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インセル
インセルというのは非モテ男たちが 容姿や経済力など魅力ある男たちに群がる女性を蔑視するものだそうで、ミソジニー(女性蔑視)の一種なのかと思いましたが、実際は似て非なるものみたいです(笑)。
昔から男性は異性に美しさや優しさを求め、女性は経済力や包容力を男性に求めるのが古代から不変のものですが、インセルの賛同者たちは、魅力ある男を「チャド」、それに惹かれる女性を「ステイシー」と呼ぶそうで、この2タイプを極端に嫌うのがインセルの特徴なのだといわれています。
2014年には北米で殺人事件まで起きましたし、日本でも同様の事件が起こるなど、インセルの主張は非モテ男の女性に対する暴力的な事件に発展する怖さをはらんでいます。
インセルの信奉者たちは自分たちを「自分たちが童貞でモテないのは魅力ある男たちに女性が群がるからで、我々は被害者」という、言い掛かりのような主張をするそうなので 思わず笑ってしまいますが、それが暴力や犯罪に繋がるとなると話が別です。
世の中にはモテない男がモテるようになるためのファッション雑誌もあれば、デート必勝法だの、友人同士の女性関係の情報などが氾濫していますし、かならずしもイケメンや裕福な男性だけがモテるとは限らないのですが、彼らには彼らの主張があるようなので思わず首を傾げてしまいます。
彼らには女性が男性をイメージする魅力が足りないのか定かではありませんが、彼ら、インセルのメンバーに「モテない」というのは共通するのでしょうね。
私の周りの空手家を例にとれば、収入が低かろうが容姿に優れていなかろうが、ほとんどの空手家は異性や同性のパートナーがいますし、彼らがインセルの隠れメンバーだとは到底思えないのですが(笑笑)。
より好みをしなければ、ですが、女性が異性のパートナーを求めたらすぐに相手は現れます。
しかし、男性が異性のパートナーを求めるのは かなり難しい。
そこをどうにかするところに「男っぷり」が求められるのです。
自分のパートナーが欲しいとか、自分の子孫を遺したいと思うなら、苦労は覚悟の前でなければなりません。
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