存在の耐えられない軽さ
電車の中で自分のふくらはぎに温かい風を感じて電車の中に緩く暖房が入っていることに気づく、秋は毎年短くなっているように感じていて、冬にもう緩やかに向かっているのだと感じる。
夏はあんなに長く感じたのに秋は呆気ない。
今年も早いもので後2ヶ月で、駆け込みのように今年立てたやりたいことリストややらなければならないリストを消化しようとしてる、
9月は高校時代の親友と高校の時話してた二人でディズニーに行こうという約束を10年後に果たせたし、そう、私たちはその頃16歳だったの。あの時は田舎の中で、無敵でむちゃくちゃだった、
10月の最初の週は、前職の同僚で、友達でもあるゆうなちゃんとずっと前から言ってたハロウィンユニバも達成できたし、
先週は駆け込みでimmersive ミュージアムにも行ってきた。immersive ミュージアムに関しては正直、意外とあっけなくて、部屋中を大きなプロジェクターで色んな印象派のプロジェクトマッピングがあるだけではあったけれど、
来月はモネ展に行くからそれもとても楽しみ。
東京はいろんな行きたい美術展が季節ごとに開催されて嬉しい限り。今年はルーブル美術展、DIOR展、マティス展、テート展などにいけてとても良かった。
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愛について
先週は本当に久しぶりにくだらないことで今考えたら笑っちゃうことで彼氏と大喧嘩した、喧嘩なんてずっとしてなかったのに。
私たちは長く居過ぎて、心地良すぎてしまうからいつもは誰にも家族にも言わない心の中の些細なことが溢れてしまいやすいのかもしれないね、3年という時間は長くて全く知らない他人から家族以上に知り過ぎてしまう関係に至ってしまうには充分な時間だ、
愛することはフロムによると、技術らしい。
フロムの愛するということという本にも忘れられない言葉たくさんある、
誰かを愛するというのは単なる激しい感情ではない。それは決意であり、決断であり、約束である。もし愛が単なる感情にすぎないとしたら、「あなたを永遠に愛します」という約束はなんの根拠もないことになる。
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台湾に留学している時に映画の授業をとったことがある、気難しい教授だったけれど映画のチョイスは素晴らしかった。授業はシンプルで、
毎週映画を観て、それについてディスカッションしたり、プレゼンを作って発表したりというもの。
その中で見た映画はどれも印象的でずっと私の心の何処かに存在しているのだけど、一番は
『存在の耐えられない軽さ』(The Unbearable Lightness of Being)という映画。
自分が生まれる10年くらい前の映画で、冷戦下のチェコスロバキアのプラハの春が題材にした恋愛の映画なんだけど、その中でテレサがいった
私にとって人生は重いものなのに、あなたにとっては軽い。私はその軽さに耐えられない。
という言葉がずっと頭から離れない。
私にとって人生は軽いのか重いのか、軽やかに生きた方が楽なのか、重く感じた方が正しいのかなんてまだわからない
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先月はユナさんに初めて施術してもらった、ルメッカを3回受ける予定なのだけれど、1回目で気になってた薄いシミたちが限りなく薄くなっていてとても驚いた、美容医療はすごい。
クリニックにいくことがひとつのメディテーションになっていて、それは正直予想していなかったのでとても嬉しい限り。
美容については外面のことだけれど、内面にも少なからず影響があると思っている、歯のホワイトニングもそうだ、ずっとコンプレックスだったものが少しずつ薄れて、世界に色づく感じ。実際世界は何も変わってないし日常も同じものなんだろうけれど、そう感じれる、だけで大きな意味がある。
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誰かの人生のかけらを画面上で見て、いいなぁ、と思う気持ちを持つことを捨てようと思っている。これをきちんと達成できるのかなんて自信はないけれど、一種の覚悟だ。
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今年は彼はクリスマスはアメリカに帰国するみたいだから私は大切な愛の塊のヌードルと一緒にきっと過ごすだろう、
というかクリスマスどころか月の半分くらいは帰国するようだから12月は仕事を走り抜けて、セルフケアもたっぷりして、あとはできる限り2023年のやりたいことリストを叶えられていたら良いな、後悔なく生きることなんてきっと不可能に近いけれど、やりたいことを少しずつこなしていくことはそんなに難しいことじゃないと信じてる。
今年中におそらくnote を更新するのはあと多くて2回ほどだと思う。肌寒くなってきているから、温かいスープを飲んで、伝えれる愛は多く伝えて、会いたい人にはちょっと無理してでも会いに行って、そしてまたここで会いましょう。
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