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7ハウスのルーラーが〇〇ハウスにIN

こちらはKaren Hamazer Zontagさんの「The House Connection」から読み解いたものになります。

7ハウスのルーラーがどのハウスに入っているかを説明しつつ、私の解釈も入れています。

7ハウスは「パートナーシップ&人間関係」「契約関係」の領域。そのエネルギーがどこに向かっているかを知ることで、対人関係傾向や結婚傾向がわかります。

以下に7ハウスルーラーが1-12までのハウスに入った場合の説明をしています。


【7ハウスのルーラーが1ハウス】

対人関係・婚姻関係のエネルギーを「自分自身」に投資する。

自分自身の中にパートナーシップを結んでいる相手のエネルギーが流れ込んでくるため、相手の考えや行動を尊重し、影響を受ける人です。

自立している人だとしても、何をするにも相手の意見を聞いて参考にしたり、自分の意見を妥協したりする傾向があります。何か決定する場合に、間接的に相手の影響が必ずあるということです。相手に「聞かずにはいられない」面があるので、まず「自分はこうしたい」という答えを見つけてから、相手にアドバイスを仰ぐようにするとよいでしょう。
(固定宮が多い場合は相手の意見に従うということは、他の星座より格段に少なくなりますが)

一人暮らしをするよりも「同棲したい」「ルームシェアしたい」という思いの方が強いかもしれません。

【7ハウスのルーラーが2ハウス】

対人関係・婚姻関係のエネルギーを「お金」「才能・資質」に投資する。

2ハウスは物質的な安心(個人の持ち物=お金)にかかわるハウスであり、そこにパートナーへの愛情等を意味する7ハウスのエネルギーが注がれるということは、パートナーに「安心させてもらう」=パートナーに稼いできてもらうという意味合いが出てきます。自分の満足・物質的豊かさにパートナーが密接にかかわっているし、自分にとっても「幸運の種」がパートナーと結びつくことでもあります。もしくは価値観が似ている相手を求めます。

あなた自身が「安定したい!」と考えるとき、相手にそれをやってもらうという形をとりやすい。結婚理由が「安定のため」が大部分を占めるかもしれない。

パートナーの力も借りつつ、一緒に「豊かさ」のために奮闘できると◎。

金銭的に豊かなパートナーと手を結ぶことで、あなたの金運も安定します。(経済的に豊かな相手と一緒にいると、比例的に自分の金運も上がっていくタイプ)多くの人(7ハウス)へのアピール力があるので、人気運を発揮しながら稼ぐべし。パートナーと一緒に稼ぐのも◎。

【7ハウスのルーラーが3ハウス】

対人関係・婚姻関係のエネルギーを「情報発信」「コミュニケーション」「教育」に投資する。

パートナーと結びつくことで、より外向的になったり、おしゃべりになったりすることが見られそうです。意見交換において、話し合いはじゅうぶんかつしっかり進めていきますし、パートナーの意見もしっかり聞き、取り入れます。

何か伝えるときにパートナーの要素入りがち→「彼がこう言ってた」「うちの旦那も言ってたんだけど…」などなど、この星回りをもつ人にとってパートナーの意見やかかわりは非常に大事なのです。

7ハウスは「関わる相手への態度」も示すので、きちんと相手のことを考えた伝え方や言葉選びをすることができる人でもあります。素敵!

【7ハウスのルーラーが4ハウス】

対人関係・婚姻関係のエネルギーを「家・家族」「根っこ・ルーツ」に投資する。

パートナーは「心からの安心」のためにいると考え、7ハウスルーラー2ハウスとはまた違う理由で一緒になろうとする。(2ハウスINは物質的に安定するため、4ハウスは「家庭的安定」のようなもの)

異性同士の燃え上がるような恋愛で結婚するのではなく「心に平安」をもたらすため。早々にパートナーのことを「お父さん」「お母さん」と呼ぶかもしれない。

もしくは故郷に「援助者」「協力者」を見つけやすい面も。パートナーの実家の近くに住むんじゃなくて、自分の実家の近くに住まわせるケースもみられます。(4ハウスルーラー7ハウスINだと逆→パートナーの地元に住む)

【7ハウスのルーラーが5ハウス】

対人関係・婚姻関係のエネルギーを「趣味・遊び・好きなこと」「恋愛・子供」に投資する。

5ハウスは「自分主体で楽しむこと」にかかわる物事を管轄していますが、そこにパートナーを示す7ハウスのエネルギーが注がれるということは、パートナーと一緒に「楽しみごと」をしたい!という傾向が出てきます。

彼らのために楽しいことを計画・実行していくので、サプライズ好き。

パートナー自身も「私の楽しみごと」のひとつであり、彼らの観察を趣味していたり、彼らをモデルにして漫画やエッセイを書いて表現するかもしれない。

【7ハウスのルーラーが6ハウス】

対人関係・婚姻関係のエネルギーを「労働・義務・奉仕・健康管理」に投資する。

パートナーを管理したり、助けることが増えていく傾向。パートナーの医療的・介護的なサポートをする可能性も。パートナーの健康状態が心配になっていろいろ手を焼くことがある。一緒に仕事をする!というケースで出れば、調和的で安全な関係です。

