【コンビニ人間】普通抑圧の中で自分の人生を見つけるということ
はじめにお久しぶりです。一般高校生Rと申します。今回は初めての読書感想文ということで第155回芥川賞を受賞した村田沙耶香氏の『コンビニ人間』について感じたことなどをだらだらと書いていこうと思います。
※ネタバレを含みます。
あらすじまずは簡単なあらすじから。
主人公である古倉は、幼少期は周りの人と違う、いわゆる「変」な言動を行ってしまう人物でした。しかし彼女はそのことに気づいてからは周りに合わせ、おとなしく過ごすことを選択します。
そして18歳になり、彼女は偶然知ったコン