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借金は怖い!

今は法律が厳しくなりましたので鳴りを潜めましたが、昭和から平成にかけて街金やサラ金は繁華街に当たり前のようにありました。

当時の金利は酷いもので29%もありましたから30日間で30%と見積もると「10日に一割」の利息を払わなければならないため、これに手を出さざるを得ない市民は文字通り高利貸から「追い込まれた」人々でした。

サラ金に手を出す段階で「人生を詰んだ人々」だったのです。

やがてサラ金の暴利が問題となり国が規制した結果、グレーゾーンの金利を貪る街金やサラ金は廃業するか銀行系カードローンに姿を変えます。

こういった金融会社や信販系カード会社はサラ金ほどではなくなりましたが、それでも金利が15%前後と極めて高いもので、いまではギャンブル依存症やアルコール依存症などの患者を取り込んで幅を利かせています。

そこですら借りられない貧民は闇金に走りますから哀れの極みです。

人生には上り坂、下り坂、そして「まさか」がある。

リーマンショックや東日本大震災、そしてコロナ禍のような災害が襲ってきた場合、庶民はどうしても経済的に劣勢になります。

破産で済めば再起のチャンスはありますが、自殺や心中に発展してしまう痛ましいケースは後を絶ちません。

あるサラ金会社の社長はホステスに「貯金してる?」と聞くのが挨拶がわりだったそうです。

きっと自分の会社にカネを借りに来る客が馬鹿に見えて仕方なかったのでしょう。

避けようの無い災害や金融ショックで路頭に迷った人々には酷な話!

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