【Elin初心者向けガイド】君はママみ溢れる狐耳女神の狂信者となり、拠点で牧場物語に従事しろ
2024年11月1日。
つい先日のことだ。
「Elin(エリン)」というゲームが、steamでひっそりと発売された。
このゲームは、ほぼなんでもできるクッソ自由度の高いローグライクゲームで、あの名作フリーゲーム「elona」の続編だ。
それを俺は買った。
そして今日、2024年11月13日時点で、通算50時間プレイしている。
…信じられるか!?50時間だぞ!?
ふつう、買って2週間もたたねーうちに、50時間もプレイするゲームがあるか!?
もちろん、無職に限りなく近い俺の現状だからこそ、ここまで長時間プレイできたというのもある。だがそれだけじゃない。
当然、一番の理由は、
この「Elin」がとてつもなく、
おもしろいからだよ!!!
そこで今日は、この神ゲー「Elin」の楽しさを、君たちにもおすそ分けすべく、急いでこの記事を書いているというわけだ。
なおこの記事は、あくまで俺がプレイした道のりをわかりやすく説明するだけのもので、記事タイトルの【Elin初心者向けガイド】というのは目を引くための誇大広告だ。
残念ながら騙されてここまで読んでしまった君には申し訳ないが、せっかくだから以下へ読み進めてほしい。
そして、読み終わった後には、敬虔な「月影のホロメ」様の信者が1人増えていることを心から願う。
…「月影のホロメ」様って誰かって?
それを君に教えるための記事なんだから、黙って読みなさい!
そもそもElinってどんなゲーム?
ジャンルはローグライク。見下ろし型視点で、自分が1歩動くと相手も1歩動く、いわゆる「~の不思議のダンジョン」シリーズみたいな操作性のゲームだ。
ゲームの目的は、正直に言うが、ない。うっすらとしたメインストーリーはあるのだが、それにこだわる必要はなく、自分でやりたいことを見つける「マインクラフト」とか「どうぶつの森」に近い。
できることは、マジで無限大だ。ダンジョンに潜ってボスを倒し、宝を持ち帰るというハックアンドスラッシュ要素もあるし、拠点を発展させて農業や牧畜を行う「牧場物語」のような要素もある。
総じて、自由度が高い!!!
超楽しい!!!
10000時間遊べる!!!
つまりは、神ゲームというわけだ。
君は狐耳の陰陽師ガールをキャラメイクしろ
このゲームにおいて君は1人の旅人となり、ノースティリスの地にて自由に生きていくことになる。
そんな君にとって、最も大事なことは、最初に行うキャラメイクだ。
決めることはいろいろあるぞ。
名前や見た目、異名(二つ名)も大事だ。ずっと付き合っていく、君の分身となるキャラクターだからな。慎重に決めるといい。
ちなみに俺のキャラクターは「エンジェルキューティ」という素晴らしい二つ名を名乗っている38歳女性だ。痛々しくてとてもいいだろう。
しかしさらに重要なのは「種族」及び「職業」だ。
このゲームには、筋力、魔力、魅力といった、戦闘や生活に関わる各パラメータがあり、種族と職業はその初期値に直結するからだ。
ここで、あまりおススメしない組み合わせがある。
例えば、物理戦闘が苦手な種族「妖精」で、前衛職の「パラディン」なんかをやるのはちょっと苦しい。
逆に種族「ゴーレム」で魔法職を選ぶなんて苦行に挑むのもバカじゃねえのか?などと思う。
やっぱり王道は、種族と職業で得意分野を合わせて、強みを尖らせたキャラクターを作成することだろう。
俺のおススメは、ダンゼン魔法職だ。敵から攻撃を受けない位置から一方的に攻撃できるのは気持ちいいからな。
それも、カッコいい魔法戦士系だ。魔法戦士というと、魔法も近接も中途半端っぽくて、どうなの?というイメージもあるかと思うが、このElinにおいては、何でもできる方が色々簡単になるので問題はない。
もっと言うなら、魔法戦士の中でも和風の陰陽師だ。陰陽師は霊符を使うことで、攻撃の手数を増やせる攻撃特化職なのだ。悪霊退散!悪霊退散!
っていうかもう、迷ったら俺を信じて、
種族「ネフ」(狐人)を選べ!!!
職業は「陰陽師」で行け!!!
乳と尻と太ももと身長はでかくしろ!!!
