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新卒採用で1番大変なのは会社説明会だったなぁ、という思い出話

企業の新卒採用担当に従事して5年、退職後も企業さんの新卒採用のお手伝いをすることがありましたが、面接も内定フォローも大変だけど「会社説明会」が1番難しくて大変だったなぁと個人的に思います。

午前午後の2~3回、週に2回開催するとなると月に16回~24回。
勿論、来てくれる学生さんは変わるわけで、それは楽しいし変化もあるのだけれど…大筋は同じ説明なわけで、これだけの回数をこなすのってまず体力的に凄くハードなんですよね。

そして、1人で説明会を回しているとどうしても気が滅入ってくるわけで…説明して、アンケートでは高評価。なのに選考にきてくれないと「私の説明が良くなったかな。構成を変えてみる?座談会を増やしてみる?先輩社員の話が足りない?」なんて無限ループにはまってしまって。うちだけなのかな…と当時こんなツイートをしてみると100件を超えるイイねが。うわ、やっぱり悩んでいるのって私だけじゃないんだ~!よかった~!とこの時とっても救われた気持ちになったのを覚えています。改めて、人事って本当に孤独。

説明会のみせあいっこで得たことは
・業界用語を気が付かず使用していたこと(気を付けていたつもり)
・企業説明会にセオリーはないこと
・悩んでいるのは1人ではないという圧倒的安心感…!

その後、あーでもないこーでもないと修正を重ねてみたものの、上手くいった説明会と上手くいかなかった説明会の2通りが出てきました。

当たり前だけど、如何に学生さん(勿論だけど自社にきてくれる就活生のこと)目線に立てているか。
属性別に振り切った説明会資料の誘導率は上がり、なんとなく流行りだし面白いかな~?と思って入れたワークはド滑りで終わり…(本当にごめんなさい手間ばかりかけました)そりゃそうですよね、学生さんだって自分たちに向けた情報なのか、欲しい情報なのかくらいすぐ分かるもんですよね。大人だからきっと違うなと思っても「面白かった」「興味を持った」って回答してくれているのでしょう。だけど当時は面白いと思ってもらいたいのか、奇抜なことをして印象に残してほしいのか、説明会資料を変えまくり、当時はなんだか売れない芸人の苦悩スパイラルのようなもにはまっていました。笑

答え、結局みつからなかったなぁ。
きっと、ずっと変わらない完璧な正解のようなものはないんだろうな。

新卒採用って面倒だしお金かかるし大変だけど、
本当に魔法みたいだなって思えるくらい、
企業を明るく笑顔にできる採用だなって思ってます。

人事に憧れて、企業担当として営業をしていた時に書き留めていたこの言葉は、新卒採用担当を経て少し、いやかなり苦味を含んでいて。それでもやっぱり新卒採用って魔法みたいだよねって思うし、思いたいなぁ。


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