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世界の宝
「人生一生一度なら、やりたいことを やらなきゃ損!」
私は本気でそう思って今日まで来ました。
何かを我慢して、自分の意思と反対のことをやるのは、やはりシンドイですし、たとえそれが安定に繋がるとしても自分にはどうしても公務員が勤まるとは思えなかった。
会社員にもなりましたが、とても尊敬に値しないような上司にアタマを下げ続ける生活はやはりシンドかった。
ですが、ハンディキャップがあり 北海道の田舎街に住む私が、まさか空手の世界で、しかも世界を見据える生活をするなんて想像だにしていませんでしたから世の中と言うものは何が起こるか解らないものです。
私の夢だった生活は空手をやりながら、読書をしてエッセイなどの本を出版し、Facebookやblogを書き、インスタグラムが出来ればそれで良い、というものでしたが、あれよあれよと言う間に空手家としての生活が始まりました。
私を拾って下さったアボルファズル・アスカリアン館長や、日々声をかけてくださる世界中の支部長達には感謝しかありません。
そして、何より、我々の団体で空手に打ち込んでくださる世界中の空手家のみなさんに御礼を申し上げたいです。
空手家のみなさんこそが日本文化である空手道の継承者であり、世界の宝であると支部長である我々は思います。
そして私たちは、空手教育の普及と発展こそが真の武道教育の一歩であると こころから信じています。
世界中の国々には伝統派、直接打撃派の流派を問わず星の数ほど空手家がおられる。
その一人一人が今日も厳しい稽古に汗を流し、空手道を極める遥か高い山の頂上を目指して、もがき、挑戦している.........................。
そんな姿に私は感動を覚えるのです。
ハンディキャップがあろうとも、前進する気骨を私は決して忘れない。
自分は世界中の空手家に夢をもらって生きているのですから。
※写真上 トゥルキエ支部の生徒たち。
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