべになり、魅力は上がっていくだろう。
そして何より、プチ族の肉や卵は腐らない。天然の保存食だ。
君は遠出する際に、謎の肉をこねて作った謎の保存食「キブル」に頼る必要がもはやなくなるのだ。

次。④の乳生産。どこからかわからないが、雪プチからは乳が出る。けっこう大量に出る。う、うまい!

⑤の毛については、俺は飼ってからしばらく気づいていなかった。
しかし、見たまんまこいつらは毛がふわもこだ。ハサミさえあれば、たっぷり「カシミア」が刈り取れる。
か、カシミア?お前の毛ってカシミアだったんだ!?肌ざわりが妙にいいと思ったよ!
カシミアは防具になれば冷気耐性を得られる優れた素材で、雪プチ牧場以上に安定入手する手段を、俺は知らない。

最後に⑥の繁殖だが、大事なことを言うぞ。
繁殖する際には、「有精卵」が必要だ。
これは雪プチが産卵時にランダム低確率で産出してくれる。
普通の卵からは、赤ちゃんはうまれないから注意してくれよ。
運よく雪プチの有精卵をゲットできたら、君はそれを大切に、君のお布団に寝かせてやれ。布団をかけてあっためておけ。
そして、しばらく待て。だいぶ待て。体感だが、赤ちゃんが生まれるまでにはけっこう時間がかかる。忘れたころに、孵化するだろう。
これを繰り返すことで、どんどん君の拠点に雪プチは増えていく。
ちなみに俺の拠点には、現在10匹の雪プチが飼育されているぞ。

なんて幸せな光景だろうか。
君の拠点がこうなる日も、近い。

君はちょっとしたハードルを乗り越えて雪プチを飼え

さて、先に牧畜をして得られるメリットだけを説明しておいたが、デメリットというか、ちょっと大変な部分について、少し書いておく。

①もちろん、奴らのエサ(牧草)が要る
②増えるたびに名前をつけてあげるのが大変

まずはエサについて。
エサとなる牧草は、付近の野原に生えているので、こまめに刈り集めておこう。ススキも刈ると牧草になるぞ。
別にエサがなくても家畜は死なないのだが、エサを食べないと奴らは卵や乳を出さないし、何よりかわいそうで仕方がないだろが。
家畜の数を増やせば増やすほど、牧草はマッハで減っていく。
少し前まで、拠点内で牧草の栽培を試みていたのだが、とても追いつかなかった。その辺で刈ってくるのが正解だ。

そして名前について。

名前をつけると愛着がわくよ。
それだけ。

※実は、名前を付けない方がいい説がある。名前をつけると、各雪プチが生産した卵類が、「ぶよぶよんの卵」「ばるんばるんの卵」「しろまりもの卵」と分かれてしまい。インベントリが煩雑になってしまう。名前をつけないと、たぶんだが、「雪プチの卵」でひとまとめになると思う。
でも、「これがぶよぶよんの味かあ~」などと思いながら食べるとじんわりあたたかい気持ちになったりするよ。名前、付けた方がいい。



こんな記事を、ここまで読んでくれて本当にありがとう。
どうだろうか。
少しは君の興味をかきたて、Elinプレイへの動線となれただろうか。

俺はあくまで、真っ当に、ゲームの明るい部分にスポットを当てて紹介したかった。かわいいものがたくさんの、素敵なゲームだよ、と言いたかった。
そういう気持ちでこの記事を書いた。

…でもね、正直に言うよ。
それは残念ながらElinのほんの一部に過ぎない。
実際には、盗みや殺人などの悪いことをしまくったり、人肉を食べたり、媚薬を混ぜた飯を食わせて強制的に産卵させたり、薄暗い部分もたくさんある、カオスなゲームなんだ。

それでも、俺は君にElinをやってほしい。
俺は君と、Elinの話がしたい!!!

…さて。
あらためてここにリンクを置いておくからな。
できればいつか、君の死に様を「パルミア・タイムス」で確認できれば、俺は本当に幸せだ。

それでは。
俺はホロメママと雪プチたちの元に帰るからな。

ノースティリスで、また会おう。

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