牧野富太郎の「植物画」に衝撃 植物愛が植物画から伝わる
朝の連続ドラマファンなら、まだ記憶に新しく残っていると思う「らんまん」。日本の植物学者・牧野富太郎をモデルとし、神木隆之介さんが主演でフィクションのオリジナルドラマとして昨年4月から半年間放映された。
神木さん演じる「槙野万太郎(ドラマ名)」が描く植物の数々が改めてクローズアップされ注目を集めた。「いつか必ず日本の植物のすべてを明らかにしたい!」ということから植物採集、そして採集した植物を繊細に描写するカットが随所に映し出された。
その植物図が大日本植物誌をはじめとする多くの図鑑に編纂され、世界中の植物関連の学者等に注目されるようになった。
このたび、西宮市の緑化植物園で額装された数枚の絵を見たとき、牧野富太郎の植物画に衝撃を受けた。ただ単に写生したのではなく、図鑑に編纂されるということで描き方が異なるのは理解できるが、その植物の種や根一本一本、茎や葉っぱ一枚一枚、さらには葉脈に至るまでが正確に鮮明に描かれている。一つの植物を部位ごとに分解し、その部分すべてがきめ細やかに描かれている。命あるモノとして躍動感あふれている。
しばし見入ってしまった。この富太郎さんの植物画にハマりそう。
リポート&写真/ 渡邉雄二
写真植物画/ 西宮市北山緑化植物園
※額装のガラスが反射し見にくくなっています。
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よろしければサポートお願いします。日本の伝統文化に関心を寄せています。若いころに文化圏の異なる地域の方たちとの交流で日本のことをあまりにも知らなかったことに気づかされ、それがきっかけで広く浅く学んでいます。拙いレポートですが、お目に留めていただければ幸です。