[Valorant]ロールをもっと細分化してみよう

 valorantには4種類のロールがあります。デュエリスト、イニシエーター、コントローラー、センチネルです。ただこれらはあくまでも大雑把な分類であって、このことを基準にして話すと本質を見誤るかもしれません。

1.細分の基準

 代替が可能かどうかを主な基準にします。ただ私の主観が多少入るので、そこは許してください。能力のある組とない組に分け、ある組は左から能力の高い順、ない組は順不同です。

2.デュエリスト

 デュエリストの共通点は「死に役(タンク)の適正が高い(スキルが時間で復活しないのと味方に影響をあまり与えない形式のために死んでもチームに負担をかけにくい)」ことです。

 まずエントリーができる組とできない組に分類できます。

(1)エントリーできる:ジェット/レイズ

(2)エントリーできない:フェニックス/レイナ

 エントリーできる組は基本的に必須です。不要なマップはアイスボックスやブリーズくらい。

 次にワンピックを取りに行きやすいかそうでないかでも分類できます。

(1)ワンピック性能あり:ジェット/レイナ

(2)ワンピック性能なし:フェニックス/レイズ

 ヨルについては私がよくわかっていないので除外しました。ワンピック性能は防衛時で輝きます。オペ適正の基準でもあります。ワンピック戦術はカウンターができないので、撃ち合い強い人が使えば試合を有利に進めやすいです。ジェット(というよりかはブリンク)がいかに強いかがわかりますね。

3.イニシエーター

 イニシエーターの共通点は「撃ち合いの補助に長けている」点です。このためにエントリーの補助、ワンピック戦術の補助に適しています。

 イニシエーターは分類が多いです。まずはドローンの有無。

(1)ドローンあり:ソーヴァ/スカイ

(2)ドローンなし:ブリーチ/KAY/O

 ドローンはノーリスクでタンクになれるのでエントリー能力が極めて高く、攻めにおいて必須です。余程のことがない限りドローン無し構成は避けたいところです。

 次にフラッシュの有無。

(1)フラッシュあり:スカイ/ブリーチ/KAY/O

(2)フラッシュなし:ソーヴァ

 フラッシュはかなり撃ち合いを有利にできるスキルですが、即爆以外はよけられるリスクがあったり、味方にもデバフがかかると扱いが難しいスキルです。ただフラッシュによる圧を十分にかけられれば敵の動きを制限しやすいので欲しいところです。

 最後に索敵の有無。

(1)索敵あり:ソーヴァ/KAY/O/スカイ

(2)索敵なし:ブリーチ

 索敵能力は撃ち合わずに情報を取れるので事故死を減らせます。ただ検知した場合、敵に「こちらが情報を取ったという情報」を渡してしまうことに注意。

4.コントローラー

 コントローラーは全キャラで持ちアビリティが共通なのであまり分類はありません。スモークの自由度くらい。

(1)スモークの融通が利く:オーメン/ブリムストーン/アストラ

(2)スモークの融通が利かない:ヴァイパー

 要するにスモークを好きなところに置けるかどうかという違いです。ヴァイパーは一度設置したところからスモークを移動させられないので、2スモーク構成の場合ヴァイパーはセンチネル的な役割となります。

5.センチネル

 センチネルの共通点は「防衛力に長ける」ことです。チェンバーの研究が進むまではまだ仮説段階なのでご了承ください。

 検知性能の違いで分けられます。

(1)検知性能高:サイファー/チェンバー/キルジョイ

(2)検知性能低:セージ

 セージの壁は設置時に音を出し、遠くからでも視認でき、時間経過で壊れるために、人の代わりにスキルでポジションを保有しておくということが難しいです。このためセージはセンチネルとしては異質な部類と言えます。

 さて、(1)の性能というのはそのロールに主に求められているものです。一軍的なやつです。なので、敵の構成を読むときはこのことを基準にしてみましょう。また、キャラに求められているものの指標にもなると思います。

 今回はここまで。次回のnoteでもっと掘り下げようと思います。

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