対人関係のエネルギーが「労働」に向かうので、接客業や対人であれこれをアドバイスやお世話をするようなお仕事が向いています。

【7ハウスのルーラーが7ハウス】

対人関係・婚姻関係のエネルギーを同じ領域に投資する。

これはもう「パートナーがいないとやっていけない!」という配置です。人生は「パートナー探し」であり、パートナーがいないと人生が不完全であると感じてしまう傾向。

7ハウスはパートナーシップであり、対人関係を示す領域ですが、同時に「妥協の意志」も示します。(対「人」の関係においては妥協がつきものなので)

なのでこの星回りは「対人関係において最も妥協できる」(=相手の意志を尊重する)傾向があるといえるでしょう。

この星回りの人は、何よりパートナーと楽しい時間を過ごして笑顔でいたいのです。そのために全力でエネルギーを注いでいきます。対人関係のあらゆる出来事で「自信もUPする」し「自信喪失もする」のです。対人関係に左右されるところが大きいといえます。

【7ハウスのルーラーが8ハウス】

対人関係・婚姻関係のエネルギーを「遺伝・継承」「深いつながり」に投資する。

パートナーシップを構築していくことで、自分の「深い部分」に触れていくことが多くなるでしょう。彼らと密接にかかわることで、自分自身も知らなかった自分に気づくとか、見たくなかった問題点に気づく…ということがあり、いずれにせよ自分にとっては「深刻であるが気づきになる」ような出来事に出会いやすくなります。

ポジティブに出れば、パートナーが隠れた才能を発掘してくれたり、自分では想像もしえなかった未来に連れていってくれることがあるでしょう。

ただ、そのように「深い気づき」を与えてくれる相手のことを神格化してしまって「服従」してしまう傾向も出てくるので注意が必要です。

8ハウスは「結婚後の生活」も示しますが、夫であっても妻であっても、相手に服従する傾向があるので、強く出ないように気を付けておきましょう。(籠の中の鳥状態になり、自主性がなくなってしまわないように!)

【7ハウスのルーラーが9ハウス】

対人関係・婚姻関係のエネルギーを「宗教・思想」「海外」「高等教育」に投資する。

パートナーシップが自分の視野を広げることに大きくかかわっているといえます。ということは、相手が自分を刺激する存在であるとか、夫が海外勤務で自分も一緒に海外生活とか、外国人で結婚後に「海外で挑戦する」チャンスを与えてくれるとか…このようにパートナーシップにおいて「ぐっと引き上げられる」「今までできなかったことができる」というケースで出やすいです。

この星回りの人は、結婚相手として「ずっと同じ場所に住む可能性が高い人」「安定だけが重要だと考えている人」は向きません。せっかくパートナーと一緒にいるのに「毎日同じような日々を過ごす」なんて考えられないので、ぜひ育ってきた環境が全然違う人や定住はしても海外にバンバン旅行に行くなど、フットワーク軽い人と一緒になりましょう!

1-7-8ハウスとは違い、相手の言いなりにはなりにくく、相手の意見も聞きつつ、自分の意見の「修正」程度に取り扱うことができるタイプ。

【7ハウスのルーラーが10ハウス】

対人関係・婚姻関係のエネルギーを「仕事・キャリア」に投資する。

パートナーシップが自分のキャリア形成に大きな影響を与えていきます。10ハウスルーラーが7ハウスの場合は、キャリアにおける最終決定はパートナーにゆだねられるところがありますが、この星回りになると、「決定に一役買う」程度です。

なぜかというと、あくまでも自分の仕事を応援してくれるパートナーを求めるからです。パートナーに自分のキャリアのサポート・援助を必要としています。なので、結婚することが仕事運UPにも繋がっていますし、結婚をしたほうが仕事に邁進でき、社会的地位も上昇していくようなことがあるでしょう。

また、仕事において、あなたが自分の「外交手腕」「手と手をつないで進める力」を出していくと、どんどん仕事がうまくいくようになります。

【7ハウスのルーラーが11ハウス】

対人関係・婚姻関係のエネルギーを「夢・希望」「横のつながり=仲間」「社外活動」に投資する。


仕事終わりの習い事やボランティア、仲間や友人だった人の中から結婚相手が見つかりやすい星回り。愛情だけではなく「友情」でも相手と繋がっていたいという思いがあります。

11ハウスは「自由」の領域でもあるので、必ずしもパートナーを最優先しない傾向にあり、パートナーも友人も同等に扱っていくので、嫉妬心が強い相手と結びつくのは難しいかもしれません。(パートナーに友人を紹介するのも好きかも)

「同志的関係」が最もしっくりくるでしょう。

結婚においては「自由」であることが大事です。

【7ハウスのルーラーが12ハウス】

対人関係・婚姻関係のエネルギーを「内面世界」に投資する。


「愛情」と「同情」を混同しやすい面があり、パートナーとの関係性においては、混乱や脱線が起きやすい。罪悪感から人と一緒にいないことが重要。

パートナーという人間が好きなのではなく、恋に恋しているという状態になりやすく、「相手が本当はどういう人間なのか」ということが置き去りになりがち。

パートナーのために無償の愛を注ぎやすいがゆえに、ご自身もエネルギー不足になりやすいので、ひとりで充電する時間は絶対必要。

相手との関係がもろくなることを恐れて、自分のことを後回しにしてでも相手に尽くしたり、何でもハイハイ言っていたら、相手は安心して「逸脱」してしまう。深い不安を解消するために、相手のいいなりになりすぎないこと・自分の利益を後回しにしすぎないことが重要です。



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