〈若森ひかり〉 2023 IPPOメンバー
♦︎はじめに♦︎
こんにちは!
IPPO運営の宮崎です!
さて、今回は
実際にIPPOに参加したメンバーが
なにをセブで感じて
どんなことをお土産にしてきたのかを
メンバー自身に記してもらいました!
今までの記事は、こちら!
記念すべき、
ファーストメンバーはひかりちゃんです!
彼女は初の海外!
ということで、
彼女自身の大きな
勇気ある一歩では
どんな景色が見え、
彼女にとって
海外、そして日本はどのように写ったのか。
ぜひ、ひかりちゃんの言葉を
浴びてください☺️
自己紹介
こんにちは!
武蔵野大学教育学部教育学科3年の
若森ひかりと申します。
大学では主に
教職課程を履修しております。
週末は、
幼児や小学生が通うスポーツスクールで
指導をしています。
また、
『子どもたちにさまざまな体験活動を通して
人として成長できる環境を創り出す』
という夢を追いかけ、
日々突き進んでいます。
IPPOに参加した理由
理由は大きく2つあります。
〈理由①〉
1つ目は、
普通の海外旅行では経験できない事
(運動会企画と実践、学校見学等)が経験できることです。
今回、
運動会を届けに行くということで、
0から考えた種目を現地に持っていき、
実践して来ました。
私は、
今年5月に
初めてイベント企画に携わらせていただき、
そこで企画する楽しさ、
自分たちで作った企画で
人の心を動かせることを知りました。
だから今回、
普段はスポーツの機会に恵まれない子どもたちに
体を動かすことの楽しさが伝わる企画を作りたい!
そして、
子どもたちの心を動かしたい!
と思い、参加しました。
また、
日本とセブ島の子どもたちの
活動への取り組み方には、
どのような違いがあるのかについて、
見に行きたいと思いました。
これは個人的な意見なのですが、
日本では、
ほとんどの子が
スポーツや体育が身近にある環境にいて、
できる事が当たり前になっているせいか、
スポーツや体育の授業において
ワクワク・キラキラしている姿が
あまり見られないような気がしてます。
実際に現地へ行き、
セブ島の子どもたちの
反応、
喜び方、
取り組み方の違い等を見てきたい
と思ったことも
理由の一つです。
実際見てきて
セブ島の子どもたちが
どんな様子だったのか
〈実際に行ってみて〉でお伝えしていきます。
〈理由②〉
2つ目の理由は、
「自分が経験したことしか子どもたちに伝えられない!」
「自分がここで動かなきゃ
これから出会う子どもたちの心も動かせない!」
と強く思ったからです。
正直、
このツアーに参加するか
〆切ギリギリまで悩みました。
何がそんなに私を悩ませていたかというと、
それは単純で
「海外が怖いから」です。
私にとって、
今回のセブ島が初海外でした。
私は今まで、
一生日本から出ないんだろうなって思っていた時期もあったし、
ご飯も日本の方が絶対美味しいし、
飛行機墜落したら死んじゃうし、
英語話せないし、
恐怖と不安でいっぱいでした。
でも、
そんな私を突き動かしたのは
自分で大事にしている言葉でした。
私には人生のモットーがあります。
それは、
「挑戦あるのみ!その先にある景色を見に行こう!」
です。
今、
今まで挑戦してこなかった扉が目の前にある。
でもこの扉を開かずそのままにしていたら、
将来子どもたちに伝えられるはずだったことが伝えられない、
子どもたち・自身の可能性を広げられない、
得られるはずだった学びが得られない、
出会えるはずだった人と出会えない、
そんなの絶対に嫌だ!
そう思ったんです。
現地の事をインターネットで調べたり、
本を読んだり、
実際に行った人から聞くことにより
現地を知ることは確かにできます。
でも
それでは何の深みもありません。
人の心に響くストーリーとは言えません。
私は、
人の心を動かせる人、
この人について行きたいって思ってもらえるような人になりたいんです。
だから
この足で現地に行き、
この目で現地を知り、
この手で現地の子どもたちと触れ合おう
と決めました。
自分で経験したことしか
伝えられないから。
これを読んでくれている方が、
もし一歩踏み出すのを躊躇っているのであれば、
この経験をした後に
この経験が自分の自信に繋がったり、
プラスになるのかどうかを考えてみてください!
きっと考え終わった時には、
その一歩踏み出しているでしょう。
一歩踏み出してみないと
わからないこと、
たくさんあるよ!
