直線断ちの衣
harikoyama
人生の先輩方より、植物から繊維をいただくことを教えてもらい、布になるまでになんと尊い行程を経ているのか..と気の遠くなる想いを抱いてから、
なるだけ布をむだにせず、直線で、キモノっぽい、でも立体の衣ができないものか、と苦手な裁縫をちくちくしたところ、手が勝手につくったキャミソール 。
和キャミと名づけて、色んな布地で、そのときにある植物で染めたりと、ひとり愉しんでいたところ、友人と染め遊びをすることになりました。
鉄媒染の話から、陶芸家である彼女の夫の提案で、釉薬につかっている土で染める流れとなり、やったこともなかった2人で試し染めをしたところ、清涼なアオイロと嫋やかなキイロの二色に色んな感覚を通して魅せられました。
肌着として纏ってみたかったので、CALICOさんの布で試作していただいたところ、なんともいえない深いところからの安心感があり、住まう大地の土に抱かれる衣とは、なんと素晴らしきことか✨と感動しました。
エネルギー高き衣を纏い
本来の力を発揮する生きモノでありたい...
そんな夢を叶えてくれたharikoyama
遊びからこんな風にカタチにしてくださったchikaさんの衣を、ぜひ纏ってみてくださいね。