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複業(副業)の選び方
2021.1.18 今日の白谷家
1月末で店頭販売を閉めると決めたけど2月から
辞めて楽になったね♪という訳にはいきません。
店頭販売に変わる収入のチャンネルを模索して
仕事の合間に夫婦で話し合い。
その中で気をつけている事が1つ。
『得意だから』を理由に売り物を決めない。
もちろん得意な事が仕事になって、それでお金が貰えるのは素晴らしいと思います。
ただ、世の中に溢れている
『好きが仕事になる!』
『貴方の得意を売りませんか?!』
みたいな言葉には、こんな続きがあると思う。
『欲しい人がいればね。』
そう。ポジティブな言葉が一人歩きして当たり前の前提が見えにくくなる。
商売という等価交換を目指す以上、どんなにヒトに負けない得技や素晴らしい物だと自分が思っていても欲しい人がいなきゃ成立しない。
逆に言えば需要さえあれば、『一応出来ます』
レベルの物でも商品になる。
消費者自身も気づいていない『あったら良いな』を見つけて1から市場を作るのは正しい。
でも、お金も時間もかかるよね…
複業でそこまでする?
現状に限っては自分たちが探しているのは
短期スパンで安定収入を得る複業的な商売。
じゃあ、どうするか。
確実に需要のある物ですぐ出来る事
を探す事にした。順番に書くと
①今まで、お客さんから『複数回』要望があったサービスや商品を書き出す。
②今やっている事の延長で出来そうなサービスや商品を書き出す。
③①と②で重なる物を探す。
①が抜けてるパターンをよく見かける。
自分の得意からスタートすると、需要を無視
しがち。その場合需要を掘り起こすとこから
始まるワケで良い商品でも売れるまでに時間がかかる可能性が高い。『良い事思いついた!』って
時程危ない。お互い冷静にツッコミを入れる。
『それ、誰か欲しいって言った?』
気をつけたいのは①の中から出来る事を探すの
では無く、あくまで②と別々に考えて後から
重なる物を探す。そうしないと、どうしてもお客さんの意見にひっぱられて『頑張れば出来る!』になりがち。多分続かない。
②の『今の延長で出来る』も、なるべく時間とコストを省くため。やった事無い物を商品になるまでにするのは労力がかかる。
複業というと本業とは全く別のジャンルじゃなきゃいけない感じがするけど同じ商品でも売る場所を変えたり今の仕事を分解して1部分だけ売ったりするくらいで良いのでは?むしろ今の仕事のイメージに近い方が認知されやすい。
ウチで言えば、飲食の起業ノウハウ、レシピ販売、半調理品、合わせ調味料を販売、料理教室などの要望がありました。
完成品が欲しいとは限らないんだなぁ。
とはいえ結局、今回採用したのは1番多かった
客:『ウチの近くで買えたら来るのに』
いっぽ:『新たな委託販売先を開拓する』
の組み合わせ。今も委託販売はやってるから作業は変えなくて良い。ただ委託先に異業種の店舗や離れた地域を選べば今までとは違うターゲットにリーチ出来る。
ただでさえ大変な時。
リスクは出来るだけ小さく最短で行きたい。
時間もお金もかけてチャレンジするべき
タイミングは必ずある。でも、今じゃ無い。
状況が不安定な今は利益が薄くても確実な
収入を小さく沢山集めたい。
商品毎に売る相手や場所にバリエーションを
持たせれば状況変化にも対応しやすい。
それが今後の安全な足場になるはず。
足場が出来てタイミングが来たら本気の
チャレンジも出来る。
あ。
でも提携先の開拓には夫の『得意』な営業活動を大いに発揮してくれるはず!?(プレッシャー)