その一歩が必ず自分を成長させてくれるはずです。
実際に行ってみて
ここでは、
IPPO踏み出したからこそ知った、
セブ島の子どもたちの様子をお伝えして行きます。
私はこれまで
世界の貧困地域については
特に興味は無く、
SDGsの授業で学ぶ程度でした。
そこで学んだ知識としては、
一般的に思い浮かべるような
「世界には極度に貧しい生活をしている
可哀想な子どもたちがいる」
その為、
「教育格差や医療格差が起こる」
そこで
自分たちにできることとしては、
「募金活動やフェアトレード商品を買う」
ということです。
授業受けて得た知識これだけかよ!
って思うと思います。
でもその時の私にはあまり響かなかったので
この程度なんです。
でも!
実際に現地に行って、
4日間セブ島の子どもたちとの活動を通して分かりました。
『貧困地域=可哀想』
これは大間違いだったということが。
もう本当に本当に、
「子どもたちが生き生き」としていました。
この「生き生き」している子どもたちの姿が
目に浮かびますか?
「生き生き」を辞書で調べると、
活気が溢れて勢いの良いさま。また、生気がありみずみずしい様。
と出てきます。
まず、
活気が溢れて勢いの良い子どもを
思い浮かべてください。
その姿とは、
元気いっぱいで
一生懸命に取り組む
子どもたちの姿です。
練習会場に
私たちがボールやコーン等の道具を運んでいると
あっという間に子どもたちが集まり、
「ボール!ボール!」
「空気入れて!」
「フラフープはどこ?」
と駆け寄ってきて
一瞬で全ての道具が手元からなくなりました。
子どもたちは年齢関係なく
バスケ、サッカー、バレーボールをしたり、
コーンやマーカーを使い自分で遊び方を考え、
一人ひとりが夢中に遊んでいました。
そしてすぐに飽きる事もなく、
とにかく本気で遊び続けていました。
次に、笑顔を思い浮かべてください。
普通の笑顔じゃないですよ。
とびっきりのスマイルです。
楽しさや嬉しさはもちろん、
今を全力で生きることでなれる笑った顔のことです。
子どもたちは、
ずっとずっとこの笑顔で溢れていました。
ここで忘れないでほしいのが、
子供たちが住んでいるのは、
「スラム街」
だということです。
言葉にならないほどの
私に衝撃を与えたスラム街です。
ここで
私の目で見てきた
衝撃のスラムの住まいを
お伝えできればと思います。
まず、
住宅への入り口に
大きめのネズミが走り去ってびっくり。
入った細道は、
暗くて狭くて横から人が出てきて恐怖。
お金取られるのではないかと思ったり、
襲いかかって来るんじゃないかって思ったり。
そして臭い。
うぅってなる感じ。
口呼吸で進んだ。
中に進んでいくと、
水たまりや食べ残しが道にあったり、
お菓子が売っていたりと、
よく分からない路地。
傷ついた猫や犬が突然現れ、
何十匹も鶏がいるゲージも突然現れる。
細い道の横に鶏ゲージがあるから
驚くというより
恐怖。
そして、
開けた所には、
ゴミが積まれていた。
家と家の間は、
布で仕切られているだけ。
日本で言う災害時に体育館に避難し
段ボールで区切られた仮設住宅のような雰囲気。
想像できたでしょうか?
