真言密教の聖地「教王護国寺」の厖大な空間
大谷御廟をあとに、東寺さんまで足をのばした。
今春、弘法市に行ったが、ふたたび導かれるように心が向いた。
五条坂からバスに乗り九条大宮で下車、
広い交差点の南東角には
東寺のシンボルである荘厳な五重塔がそびえる。
土塀沿の堀を西に進むと正門(南大門)があり、
さらに正門を通り過ぎ京阪国道口の大きな交差点まで土塀は続く。
弘法大師空海が中国から持ち帰った密教の聖地として
脈々と生き継がれている。
このたびは、正門を挟んで東と西の交差点から撮影してみた。
我々には想像もつかない厖大な空間に見えてくる。
写真トップ/九条大宮交差点から
文・写真/ 渡邉雄二
よろしければサポートお願いします。日本の伝統文化に関心を寄せています。若いころに文化圏の異なる地域の方たちとの交流で日本のことをあまりにも知らなかったことに気づかされ、それがきっかけで広く浅く学んでいます。拙いレポートですが、お目に留めていただければ幸です。