クラフトビールのデザインがめちゃ良いので紹介したい。 - その3
前回の記事からまた間が空きました。いかがお過ごしでしょうか?
私は飲んだクラフトビールが300から400になっていました。
記事を更新するたびに100のビールを飲んでいたことになります。今も飲みたいです。
前回のその2の記事はコチラ。
今回は最後に日本のブルワリーを紹介したいと思います!
※奈良醸造さんを追加しました。
YOROCCO BEER
まずはヨロッコ。
こちらは神奈川県の逗子にあるブルワリー。
こちらのビールはホップをふんだんに使ったIPAではなく、セゾン* やセッション*、ラガーなど軽い口当たりで爽やかなクラフトビールをよく醸造されるブルワリーです。
クラフトビールといえば普通のビールと分かりやすく違う味としてニューイングランドIPA* などがありますが、こちらは分かりやすいクラフトビール感よりも、より自然な味で、フルーティーで心地よいビールが多い印象です。
ヨロッコでは缶でも瓶でも醸造しており、統一されたデザインがあるわけではありませんが、特徴的なデザインのビールがたくさんあります。
4つ目の黒いラベルのビール、BLACK SWORD IPA の真ん中の梵字のような文字と周りのカリグラフィの組み合わせなんかすごく良いです。
こちらは醸造所の壁に描いてあるグラフィック。とても良いです。
ヨが6個あります。そうです。そういうことです。
Repubrew
続いてはリパブリュー。静岡県の沼津駅前にあるブルワリーです。
駅前に醸造所兼レストランがあり、そちらでご飯もいただくことが出来ます。去年から缶での販売を始めた比較的新しいブルワリーです。
良い!
日本の昔からあるブルワリーは焼酎に似たようなデザインが多いのですが、こちらは思い切って缶の全面を味を表現するためのキャンバスとして使用しており、とてもクラフトビール感のある特徴的なラベルになっています。
ビール自体もヘイジーIPAやダブルIPAなどそれぞれのホップを味を出した美味しいIPAをよく醸造されてる印象です。
こちらはビールではなくセルツァー*。
ビールだけでなく、セルツァーも醸造してるブルワリーは日本ではとても珍しいんじゃないかと思います。こちらもラベルがイケてます。良いです。
VERTERE
続いてはバテレ。東京の奥多摩に醸造所を構えるブルワリーです。
日本のブルワリーでラベルのデザインを紹介するならば、このブルワリーは絶対に外せないでしょう。
おしゃですね。最高です。バテレ。
缶全体が白く、それぞれのクラフトビール毎に写真が配置されており、その下にそっとビールの情報が記載されています。
こちらのビールはデザインもさることながら、味も本当に美味しいです。
IPAにペールエール、サワーにスタウト、モルトにフォーカスして麦芽の甘味を出した特殊なスタイルまで幅広いクラフトビールを醸造しており、それのどれもこれもがレベルが高く、どれを飲んでもめっちゃウマいです。
めっちゃ上品な味がします。
バテレではグッズも販売しているのですが、そちらのデザインもかなり良いです。保冷バッグ...欲しい。
WEST COAST BREWING
続いてはウェストコーストブリューイング。
静岡の用宗にあるブルワリーで、個人的に一番好きな日本のブルワリーです。ここも最高です。
https://www.instagram.com/p/Ckw02vCpc6m/?img_index=1
https://www.instagram.com/p/CgifX69JNL2/
https://www.instagram.com/p/CgQbu4zJA7N/
https://www.instagram.com/p/CgQbu4zJA7N/
良い。見てるだけでお腹が空いてきます。
こちらのブルワリーのラベルは Hop dude と呼ばれるホップのキャラクターたちが色んな出来事を体験している、ストーリー性のあるラベルとなっています。またビールを作る頻度がとても高く毎週のように新しいビールが出ています。
こちらのブルワリーではその名の通り ウェストコーストIPA* なども醸造していますが、常に新しいスタイルのビールに挑戦しており、そのチャレンジングな姿勢がとても最高です。
こちらのビールは大麻由来の成分であるCBD(違法ではない鎮静効果のある成分) が使用されているCBDビールで、アメリカでは幾つか既に醸造されているスタイルではありますが、日本では初めてこちらのブルワリーが醸造されたと思います。
こういった新しいことにチャレンジングしていくブルワリーはビールの概念をどんどん押し広げていくのでとても好きです。味もめちゃウマでした。
静岡県内には店舗が4店舗あり、どれも内装が良いです。
醸造所がある用宗のタップルームでは隣に旅館と温泉が併設されており、「ビール」「旅館」「温泉」と揃いに揃った最高な場所となっております。
奈良醸造 Nara Brewing
奈良醸造は2018年から醸造を開始したブルワリーです。その名の通り奈良県の奈良市に醸造所があり、ビールが飲めるタップルームも併設されています。
素晴らしい。
このブルワリーを紹介せずにいられることがあろうか。
奈良醸造は2018年からビール作りを開始していますが、最初は樽生ビールで全国の飲食店で飲める卸しとして提供していました。それから2019年にボトルビールを、そして2020年から缶でのビール販売を開始しました。
缶の種類はまだまだ少ないですが、そのデザインは明らかに良いです。
缶での販売が増えて色んなショップに奈良醸造のビールが置かれるようになると思うと、こんなに増えてほしいビジュアルはありません。
AXISやFUTURAなどの名を冠されると次はHelveticaやBodoniなどが来るのではと期待してしまいます。
作るビールのスタイルもセゾンやケルシュ*、アメリカンIPA* などホップだけでなく、モルトや酵母の美味しさとのコンビネーションに焦点を当てたものが多く見受けられます。
ビールグラスもその柔らかく豊かな風味を表すように背が低く口の広いグラスが使用されているのが印象的です。
タップルームではクラウラー* もあり、そちらのデザインも既存の文字組と手書きのビール名の組み合わせでとてもナイスなデザインになっています。最高です。
以上!
全三回にわたってクラフトビールのラベルついて書かせていただきました。
読んでいただいた方が少しでも興味を持って、買って、飲んでいただけたら嬉しいです。✨🍻
と同時にクラフトビールがどこで買えるのかについての記事も書きました。
もしご興味あれば参考にしていただけばと思います!
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