細くて
暗くて
何がいるか分からなくて
臭くて
本当に怖かったです。
話を戻しますね。
私は、
このような場所に住んでいる子どもたちの
キラッキラ輝く笑顔を見たんです。
道を歩いていると、
子どもから手を繋いできてくれたり、
話しかけてくれたり、
そして
とても嬉しそうな顔をしてくれるんです。
子どもたち同士も
手を繋いでおしゃべりしながら遊んでいたり、
バスケに熱中していたりと
一人ひとりが目を輝かせていました。
スラム街見学の最後、
バス乗り場前で子どもたちと触れ合ったのだが、
「高い高いして!」
と両手を出してきます。
「やって!やって!」
「もう1回!」
とキラキラさせている目は
忘れません。
子どもたちは
目の前のことに
本気で取り組み、
笑顔で取り組んでいました。
そして、
この姿勢の大切さに気付かせれました。
目の前のことに
本気になれなければ
自分が納得する結果に辿り着くことはできません。
今、
目の前にあること
一つ一つに
向き合うことが
「生き生き」とした姿に
結びついていくのだと感じました。
次にやりたいこと
より多くの子どもたちが
「生き生き」とした姿、
「キラッキラの笑顔」で溢れる姿
になる為の行動をして行きます。
先程述べた
「生き生き」としていることには、
いくつか条件があると考えます。
1、夢中になれることがあること
2、楽しい空間であること
3、人と人がいるということ
そして、『笑顔』が生まれるんです。
これらのうち、
1つでもあれば
そこに笑顔は生まれると思います。
でも、
キラッキラの笑顔には
複数の条件が当てはまることで生まれると思います。
〈行動①〉
まずは、
自分自身が上記のような場所にいれるように
自分と対話していきます。
自分が「生き生き」としていなかったら
そして自分から「笑顔」が消えたら、
自分の人生楽しくないし、
周りにいる人も「笑顔」にはできません。
〈行動②〉
そして、今
アルバイト等で関わらせて頂いている
身近にいる子どもたちが
「生き生き」と
スポーツや
自分のやりたいことに挑戦していける
ような関わりをして行きます。
子どもたちが楽しい!
と思う場の設計や
一人ひとりに合った声かけ、
夢中になれる扉を用意するには
どんなアプローチが必要か等、考えて行きます。
伝えたいこと
子どもたちの笑顔から
私が受け取ったメッセージを
皆さんにも伝えたいです。
『笑顔が人々を幸せにする
笑顔が人々に生きる意味を示してくれる
笑顔でいれば何だって乗り越えて行ける』
とは言っても、
生きていれば苦しい場面も
マイナスな感情になってしまう時もあります。
そんな時もあって当然だし良いんです。
そんな時こそ、
ぜひ「笑顔」このワードを思い出してください!
笑ってた方が絶対楽しいし、
前向きになれます!
「笑顔」の先に何か見えてくるはずです。
一緒に、笑顔な空間を創り、輝いて行きましょ✨
♦︎編集後記♦︎
宮崎が、ひかりちゃんに
『推しの写真はある?』と
聞いたところ、
遊び方は
自由で無限大の可能性がある!
ってことを
この写真で味わってほしい!
と言ってくれました!
つい、
ルールとか調べて、
それに則ることが多いですが、
もっと自分達で考えて
オリジナルルール、(ローカルルール)を
考えてくのって
面白いよな〜〜と
思いました!
特に、自分が
こどもと遊ぶ時に、
みんなから出てきた
自由な発想を大切にしていきたいですね〜
ひかりちゃん、
キラキラの笑顔を大切に、
これからもたくさんの子どもたちに
笑顔の電波を広げていってください!☺️
♦︎次回予告・お願い♦︎
次回は・・・
『スポーツの楽しさ』とは?
みなさんにとって
スポーツのどんな瞬間が楽しいと思いますか?
この『スポーツの楽しさ』について
感じた子の体験記になります!
明日も更新するので
お楽しみに✨
スキやコメント、
お待ちしております!
また、
私たちは、多くの人にこの記事を届けたいと思っています!
ぜひこの記事やIPPOについて
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♦︎IPPO運営団体紹介♦︎
〜〜セブで子どもたちへの支援をしている団体〜〜
▼NPO法人セブンスピリットさん
〜〜日本でスポーツ教育界における
未来への種まきをしている団体〜〜
▼任意団体CarryAge
▼インスタグラム
https://www.instagram.com/carryage_carriage/
└スポーツ教育コミュニティ SeeD.S
▼Instagram
https://www.instagram.com/seed_sports/
▼リットリンク
https://lit.link/seeds
♦︎期間限定告知♦︎
IPPOの報告会を都内にて行うことが決定いたしました!
実際に参加したメンバーと
リアルに対話し、
現地で撮ってきた写真を使った
ワークショップも行います!
ご来場いただいた皆様に
心を込めたワークショプを提供したいため、
参加申し込み必須となります!
▼イベント詳細
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日時:2023年9月30日 (土)
14:00〜17:00
※時間は、前後する可能性がございます。
予め、ご了承ください。
場所:東京23区内
※アクセス詳細に関しては
参加申し込みしていただいた方に
お申し込み後、ご連絡いたします。
参加費: ¥1,000 社会人
¥500 学生
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▼参加申し込みフォーム
みなさんのご応募、
お待ちしております!✨
(ご応募が多数となった場合、
締め切らせていただく場合がございます。)