交流会に行くとネットワークビジネスが多い理由
みなさんは交流会に行ったことはあるでしょうか?
私は就職して職場以外にも人間関係をつくりたかったので、たびたび交流会に参加しました。
その交流会には様々な人が来ます。
農業関係、薬剤師、不動産関係、保険の営業マン、美容室の経営者、試写室をつくった経営者、FXで生計を立てている人、寝具会社、ガス会社、保育士、看護師、フルスタックエンジニアを目指している人、BBQに命を懸けてる人etc...
ほんとうにおもしろいです。
いつも、自分の知っている世界とは違う話に夢中で質問しまくってます(笑)
しかし、そんなワクワクが止まらない交流会ですがネットワークビジネスの人が多いう噂を聞きます。
実際、交流会に参加すると、ちょくちょく後日「また、会いませんか?」というお誘いを受けます。
うれしい反面、なんで自分なんか誘ってくれるのだろうという疑問が浮かんでくる。
まさか、ネットワークビジネスかなんかに勧誘されるのか!
と疑いつつ会いに行く。
そうして、実際に2人で会うと交流会では聞けなかった深いところまで話してもらえて、なかなか楽しい(笑)
しかし、話していると途中や最後に「〇〇を紹介できるよ?」という話が出てくる。
10人中9人くらいに言われる。
しかも、経営者、オーナー、社長などスゴそうな人を紹介してくれるという。
(他のイベントや交流会の紹介なんかもある)
そんなの紹介して、その人にとって何のメリットになるんだろう?
まさか、そうやって紹介された先にネットワークビジネスの元締めのボスがいるのか!
と疑いつつ会いに行く。(←同期に話すと「なんで怪しいのに会いに行くの?やめとけば?」って言われます(笑))
そうして、実際に会うといろんな人に会える。
知育分野で事業をやっていたがIT関係にも手を広げている経営者の人。
5000万円の札束を目の前に出してくる人。
数十万円のスクールを紹介する人。
さらに、ほかの経営者を紹介してくる人。
個人事業主として年収1000万円稼いでいる人。
話を聞いただけでは嘘かホントか100%見分けることはできない。
はっきり言って、「それ本当なの?」と言われたら出せる証拠などない。
しかし、わたしが聴いた中で嘘を言っていると感じたことはない。
みんな、なにかの助けになればと思って私を紹介してくれて、
経営者などの人達も少しでも役に立つように貴重な時間を使って話してくれているようにみえた。
それでも、私以外の他の人が聴けば全部ネットワークビジネスなどの詐欺まがいの話にも聞こえるだろうとも思う。
何かを学ぶのに大金を払ったことのない人は、数十万円という額を聞いた時点でそのスクールは詐欺だと確信するだろうし
経営者に会ったことない人は、経営者なんかが自分なんかに会ってくれるはずがないと思い、経営者だと信じないだろう。代わりに経営者のふりをしたネットワークビジネスだと確信する。
あるいは、大量の札束を見たことない人は、目の前の5000万円の札束の山は偽札なのではないかと疑うだろう。
人はどこまでも疑える。
それがたとえ目に見えるものでも。
目に見えない話など信じる方が難しいのかもしれない。
実は、私はその中の紹介の一つで高額なスクールには入った。
スクールの良し悪しはおいといて、
それは詐欺ではなかったし
スクールの運営者はその人なりの正義を貫いていて、
そのスクールに入ったから人生変えることができたという人もいた。
(もちろん、そのスクールに入ったけど成果がでなくて辞めてしまう人もいるらしい。)
高額なスクール代金を「教える人」に払ってもらう人と
ブログやユーチューブなどで「企業などのスポンサー」から広告費をもらって教える人
お金をもらう相手が違うだけである。
どちらが良い悪いの話はとりあえず置いといて、
高額なスクールだから詐欺ということもないことを知った。
私が今まで交流会で会ってきた中にはネットワークビジネスに関連する人はいなかった。
むしろ、それぞれが自分の夢に向かって頑張っていたり社会を良くしようとしていたりしていた。
交流会に行くとネットワークビジネスが多い理由は、
「交流会にはネットワークビジネスが多いと信じている人が多いから」
ではなかろうか?
ネットワークビジネスが多いと信じてるから、ちょっとでも疑いが芽生えたらネットワークビジネスだと決めつけてしまう。
もちろん警戒することは大事だが、自分の目でもう少し確かめることが大事でななかろうか?
疑いが生まれてもすぐに詐欺だと決めつけず、もう少し話を聴いてみてはどうだろうか?
たとえ、ネットワークビジネスだったとしても、その時点で会うのをやめればいいだけである。(ネットワークビジネスがかならずしも悪ではないかもしれないが、、、)
疑ったばかりに貴重な出会いを知らず知らずのうちに失っているひとが多いように思えてならないです。
人が信じれなくなりそうなとき、
もう少しだけあなたの結論を保留してみませんか?