【2】ホームページを常時SSL化するメリットとは?
「保護されていない通信の⚠警告」が表示されている
\ホームページのSSL化「https」化が必要な方/
【2】ホームページを常時SSL化するメリット
ホームページは、お問い合わせや申込フォームで住所や電話番号を入力したり、ネットショッピングではクレジットカードの登録をおこなったり、重要な個人情報を取り扱う会社・店舗サイトや自治体・公共団体のサイトを安全に利用するためのSSLとはどのような仕組みなのでしょうか。
では、SSL導入による様々なメリットについて詳しく見ていきましょう!
主にセキュリティ向上、暗号化による通信内容の第三者からの盗み見やデータ改ざん・なりすまし防止、サイトの正確性証明になります。
個人情報やクレジットカード番号などの重要データをランダムな文字列に暗号化し、「安心してインターネットを使うことが出来る」ということです。
● SSL導入のメリット4つ!
①【セキュリティ強化】リスクを防ぐことが出来る!
インターネット上の通信(やりとり)を暗号化することでリスクを防ぐことが出来ます。
SSL暗号化と電子証明書を組み合わせた「SSLサーバ証明書」は、通信の暗号化とウェブサイトの運営者・組織が実在することが保証されます。
今までの一部のフォームなどを暗号化するのではなく、認証局発行のSSLサーバ証明書で全てのページを暗号化することで、インターネット環境におけるセキュリティリスク(第三者からの盗み見やデータ改ざん・なりすまし)に対抗し、ユーザーにとって安全なサイトを構築します。
せっかくSSLを導入しても、一部のページだけでは第三者からの盗み見やデータ改ざん・なりすましは防ぐことはできません。すべてのページに導入することで、セキュリティリスク対策などに効果を発揮します。
②【鍵のマーク】がつくので、安心感を与えられる!
SSL導入のメリットは、リスクから身を守ることだけではありません。
SSLを導入すると、ブラウザ上に【鍵のマーク】がつくのをご存知でしょうか?
この【鍵のマーク】は、「このサイトを使えば安全な通信が出来ます!」という証拠です。
SSLを導入することで、ユーザーに「このサイトは安心して利用できるサイトだ!」と安心感を与えることができます。
③サイトの信頼度を高めることが出来る!
SSLを導入すると、「SSLサーバー証明書」と呼ばれる、証明書が発行されます。
そして、企業向けのSSLサーバー証明書の発行には 「どこの企業がそのサイトを運営しているのか」を登録し、認証局による審査を通過する必要があります。
その審査は、登記簿謄本などを用いた本格的な形式によるものです。
つまり、企業向けのSSLサーバー証明書が発行されているということは、 認証局に実在を認められた企業ということになります。
これにより、サイトやその企業が「本当に実在している信頼のおける企業」ということをアピールすることができます。
④SEO(検索エンジンの順位の向上)にも有効である!
常時SSLを推進しているのが、Googleです。
Googleは、2014年にホームページが常時SSL化されているかどうかを、検索順位を決定する要素の1つとしました。
検索エンジンのデファクトスタンダード(事実上の標準)であるGoogleがこのような姿勢をとっていることから、常時SSLをすることで検索順位が上がるのは今や明確です。
検索順位が上がることでGoogleをはじめとする検索エンジンから、ユーザーが安心して使える信頼のおけるコンテンツであると高く評価されます。Googleは、ホームページを評価する際、SSL化されているかどうかを優遇する要素の一つにしています。セキュリティ強化の結果として、アクセス数の増加が期待できるかもしれません。
既に93%ものホームページが常時SSLを導入していることを考えると、常時SSLは導入されていることが当たり前と認識されていると考えたほうが良いでしょう。
※逆に言えば、常時SSLがされていないとサイトの検索順位が下がるということです。
● 実はGoogle検索への対策がSSL化の最も大きい理由!
2010年~ Google検索にてSSL化が始まる。
2014年~ 常時SSL化されたホームページは、Google検索で優遇すると公表。
2017年~ 非SSL化サイトに警告表示が始まる
Googleとしては、インターネット閲覧時のセキュリティーは最重要事項の一つと考えられている。そのため、セキュリテイー対策を全世界的に進めている。
上記にも書きましたが、Googleが本格的にSSLを推奨し始めてまだ数年です。それ以前に作成していたホームページは、まだSSL化されていない場合が多くあります。
リスク軽減、安心感&信頼性のアピール、といったメリットのあるSSLですが、 実はその重要性は近年増すばかり。サイトに常時SSL化を導入するとさまざまなメリットがあることを理解できたでしょうか。
● SSL導入のデメリット
もしも、サイト運営者に専門知識がない場合、費用をかけて代行業者にSSL導入を依頼する必要があると、定期的に更新費用がかかってしまいます。
どうしても代行費用を抑えたい場合は、ドメイン認証型の無料SSL(サーバー会社が提供しているケースが多い)を利用する方法もあります。
ドメイン認証SSL証明書(または、クイック認証SSL)は、いくつかの認証局から、最低限の検証を経て発行されています。企業認証SSLサーバ証明書やEV SSLサーバ証明書と比べ、大幅に安価であることが特徴です。
「ドメイン認証型」だからといって安全性が低い訳ではありません。しかし、企業や公共団体・自治体では、運営元の確認が行われ信頼性の高い「企業認証型」「EV認証型」を採用するケースも増えています。
SSLサーバー証明書の発行にあたり、認証局は審査を行います。審査の際に確認する内容の量によって、以下の3つの種類があります。
※最新のブラウザは、EVグリーンバーに対応しています
EV SSL サーバー証明書を利用すれば、EV グリーンバー機能対応ブラウザではアドレスバーが緑色になります。これによって利用者は一目でそのサイトの安全性の高さを確認することができ、コンバージョンレベルの向上が期待できます。
お問い合わせ先
弊社は、ホームページのSSL化やSEO対策など、セキュリティ面や運用面でのお悩みをお持ちのクライアント様にご支持頂いております。
対面でのご相談のほか、通話アプリを活用したオンライン面談や、メールでのアドバイスも実施しています。この機会にぜひとも、お気軽にご相談ください。
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