あとは好きにしろ!!!
楽しい旅が始まるぜ!!!
君は花売りの少女となり、拠点に豆腐の家を建てろ
ゲームを始めたら、最初はチュートリアルに従い、拠点でクラフトを行っていけ。
特に大事なクラフト品は「出荷箱」だ。
これがないとお金を稼ぐことが非常に難しくなる。絶対に最優先で作れ。
出荷箱は、類似の牧場経営ゲームのように、アイテムを中に入れると毎日お金に変換される。(「金塊」という重要アイテムもここから取得できる。)
じゃあ、具体的に何を入れればいいのか?
お金になりそうなアイテムとは?
…実は「花」なんだよ!!!
花は、拠点に生えているものでもいいし、それを摘みつくしてしまったら、拠点から一歩だけ外に出て、その辺の原野で摘みまくれ。
摘んだ花は出荷箱に投げ込んでお金にするか、お腹がすいたら食べちゃってもいい。
これで序盤の2大詰み要素「税金の支払い」「空腹」を両方クリアすることができちゃうのだ!!!
そして、花を摘む最中に取得した「草」と「葉っぱ」を使って、草の壁と扉を作成し、適当に四角く壁で囲った家を作成しろ。
なんか緑色のずんだ豆腐みたいな家ができた?
それでいいんだよ!!!
50時間プレイしてる俺の家だってずんだ豆腐のままだよ!!!
気が向いたらいい素材で作り変えればいいから!!!
とりあえず豆腐を1つ建てておけ!!!
君は長旅に備えて保存食を大量に作れ
大事なことを言うぞ。
「石臼」は超重要な調理器具だ。
早めにレシピを取得して作れ。君が長い長い旅に出るためには、確実に必要になる。
なぜかって、それは保存食である「キブル」が作れるからだ。
このゲーム、「空腹度」の概念があり、結構シビアにプレイヤーを襲ってくるわけだが。
同時に食べ物には「腐敗」の概念がある。いくら花を大量に摘みストックしておいていても、腐ってしまえばもう毒でしかない。
しかし「キブル」は違う!!!なんと腐らねえんだ!!!
いったいどんな食べ物なのかは、よくわからん!!!
だってキブルって単語、Elinでしか聞いたことがねーからな!!!
ともかく、キブルの作り方は簡単だ。
肉や魚を、樹皮でくるんで石臼でこねるだけ。
樹皮はその辺の木を伐採している際に勝手に集まってくるだろう。
肉は、拠点にたまに入ってくる野生動物を狩って入手できる。
魚は、釣竿を作成して拠点の池でおたまじゃくしでも釣るといい。
ああそうだ、言い忘れていたが、「骨」は見かけたらこまめに拾っておくといいぞ。
まず釣り餌になるし、その他各種クラフトで要求されることも多いからだ。
十分な量のキブルが確保できたら、君はようやく、次の超重要ステップに進むことができる。
(★重要)君は月影のホロメ様の信徒となれ
ここだ。
俺がこの記事を書いた目的がここにある。
俺はただ、俺の信ずる神であるところの「月影のホロメ」様の信者がどんどん増え、あわせてエッチ・ピクチャーが大量に生産されることを願って、こんな駄文を連ねているのだ。
このElinというゲームでは、プレイヤーは神を信仰することができる。
それにより神の加護を得て能力値が上がったり、信仰が深まれば神の使徒や武器を賜わったりすることができるのだ。
そこで君が信仰すべき神の名こそが「月影のホロメ」様だ。
ホロメ様は、母性溢れる狐耳尻尾付きの和風女神(デカパイ)だ。
信仰する最大のメリットは、拠点に君が帰ってくるたびに
「おかえりなさい。ギューッとしてあげます♡」
と、やわらかに出迎えてくれることかな。
ま、ママーッ!!!
見た目については各自ツイッターで検索でもしてくれ。
Fateシリーズにおいては「玉藻の前」を、
ウマ娘においては「スーパークリーク」を、
こよなく愛する筆者としては、ホロメママを信仰しない理由などなかったのだ。
まあ、他にも、いただける神の使徒や武器、加護が強力だっていうのもあるんだけど、重要なことじゃない。
ただ、ここまでホロメママを推しておいてなんだが、実はホロメママを信仰するためにはちょっとだけ遠出をする必要があるのが難点として立ちふさがってくる。
神を信仰するには、その神が祀られている祭壇を見つけて、そこから入信しなければならないのだが、ホロメママの祭壇は、初期拠点からかなり北にある「ネフの里」にしか存在しないのである!!!マジで困ったねこれには!!!
