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働ける人の仕事してる割合

経済勉強会で出している求人データについて、もう少し広く見てみました。厚生労働省のデータから読み取れることは「生産年齢人口に対する就業者数はもう9割に達している」ということです。

atsushi_noguchiさんのツイートが参考になります。

抜粋すると
・専門性とかスキルが必要だから「人数」は減らせないと言ってると、そう遠くないうちに業務が止まる。

・労働供給量に見合った数に全体を落とし込まないと今までできていたことが確実にできなくなる

・機械化・自動化・集約化というと「労働強化」と批判されるけど、そもそも人不足で1人当たり業務負担増な時、人が増えない・増やせしようがないなら解決策は「人数(人工)積み上げ式」からの脱却しかないでしょう。かつての経験、それに基づく積算が通じない段階でもっと厳しくなるよということ。

このように締められています。
効率的で安全で確実なものに対価を払い、対価をもらう。当然のようですが、そうならなかったのが実社会です。グレーゾーンが広かったわけです。
サービス残業やゾンビ企業など、これからは残れない世界です。

例えば、次にあげる配達員保険システムの実験記事から抜粋

「社会問題になっているフードデリバリーサービス配達員による危険運転問題を解決するために行われたもの」
「配達員の運転情報と同保険システムを連動する仕組みとなっているという。」
「SLAS受信機で走行中の自転車の位置情報を取得・処理・判定して、ブロックチェーン上にデータを保存するシステムとアプリが利用されている」
「推奨ルート以外を走行していないか、スピードを超過していないか、についてスマホアプリで走行中の位置等の情報を収集して配達結果を正しく評価できるかの検証と、ブロックチェーン上で共有された配達スコアから保険料を計算する検証された」

この実験により、適格なルートで安全な配達を確実に遂行できる労働力が評価され、それなりの保険料になり補償が手厚くなる可能性があります。
車の無事故無違反が想像しやすいでしょう。

車と言えば、ドライブレコーダーの普及比率が上昇しています。
ドライブレコーダー付帯の保険も一般的になりましたね。

健康増進型保険も現在3種類になりました。

何が言いたいかというと、社会構造が変わってきているという事です。
透明性や安全で確実な部分に対する評価を行うようになっています。
自動化(自動判定・アプリ利用)で済むものは判りやすく、評価しやすいです。そのデータ改ざん防止を補う技術がブロックチェーンです。

逆に言えば、それ(自動判定)に従わないと不適合な判定が出ます。サービスの向上や安全を求める以上、仕方ない部分です。なぜならユーザーがそれを求めているからです。

なので、移動だけなら無人自動運転の車が安全で確実。
間違うのは基本的に「人」です。見間違い・勘違いなど。
高齢になれば衰える・・・事故ニュースの多さからしても、おわかりいただけるでしょう。
ドライブレコーダーのおかげ(防犯カメラのおかげ)で解決する場面が多くなったのも、その背景にあります。

これまで記事にしてきた
ガソリンスタンドコンビニファミレススーパーレジのセルフも元には戻りません。その分、アナログな部分が非効率に写りますし、実際非効率です。
これから、どんな仕事が残っていくのか、何をして生きていくのか

しっかり考える時間がある人が結局残っていく時代になりそうです。

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