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桜餅

桜餅 道明寺か、長命寺か

長命寺がいわれは早く始まりともいえます。
道明寺は100年も後に語れるようになります。

道明寺とは
道明寺粉を使ったものであることから「道明寺餅」という説が有力です。
1800年代前半に大阪の北堀江の土佐屋というお店で売られ始めたもの。

「道明寺(どうみょうじ)」は、桜餅や椿餅に使われる米粉の1つです。
その名は菅原道真公とその伯母・覚寿尼(かくじゅに)公を御祭神とする大阪・藤井寺市所在の「道明寺天満宮」に由来します。
今から千年以上も昔、覚寿尼公が道明寺にて御飯を乾燥させたものが有名になり、「道明寺糒(ほしいい)※」といわれるようになりました。純粋の糯米(もちごめ)を2日間水に浸し、蒸した後10日間ほど乾燥させます。さらに20日間白天火で干したものを石臼にかけて仕上げます。これを丸粒、二つ割、三つ割などの適当な粒に粗挽きしたものを道明寺といい、大きさにより丸粒道明寺、中荒道明寺、細堂苗字などに分けられます。

1717年(享保2年)創業者の山本新六が大川の土手の桜の葉を塩漬けにして試みに桜もちを考案し向島の長命寺の門前で売り始めた。
長命寺の門番をしていた山本新六。
隅田堤(すみだつづみ)は桜の名所。
桜餅は大ヒットとなる。


道明寺のすすめ
「鶴屋 寿」
昭和23年3月に鶴屋吉信より別家独立。
当初は、数件ありました嵐山の老舗高級料亭でのお茶菓子と手土産として「嵐山 さ久ら餅」製造。
そのため材料も吟味に吟味を重ね、選りすぐれた安全な国産材料だけを使用しております。
その姿は現在も変わっておりません。

嵐山で最初のさくら餅専門店として通年製造販売しております。材料はすべて吟味に吟味を重ねた国産です。桜葉は伊豆地方の特産品でもある大島桜の葉を使用し、上品な甘さのこし餡を餅特有の弾力とほどけるような優しい食感を併せ持った道明寺で包み込み、塩漬けされた二枚の葉で包んでおります。

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