リンパケア#1
リンパケアセラピストの資格を持つ私が自宅や仕事中に簡単にできるリンパケアについて講座風に紹介します。
1回目の今日は、リンパについて紹介。
少し堅苦しいと思いますが、お付き合いくださいm(__)m
リンパには2種類ある
リンパ液
やけどや水ぶくれで出てくる透明な液体
リンパ管
細い管で体中に張り巡らされている。体の老廃物や余分な水分を排出するため「身体の下水管」と言われる。
リンパ管の所々にリンパ節があり、これが病原体と戦っている。
血液に比べ流れが滞りがちになるのは、心臓のような大きなポンプが存在しないから。
よって、リンパ液の流れは健康や美容にとても重要!
流れが滞る原因
冷え・筋肉の凝り・運動不足・加齢・ストレス
リンパケアをするとどんな効果があるの?
首や肩コリの軽減・運動機能アップ・可動域が広がる
美肌・むくみ改善・疲労回復
血行促進・発汗作用促進・冷え改善・痩せやすくなる
ストレス軽減・自律神経のバランスが整う・免疫力UP・安眠
リンパの歴史
西洋医学が由来とされ、医学の父「ヒポクラテス」は「白い血」と呼んでいた。
日本では解体新書に翻訳されている
リンパケアで重要な場所
首・わきの下・足の付け根・膝裏・鎖骨下の
リンパ液の滞りが原因?セルフチェック
こんな症状はありませんか?もしかしたらリンパ液の流れがわるいのかも!?
美容院で頭皮が硬いと言われる
頭痛が時々ある
目が小さくなってきた
瞼が重く感じる
顔が弛んできた
シワが気になる
背骨周りの筋肉がかたく感じる
背中が凝っている感じがする
デスクワークが中心
ウエストにくびれがない
おへそから下が冷たい
きつい下着をつけることが多い
おしりの筋肉がかたい
長時間座っていることが多い
セルライトが目立つ
下半身の筋肉があまりない
足の甲に骨や血管が見えない
足が重く感じる
足に冷えを感じる
指ですねを押すと皮膚の戻りが悪い
普段からあまり歩かない
塩分や水分を多くとる
体温が低く36度以下
風邪をひきやすい
ストレスがたまる環境にある
露出の多い服をよく着る
肌に張りがない
ゴムのあとがつきやすい
シミが目立つ
手が握りにくくなってきた
手がぽっちゃりしている
パソコンや携帯をよく使う
二の腕がたるんでいる
胸全体が硬い
ブラジャーがくいこむ
わきの下を押すと痛い
後ろを向きにくい
肩が張っている
鎖骨が見えない
ケアの基本手技
①押圧
指の腹を使って押す、皮膚に対し1点に圧をかける
②軽擦
手のひらや手の甲を使って体の表面を軽くさする
③ほぐし
圧をかけたり、ゆするように動かして筋肉をほぐす。
コリコリしているところは念入りにほぐす
指・こぶし・熊手の形・手のひら・カギ型でほぐす
④リンパ流し
リンパ液の流れに沿って流す・ゆっくりと送り出す
ケアの時間帯
食後すぐでなければいつでもいいが、入浴中・入浴後・就寝前がベスト
ケアの環境
照明をやや暗くして、リラックスし、温かく快適な室温であり、しめつけない服を着ていること
ケアに注意すべき人
妊娠初期・発熱・ケガ・注射をした・低血圧・高血圧・生理中・高齢者
ケアの好転反応
よいリンパケアができると、毒素を排出するため体に様々な反応がでます。これを好転反応と言います。早い人はリンパケア中やリンパケア後数分で好転反応が出ます。慣れないうちは、やりすぎないように注意しましょう。
①弛緩
だるさ・眠気・倦怠感・疲労感
②過敏・不快
便秘・下痢・痛み・腫れ・かゆみ
③デトックス
尿や便の量が増える・発汗
④回復
発熱・頭痛・腹痛
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