過日、何度か紹介した柴燈護摩供の最後に、位牌等の処分を任され僧侶の方々が火の中に焚べる「お焚き上げ」をされた。
位牌等は、引越しや弔い上げをするタイミングで、また位牌の作り替えなどの事情で処分することもある。
故人の魂が入った位牌等は、まず魂を抜いてからお焚き上げなどの適切な処分がされる。
その光景をみていると、護摩供の祭壇として組まれ丸太を崩しながら最後の火の中に焚べられていた。すべてが灰になり煙になり天上に登っていく。
儚くもあり、全ての繰り返しの始まりの儀式でもある。
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文・写真/ 渡邉雄二
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