廬 -ゐほり-

心赴くままにつらつら綴ります。 日月星のめぐりとともに、古の民はどう在り、身体をつかい、まつらい生きていたのか? トキヲ超エ イマニ蘇ル 万の民が歌い舞う人として この地球ホシとともにあるのだ  と自ら試行錯誤を繰り返し、実験をしている最中です。

廬 -ゐほり-

心赴くままにつらつら綴ります。 日月星のめぐりとともに、古の民はどう在り、身体をつかい、まつらい生きていたのか? トキヲ超エ イマニ蘇ル 万の民が歌い舞う人として この地球ホシとともにあるのだ  と自ら試行錯誤を繰り返し、実験をしている最中です。

最近の記事

直線断ちの衣

harikoyama 人生の先輩方より、植物から繊維をいただくことを教えてもらい、布になるまでになんと尊い行程を経ているのか..と気の遠くなる想いを抱いてから、 なるだけ布をむだにせず、直線で、キモノっぽい、でも立体の衣ができないものか、と苦手な裁縫をちくちくしたところ、手が勝手につくったキャミソール 。 和キャミと名づけて、色んな布地で、そのときにある植物で染めたりと、ひとり愉しんでいたところ、友人と染め遊びをすることになりました。 鉄媒染の話から、陶芸家である彼女の

    • アメツチのアイダに

      晴天から一転 雷雨が風と共にやってきた あの雨ヲウケタヒ!とおもった 頭のなかに水甕がながれはじめた ミジガミヤミジン... 静かに裸足で大地の上に立つと 手のひらが自然と天をうけ そして胸の前であわさった うけたときに 小豆ほどの塊がとびこんできて外側がはじけとんだ 体にも振ってきた 手の上の霰は冷たく少しずつとけていった 頭のてっぺんから髪から あっというまにアメに包まれる 雷鳴を體で感じ 雷光に恐怖した 大地や植物はいつもこのなかに在ると識った 忘れてい

      • 一日のはじまり

        古人には、日が暮れたら1日が始まると捉えていた民もあったそうだ。 太陽が沈んだら、人はなんと挨拶していたのだろう。オハヨウ?コンニチハ?コンバンハ? 言葉の意味もかわってくるかもしれない。 西陽が海や砂や山の彼方に落ち 一番星が光るトキ どんなオモイで一日のはじまりを迎えたのであろうか。 陽の光とともに、夜明けを 朝を迎える。 それをはじまりとして生きる私には 想像するしかない世界。 否、私は 本当の意味で、夜を味わえているのだろうか。 できれば古人の森羅万象との関