求人
開業して9年目。ごはん屋いっぽは法人化の準備を進めています。
いっぽは現在、経営者である白谷とスタッフ3人で運営しています。ちなみに弁当の生産数は1日平均400食。配達も含めての人数です。
ニッチな業界なのでイメージしずらいかもしれませんが通常の業者の半分以下の人数で回している状態だと思います。
ただ、これに関しては人手不足が理由ではなくて経営方針です。大きな工場で沢山の人を使って作るのが当たり前の弁当業界。どうしても薄利多売が基本になってしまう。
同じ土俵で戦うには資金力が違いすぎるし、面白くない。もっと良い自分達にも勝ち目がある戦い方は無いか。
試行錯誤した結果、少ない人数でやるからこそのスピード感や小回りの良さを強みにした今の形になりました。
何故通常の半分の人数で出来るのか?と思われるかも知れません。
実はスタッフ3人と書きましたが彼らは調理はしません。盛り込みや配達が主な業務。調理は、ほぼ全て白谷が1人で行います。
自画自賛みたいだけど、これが出来るのはおそらく経営者がガチの飲食業界育ちで調理師だから。
料理人が弁当屋をやる。普通の事に感じるかも知れません。でも個人の小さな小売店はともかく100食単位の宅配弁当となると意外にも経営者は飲食経験の無い方が多い。宅配弁当は飲食業というより、あくまで製造業なんです。ですから製造業としての考え方で工程を細分化、単純化し各工程に人を配置する。いわゆる流れ作業が多い。
そのおかげで、調理経験が無いスタッフでも出来るわけです。とても正しい。ただその副作用として人数が必要になる。
最初は他の会社のやり方、基本を見習ってスタッフを沢山いれた時期もありました。でも、どうもやり難い。ある時気付きました。
『調理未経験者5人分の仕事は調理師なら1人分』
1人分の仕事をわざわざ5分割してたから手が余って、その時間を埋めるために余計な仕事を作って複雑化する悪循環。これに気づいてからは少数精鋭スタイルで戦う事に迷いが無くなりました。
そうして少しずつ自分達の戦い方が掴めてきた中での法人化の決断。次のチャンスを掴むためのステップだと思っていますが、ここに来て問題が。
時間が足りない!
今までは、とにかく現場で調理して商品を作る事が最優先。しかしこれからは法人化の準備含め事務処理、商談や取引先との打ち合わせなど現場を離れないといけない。新しい案件の依頼も来ているけれど詳細を打ち合わせる時間ぎ無くて保留になっている物もいくつか。自分がそこに時間を使えばもっと大きなチャンスを掴めると感じる事も多い。必要なのはスピード感。この状態では掴めるはずの物も掴めない。そこで本題。
『調理師』を募集します。
先ずは白谷の調理補助からですが、ゆくゆくは現場責任者を任せていきたいと考えています。
安定しているとは言えないけれどその分、自由度の高いベンチャー企業的な面白さがあると思います。ただ雇われるんじゃなくて、上手く利用できるところは利用してもらって構いません。面白そうなら全力で乗っかります。
『調理師とビジネスが合わさると意外と強い』そんな会社を一緒に作ってくれる人を探しています。気になったら是非一度ご連絡下さい。
知り合いに心当たりがある方は紹介もお待ちしてます。
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