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営業不足の日本よ、売り込め !

われわれの空手団体もそうですが営業と団体の運営にはカネもマンパワーも必要です。

たとえば、日本の武道会は技術的には世界一。


これは断言出来ます。


しかし、もっとも日本人が不得意とするのが宣伝と営業活動!

これは奥ゆかしさを第一として、聞かれてもいないことにでしゃばることを極端に嫌う国民性にも起因するとおもいますが、海外では まさに売り込むことに主眼が置かれます。

外国人に言わせれば「どんなに優れた技術や文化でもそれを宣伝して広めないことには、すなわち無いも同然!」と言うことになるのです。

私はよく、「日本人は受け身だ」ということを外国人から指摘される度に忸怩(じくじ)たる思いに沈んでおりました。


「自分たちで自分たちの優れた文化を世界にアピールしないでどうするのか。日本ほど世界に誇る文化を持つ国はそう多くない。なのに、日本人は外国人から自分たちの文化が評価されることをじっ、と待っているように見える。これは日本人が宣伝や文化の主張が下手なせいだ。日本より はるかに乏しい文化しかない国が世界の中を我が物顔で闊歩しているではないか!」

こんなことを海外の人々から言われてしまうのは恥ずかしいことです。


サムライ、茶会、日本刀、浮世絵、歌舞伎、柔道、剣道、空手道、弓道、伝統的木造建築、高度な文明の象徴であるテクノロジーにアジア最多のノーベル賞受賞科学者。世界最高水準の医学。世界で最も歴史ある血統であらせられる天皇陛下を頂くことや、古都から大自然にいたるまでの世界遺産............。アジアの中で日本国ほど多様な国はありません。

第一次、第二次大戦の勝利と敗北、そして原子爆弾を2発叩き込まれても廃墟の中から不死鳥のように
立直り、世界の中で堂々と先進国首脳会議(G7)のメンバーとなってのけた、などという国家の歴史はまさに世界に誇りうるものです。


栄光の国、日本。


その国の国民であることを名誉と思わない人のほうがおかしいのです。

話を元に戻しますが、営業活動というものは、相手を訪ねて挨拶し、名刺を渡して営業マンの顔を憶えてもらい、ギブ&テイクで話を進めることです。

日本にそれが出来ているでしょうか。

フランスなどを見ても、かの国は建築や美術、映画や服飾、食文化に至るまで美と営業を文化の根幹にすえて国を発展させてきた。

建築はともかく、ファッションや食事などの値段はあるようでないようなもの。

なぜなら、布や食材を加工したり、調理したりして宣伝するだけで原価の何十倍もの価格をつけることができるからです。


こういった錬金術を日本は見習わなければなりません!!!



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