「私がつかんだコモンと民主主義」

1990年代に10代を過ごした人たち。ロストジェネレーション世代、松坂世代は、就職氷河期を経た世代。
右肩下がりだった。昔はこれだけ予算があってこんなすごいことができた、とか上の世代に聞かされてきた。
効率化を求められ、ド派手な演出は控えてきた世代。

昔のVTRを見せられ、毎週の予算が1億円と聞かされ愕然とする世代。これは放送局の話だが。

そんな時代で活動を続けてきた人が岸本聡子さん。ほぼ同年代である。
その著書「私がつかんだコモンと民主主義」。

コモンとは公共財のこと。何でもかんでも民営化するのではなく、コモンズを守っていくことを信条とする。とても共感できる内容だ。

実際の政治の世界は泥臭いものだろう。
そんな中でどんな政治が実現するのか。
区民としては興味深い。

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