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法楽寺で観た三つの「龍」【仏画曼荼羅アート―法楽寺Ⅰ―】 今夜、関テレ21:54~「日本の轍」で法楽寺紹介

昨日は、仏画曼荼羅アートの法楽寺教室だった。少し早めに訪れ、まずはお不動さん(本尊 不動明王)にお参りをさせていただいた。
初詣でお参りされている方や境内を散策されている方など参拝者が絶えない。中には、カメラ持参で境内を撮って廻っている女性もおられた。被写体になるものが多いと思っているのは私だけではないようだ。彩をそえる寒桜が咲いていた。

今年は甲辰の年なので、山門をくぐると正面の三重塔の横に龍の「大絵馬」が掛けてあった。伺う前に同寺院からギャラリーには、日本画家の木村圭吾氏の「龍の屏風絵」、そしてホールでは、書家で水墨画家の安田東鶴氏の「十二支絵図」を展示しているので、という案内があったので楽しみに伺った。

令和六年の最初の講座は「昇り龍」にチャレンジすることが課題だった。参加の皆さんの参考になればと講座終了後に全員で観賞させていただいた。
ギャラリー入口の正面には木村氏の、金地に描かれているのは黄山の山境を背景に三爪の金龍である。題は「天龍晴嵐」(法楽寺所蔵)とあった。日本画独特の見応えのある龍である。


日本画家 木村圭吾氏の「天龍晴嵐」


また、ホールでは安田氏が法楽寺のために描いた「十二支絵図」が展示されていた。大日如来坐像を中央に、独特の絵と文字で表現された十二支絵図の中に平成24年の壬辰の龍があった。躍動感あふれる姿である。
そして、大絵馬は、安田氏が平成17年の酉年より法楽寺に奉納しているもので、今年は甲辰の龍が一年の安寧を願い参拝者を迎えていた。


十二支の一つ辰の龍(平成24年壬辰歳)


2024年の大絵馬


地域の方たちの心の拠り所として日々多くの方たちが参拝される。NHKの「72時間」ドキュメントではないが、訪れる方たちの思いを背負っている “まちのお不動さん” である。

因みに、ギャラリー&ホールの展覧会は本日までである。お近くの方はお時間があればぜひ。
また、本日、関西テレビ21:54から5分間「日本の轍(わだち)」で法楽寺が紹介される。なにわの伝統野菜も絡めて紹介されるようである。是非、ご覧ください。

リポート&写真/ 渡邉雄二 天龍晴嵐の写真/ 法楽寺の年賀状の写真を転用

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達磨の眼【本伝統文化を世界へ】
よろしければサポートお願いします。日本の伝統文化に関心を寄せています。若いころに文化圏の異なる地域の方たちとの交流で日本のことをあまりにも知らなかったことに気づかされ、それがきっかけで広く浅く学んでいます。拙いレポートですが、お目に留めていただければ幸です。