もうちょっと具体的に言うとね、えーと、まずね、拠点から北に行くと旅商人の停泊地があるじゃん?そこから右上にいくと、ヨウィンの村があるよね?そこからさらに北にいくと、パルミアっていうデカい都があるのよ。ここまでいいかな?まあこの辺まではそんなに強い敵が出ないんだけど、そこからさらにずっと北に行かなくちゃなのよ。他の神様ならそのへんで見つかる「神々の休戦地」で入信できるんだけど、ホロメ様はダメなの。もっともっと北に行った「ネフの里」まで行かないとダメなのよ。
そのあたり、めっちゃ遠いし、ヤバい敵が出る。
お腹もめっちゃすくし、そのための「キブル」量産だったってわけ。
俺から言えるのは、たった1つ。
「がんばれ!!!」
旅のゴールで、ホロメママを信仰できると思えば何度死のうが安いもんさ…!
「あら、どなたかしら?私に仕えるなら、大切にしてあげますよ。」
ま、ママーッ!!!
君はヨウィンの村と拠点を往復し、牧場物語に従事しろ
実を言うと、このゲームで大事なのは何と言っても「食事」だ。
基礎能力値を上げたかったら、質のいい食事を定期的に摂るのが最も効率がいいだろう。
その食事の質を上げるために、君は牧場物語を始めろ。
とりあえず必要なのは「スキル」と「作物の種」だ。
まずスキルだが、牧場物語といえばもろちん「農業」だな。そして「釣り」、最後に「料理」だ。
このスキルというのは、各町村にいる「トレイナー」にプラチナ硬貨5枚を支払って覚えることができる。
「農業」「釣り」スキルはヨウィンの村で、「料理」スキルはパルミアの都で教えてくれるぞ。いずれも前項で述べたホロメママの元に行くための通り道なので、ついでに覚えてしまえばいいだろう。
わかっている。
そのプラチナ硬貨がないんだよ、と言いたいわけだな。
プラチナ硬貨は、基本的に各町村にある「依頼掲示板」に載っているクエストを達成することで取得できる。
特に、ヨウィンの村でよく貼ってある「作物の収穫依頼」はリスクが低くおススメだ。
そして、実は「作物の種」もこの収穫依頼で入手できることを教えておく。
作物の収穫依頼では、一定時間内に基準値以上の重さの作物を収穫し出荷しなければならない。
終了時点で野菜を出荷箱に入れず持ったままだと、だいたい農家さんに怒られて没収され、カルマ値(善人度)も下がってしまう。
ただし、種なら盗んでもバレないのだ!!!!
収穫可能な作物を鎌で切ると、種になる。なので、生えている大根・人参・葡萄にとうもろこし、芋やトマトを全部種にして、拠点に持って帰ってやれ!!!
「スキル」と「種」がそろった君は無敵だ。
さっそく拠点の一角を耕し、農作を始めればいいだろう。
なお、ジョウロがないよ~(泣)とならなくていいぞ。別にいらん。あればうれしいけど、無理をするな。なくても育つ。
できた作物は種にして品種改良するなり、料理してミニサラダにして食べるなり、好きなように使うといいぞ。
ただ、売値に期待はするな。残念ながら効率のいい金策にはならねえんだ(実体験)。
君はダンジョンに挑み捧物を集め祭壇をパクれ
さて、農業の話は置いておいて、ホロメママの話に戻るぞ。本題だ。
君はネフの里で無事ホロメママの信者となれたようだが、それはまだスタートラインに立てたに過ぎない。
信仰を深めるためには、捧げ物をしていく必要がある。
この捧げ物というのが、神様によってカテゴリが決まっており、魚で喜ぶ神様、酒で喜ぶ神様など様々だ。
我らがホロメ様の求める捧げ物は「長剣」及び「魔法杖」だ。
むむむ…。
ママは難しいことをおっしゃる…!!!
そんなもの、拠点で調達できるわけがない!!!
ということで、ここからダンジョン(ネフィア)の攻略をする必要性が発生するのだ!!!
ネフィアに潜れば、魔法杖は割と落ちているし、長剣も稀に手に入る。そして何より、クリアすればお金が稼げる!!!
