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Week3 フーミーでの生活と開講式

 こんにちは。いっぽです。
 早速目標日曜日更新から外れて火曜日に更新するわけですが、来週はそうならないように頑張りたいです。

バリアにいってみる

 9月に入って早速の休日、ブンタウの仲間とご飯を食べようということで、中間地である隣町のバリアに遊びに行きました。バリアは日本でいうところの県庁所在地であり、バリア・ブンタウ省の省都となっています。比較的静かな街であり、バリアが行政機関の中心を担い、ブンタウがリゾート・観光地となっています。
 バリアまでは、20キロくらい離れていますので、タクシーを使って向かいます。バリアには私のもう一つの派遣校があるので、練習にもなりました。そして、仲間が待つレストランへと向かいました。

ベトナム版コストコ?

 仲間とレストランでゆっくりした後、仲間の知り合いのベトナム人先生の車で、「メガマート」に向かいました。メガマートはコストコがないベトナムにおいて、「ベトナム版コストコ」といわれている?そうです。確かに店内はとても広く、コストコあるあるの大きなカート、大容量の商品たち、たくさんの魚や野菜が並べられていました。派遣までの4か月間、コストコでアルバイトしていた私は、なんとなく落ち着きませんでした。
 しかしすべてがコストコのようではなく、小さいお菓子や一個単位で買えるものなど、コストコにはない要素も多くありました。コストコがベトナムに上陸する未来はあるのでしょうか。

カートを押す私

ホーチミンへ

 一日ゆっくりした日を過ごして、次の日はホーチミンへ行きました。前回の弾丸に引き続き、再び弾丸です。乗り方はわかったので、VIPではないリムジンバスを待ちます。乗ってみると、ほぼ人がパンパンになりました。   
 道中は長いので、サービスエリアのようなところに一度止まります。そこで料金なども支払うことが多いと思います。隣に座っていたおばちゃんが、サービスエリアで買ったマンゴーをくれました。しかしこれがなかなかの魔物で、これを読んでいる皆さんが想像しているようなマンゴーではなく、いわゆる青マンゴーでした。甘味はほとんどなく、非常に酸っぱいです。しかも、唐辛子入りの塩をつけて食べるようです。どちらかというと全然いりませんが、せっかくくれるので、10個入りをおばちゃんと半分にして食べました。朝何も食べずに乗ったのでおなかを壊さないか心配でしたが杞憂でした。
 ホーチミンまでは一時間と数分で着く予定ですが、ベトナムは絶賛四連休中です。高速道路がなぜか乗れず、迂回してホーチミンへ向かいます。実際ついたときは三時間かかっていました。今回の目的は、ダイソーと衣料品でしたが、少ない時間で無事に欲しい商品を買うことができました。
 問題は帰りです。前回はおじさんおばさんが談義してくれて帰ることができましたが、今回は自力で帰ってみたい。ということで、グーグルマップで調べて、バスの通り道に向かいます。ホーチミンの町からは、少し離れたところをマップがさしていたので、配車アプリで向かい、バス停で待ちます。しかし、時間になってもバスが来ません。もちろんここは日本ではないので、覚悟はしていましたが、バスは一時間後に来ました。ここからは私の推理になってしまいますが、連休最終日で、バスが満車だったこともありバス停に止まることなく通り過ぎたバスがあったと考えられます。しかしながら、無事に帰ることができて、少し自信になりました。

もらったマンゴーと塩

フーミー高校開講式!

 フーミー高校での開講式が9月5日に行われました。もう一つの派遣校であるチャウタイン高校は遠いということで、チャウタインの先生がフーミー高校に行ってくださいと言ってくれたので、フーミー高校に参加しました。日本の始業式と違うところがたくさんあり、

  • 屋外で行う。

  • 対象の生徒に銀行からお金をわたされる。

  • 担当の生徒が、ダンスや歌で盛り上げる。

などがあげられます。逆に共通点は校長先生のお話や国歌を歌うことです。
式は早めに帰らせてもらい。お昼には教師の方々とランチ会でした。ランチ会といっても、男の先生方はビールを飲んだりしていて宴会のような雰囲気でした。驚いたのは、開講式を運営していた生徒も招待されて同じ場でご飯を食べていたことです。アルコールがある場に生徒がいたのは不思議な感じでした。私は、CP先生と一緒の席ということで、姉さん方の先生たちと食卓を囲みました。ベトナムではレディーファーストが常識ですが、まだまだ何をすべきかがわからず、とりあえず隣の人に飲み物をつぐことをやってみました。これは今から学んでいきたいです。

開講式のステージ(指入り)

その週の後半

 今週は、日本語の授業がなかったので、CP先生との打ち合わせや授業の準備に時間を割きました。カフェでCP先生と授業の内容を確認しあったり、フーミーに住んでいる日本人とランチを食べたり、ゆっくりした週末を過ごしました。
 土曜日、ベトナムで有名なコーヒーチェーンである「ハイランドコーヒー」で作業していると、何やら耳なじみのある言葉が聞こえてきます。そうです、日本語が聞こえてきたのです。私は、イヤホンをしていましたが、集中しているふりをしながら、聞き耳を立てていました。おそらく会社員のようです。私の住むフーミーは工業地帯となっており、日中韓台の工場が多くあります。日本の企業でいうと日鉄やニトリなどの工場があります。その辺の企業の方でしょうか。少しここでゆっくりして、今日ホーチミンに戻るようです。フーミーには住んでないらしく少し残念でしたが、こんなとことで日本人に合うのが驚きでした。

おわりに

 適当に書き続けて三週間になりますが、思い返すと、もう三週間という感じです。帰る日のことを考えると長く思いますが、一日一日を生きていると
ものすごい速さで進んでいきます。書いている時点では始まっていますが、授業が始まるとより猛スピードで日々が過ぎていきます。一日を大切にして、貴重な今の日々を過ごしていきたいです。では!

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