見出し画像

#80 身に覚えのない「権利侵害申し立て」来たらどうする?

こちらのnoteの内容は音声でもお聞きいただけます↓
https://stand.fm/episodes/60669242276954eb18a8f0e9

前回は、エイプリルフールということで、
スタエフの中で「なりすまし」をしたり、
虚偽の情報を流したりした場合の
「利用規約」や「ガイドライン」について、
非公式で個人的な見解をお話しました。

今回は、自分の配信に対して、
身に覚えのない、ウソの「権利侵害申し立て」があった場合、
どうしたらいいのか?について考えたいと思います。
こちらも、stand.fmとは全く関係のない、
非公式の一個人の見解になりますので、ご了承ください。

★虚偽の権利侵害申し立て

まずstand.fmでは、
権利侵害に対して、通報ができるシステムになっているんですね。
ガイドラインの下の方の「通報したい場合」のところに
通報のフォームが用意してあります。
https://help.stand.fm/community-guideline

ところが「権利侵害」は、
本来裁判所で認定するもので、
実は「権利侵害」ではないのに、
「権利侵害」だと主張
するケースと言うのは、
よくあることなんですよね。

そして中には、
相手が気に入らないからとか、恨みがあるとか、
単に自分に都合が悪いからと言った理由で、
根拠もないのに、権利侵害をでっち上げて、
アカウント停止に追い込むとか、
検索ページから削除する、
という手法が、YouTubeなんかでもたびたび起こっています。

アメリカの「デジタルミレニアム著作権法」、
通称「DMCA」を悪用する行為として、
一時期話題にもなりましたね。
有名なのは、「艦これ」というゲームのTwitterの公式アカウントが、
アイコンの画像が著作権侵害だと
虚偽の権利侵害の申し立てをされてしまって、
一時アカウントが凍結したことがありました。

★虚偽でも権利侵害申し立ては正しい?!

それで残念ながら、
権利侵害の申し立てが虚偽だった場合の対応については、
スタエフの利用規約やガイドラインには書いてありません

通報フォームの6/6ページのところに、チェック欄が設けてあり、
「ご確認事項」として

"この申告内容は真正である"

そして、
「同意事項」として

"当社のコミュニティガイドラインを確認し、理解した上で報告する。"
"当社の利用規約やプライバシーポリシーに同意する。"

と書いてあるんですね。

したがって、スタエフとしては、
権利侵害の申し立ては、一応正しいものと扱っていて、
虚偽かどうかの争いには関与しない、
という意思表示
と見るのが良さそうです。

また、通報フォームの1/6ページのところに、

"※通報内容への返答、第三者の制限理由(対処)に関連するご質問については、お問い合わせいただいた場合でもご回答致しかねますのでご了承ください"

とあるので、もしかしたら一切取り合ってくれないんじゃないかとも思えます。

★虚偽の権利侵害申し立てへの対応

では、虚偽の権利侵害の申し立てにより、
配信が削除されたり、
アカウントが停止になったりしたら、
どうしたらいいのでしょうか?

ここから先は

1,264字

¥ 300

サポート機能では、100円から1万円までの金額を自由に設定して、記事の対価としてお金を支払うことができます。日本の経営者や個人事業主、副業されている皆様に役立つ、知的財産の知識を楽しくわかりやすくお届けしています。ぜひ愛あるサポートをしていただけると嬉しいです!