このお金を税金以外の何に使うのか?
それは当然、ホロメ様への捧げ物に使うわけよね。
各町村の魔術師や癒し手がよく安い魔法杖を売っているので、お金に余裕ができたら、店に行くたびに買い集めるといいだろう。
アッ、やっべぇ!!!
大事なことを忘れていた!!!
その捧げ物をどこに捧げるのかって話だよ!!!
まさか、「ネフの里」のご本尊に毎回詣でるわけにもいくまい。いや、君がそうしたいなら止めないがよ…。
神の祭壇も、ネフィアにたまに落ちてるから、拾って拠点に持って帰ればいいよ!!!
持ち歩けるもんならな…!
基本的に、祭壇はマジで重たい。
君の所持重量上限なんて余裕で突破するだろう。
俺はたまたま、祭壇と同時に「紙の素材槌」を発見したため、祭壇に素材槌を使用して材質を紙に変え、重量を超・軽くすることで簡単に持ち帰れたのだが、「紙の素材槌」がそもそもレアなので、同じことをしろとは簡単に言えない。
まあ、君なりにどうにかしてくれ!!!!
祭壇自体はネフィアによく落ちているから、見つけたらいつでも捧げられるように大量の魔法杖を常に持ち歩くとかね!!!!
君に贈るこまごまとしたTIPSを読め
●ペットは餓死しない
:最初にペットを1体もらえたと思うが、そいつに「餓死寸前」とか表示されてて焦ることがあると思う。でも大丈夫。餓死寸前のまましぶとく生きてるから。もちろん何か食わせた方がいいのは確かだが、君の食糧事情を悪化させてまでペットに給餌する必要はないぞ。ほっとけ!
●「便利屋の机」は早めにクラフトしろ
:椅子と机が要るから面倒だなー、と思う気持ちもわかるが、便利屋の机では各農具等が作成できるんだぞ。
●プチの肉は腐らない
:スライム的存在「プチ」の落とす肉や卵は、ゼリーでできていて腐らない。しかも、プチの肉を2つ石臼でこねこねすると、ゼラチンという有能な調味料ができる。拾ったら食べずにとっておくといいぞ。
●海岸で採取しろ
:拠点のちょっと東に、砂浜があると思う。そこでは大量の「骨」や「サボテン」「パルルの木」など大切なクラフト素材が採取できる。サボテンは実が食べられるし、採取を続けると「針」を落とす。「パルルの木」を伐採すると「大きな葉」が取得できる。たまにバナナも生えている神マップだよ海岸は。
●おすすめのフィート(特殊技能)
経験値が溜まると取得できるフィートポイントの使い道だけど、まずは「模範信者」。毎日自動的に「祈り」を捧げてくれる有能フィートだ。
それから「美食家」。これを2までとることで、料理に調味料を追加できるようになる。食べ物のデメリットも見えるようになって便利。
魔法を使いたければ「覚醒夢」。眠るたびに魔法のストックが増えて超助かる。
あとは「眠り上手」もおすすめ。このゲームには膨大なクラフトレシピがあるので、眠るたびに何か閃くのはうれしいね。
●冬に備えろ
冬になると、農業ができなくなる…と見せかけて、日照が足りなくなるだけなので、日照を必要としないキノコなら栽培できるぞ。
また、庭の池や海が凍ってしまって釣りもできない!!!と思うかもしれないが、水場を家で囲んでしまい、室内釣り堀とすることで、凍結を防ぐことが可能だ。
食糧事情的に厳しい冬を、どうにか乗り越えてほしい。
さて。ここまで読んでくれて、素直に、ありがとう。
前書きにも書いたが、これは初心者ガイドでもなんでもなく、筆者(いぷしろ)の旅の記録に過ぎない。
君の冒険は、君だけのものだ。
別に何の種族でどんな職業に就き、どの神を信仰しようが自由だ。(本当は月影のホロメママ様をおススメしたいけど…)
俺が君に求めるものは、たった1つ。
いっしょに「Elin」をやろうぜ!!!
君には、俺がついている。
君よりほんの50時間長くプレイしているだけの頼りない先輩だが、なんだって聞いてくれ。
そして願わくば、君が君の冒険の日々を書き連ね、note記事として投稿する日が来てくれることを祈る。
それでは。
俺はホロメママの元に帰るからな。
ノースティリスで、また会おう。