I/O design:P1/D2

I/O design:P1/D2型色弱および、ASD・ADHD

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マガジン

最近の記事

57歳を迎える深夜

昨晩女子と、ジェンダーについての話、世の中の組織的な構造、若年層の心理との隔絶などを話しながらAmazonプライム・ビデオを見ていた。 その日は、誕生日イブだったので、彼女からのzoomでもしませんか?との問いかけに「お祝いの為のzoomかな?」と思っていたのだけれど、ただ単に話がしたかっただけのようで。 この人は、モヤモヤすることがあるといつも愚痴を言うために私をzoomに誘う人。 そもそもの初めは、鬱になって仕事に行けない状態で、愚痴を言う人もいないという。 そのう

    • 会いたい人がいる。 会いたいというのは、そこになんらかの胸壁があるということ。 時間の問題であったり距離の問題であったり、そもそも会えない人であったり。 一番厄介なのは、倫理道徳に反する関係性で、それはまるで熾火のように時折燃え滓の奥からちらちらとこちらを伺っているかのようだ。 年齢的にも、欲に左右されないようになりそれを押し込める術も、なんとか会得した。 そうしているうちに、会いたいと思う気持ちは、自らが作り上げたフィクションか、夢だったのかもしれないと思うようにな

      • コメディのような現世

        批判ではない。 なんて、ひとは矛盾した生き物なんだろうと思った。 震災で、水がない牧畜家のひとのニュースをぼーっとみていて、水がなくなり亡くなった牛もいるというニュース。 黒牛。 餌も食べなくなり、悲痛な鳴き声を出して水を欲しがった。 今は、水が届くようになって、牛も餌を食べるようになり、きちんと出荷できるようになってきているという。 これで一安心です。 ようやく少しは日常的な仕事ができるようになりました。 そんな話し。 人間って、矛盾してる生き物なんだなぁと思

        • 感覚のメタ認知の難しさ

          疲れてる。 実は、この歳になるまで疲れていることに気づいていなかった。 疲れていることに気づかずに、手がだるいとか、人の目が異様に気になるとか、攻撃的になるとか、そんなことを繰り返していた。 疲れという概念が自分の中に定着していなかったのだ。 気を失うように何かをしている時に寝落ちする状況になるまでは疲れてないと思っていた。 異様な生活だったと思う。 そんなギリギリの体力でよく今までやってこれたなあと思う。 普通の人の生き方って実はもっと楽なのかもしれないと思い始め

        57歳を迎える深夜

        マガジン

        • 色弱デザイナーができるまで。
          15本
        • 塩谷さん 永久保存版記事
          2本
        • 鳥の話
          2本

        記事

          正論はザネリと思うことにしたと言う話

          人の話を聴くことが大事だと思うのだけど、聴くことがあまりにも軽視されている気がする。 自分の脳内にある正義や観念的な世界の見え方が先行していて、他者の話の背景にある人生や、経験に基づくものの見方が軽視されているような気がする。 子供を産む女性に対して『これからは子供のために生きなきゃダメよ』という言葉を使う人がいた。 それはそうなんだけど、そのレベルがどのレベんでそういう発言になっているのかは人それぞれ違う。 あまりにも漠とした言葉を尤もらしくかけることには、無意識の

          正論はザネリと思うことにしたと言う話

          無意識、本能

          種には本能という集合的無意識があると思う。 そこに至るまでにはどれくらいの年月が必要になるのだろう? DNAに組み込まれた…とか言うけれど、なんか、そう言うモノではないような気がする。 気の遠くなるような年月を経て、争いを避けたり弱いものを守るということが当然となってきた。 物事が当然のように行われるようになるには、集合的無意識の中にそれが組み込まれていくことが前提で、酷いことが起こらないと、組み込まれないのかなぁと思ったりする…。 みんな、そんな無意識の中で繋がっ

          歪み続ける世界

          社会が歪む、 その原因には、思い当たることがある。 人が集まる場所の歪みだ。 今の生活の大半を過ごす場所の価値観が歪んでいるからだ。 つまり、働く場所に想いが無い。 皆が、自分の有用性を認めてもらうことに必死で、生きることや集うこと、過去のことや未来のことを考えることができなくなっている。 そして、隣にいる何人かの取り巻きのことにしか興味がない。 遠くの災害も人を繋ぐ要素になりえない。好奇心だけが先行して、次から次に起こる事件犯罪に眉を顰めることが、スタイルとなる。

          歪み続ける世界

          アイドル

          年始から胃の痛さ。 吐く。 気が上がらず。 虚な気分で昔のアイドルの曲を垂れ流すように聴いている。 ああ、結局はアイドルの歌う歌とは、卑怯未練な若い男の気分を、かわいい女の子に映して、浄化してもらうための儀式だったんだな…と思って納得した。 恋心や、憧れや、恨みごとや、未練を、女々しい男の子の気分を、女の子の気分に擬態させ託して歌ってもらうことで、昇華?浄化?する儀式だったんだなと、ふと思い当たった。 演歌が人生を知り尽くし諦めた人々の怨歌であるように、アイドルソング

          はまいく かわいい 生田絵梨花 ファンになってしまう… https://youtu.be/bz1rGR351ek?si=3z8ijTynRvQQofgi

          はまいく かわいい 生田絵梨花 ファンになってしまう… https://youtu.be/bz1rGR351ek?si=3z8ijTynRvQQofgi

          壊れる

          僕はまだ生きている。 でも、生きていることが重要ではなく、ひとは本当に自ら幸せだと思える心の状態になることが重要なんだ。幸せは外からはやってこない。やってくるのは大体、不幸だけだ。 愛でさえ不幸を招き寄せる。 世界中で戦争が起こり続け、災害から年が明ける。 世界が壊れ始めたような気配。 ああ、もう自分の生命や安穏、幸せに見える要素をちぎって投げ捨てるように、悲しみで呆然と立ち尽くすしかない人に配ることができるならどんなに有意義だろう。 こんな幸福を感じることのできないダ

          来年はもう生きてなくてもいいなぁと思う。 今年とても綺麗な笑顔をたくさん見ることができたから。 そんなことを折れた肋骨と熱を持った身体を持て余しながら考える。 最後に会いたい人は誰だろう?と自らに問いかけてみて、誰もいないことに気づいた。

          来年はもう生きてなくてもいいなぁと思う。 今年とても綺麗な笑顔をたくさん見ることができたから。 そんなことを折れた肋骨と熱を持った身体を持て余しながら考える。 最後に会いたい人は誰だろう?と自らに問いかけてみて、誰もいないことに気づいた。

          死という話

          人は死にたい、死ぬんだ、殺されていくんだ、死んだようなものだ…と、そう思うのが当然の感覚なのだと思っている。 ジブリの風立ちぬの映画。 キャッチコピーで『生きねば』という言葉があったけど、これは、生きることが難しくても生きねば。なのだろうが、人はきっと死と対比することでしか生きることを自覚できない。 生きることを自覚している必死な人は、いつも死を意識している。 さまざまな痛みに耐えながらも当然のことのように死ぬことを夢想する。 死にたいなぁという言葉に、僕は死んじゃダ

          集合的無意識と自分とかについて。

          これもそれも、あれもどれも。 大きな意識の記憶なのだと思うようにした。 傷も痛みも。 誰かと分かち合うために生きている。 人間という言葉が、人の間に在ると書くように。 たとえ、それが亡くなったとしても。 想いを分かち合い、喪失を悼むことで、心が重くなる。 それは、他者を自分の中に取り込むことだと感じるからこそ、辛さも喜びも自分の中に生きて存在する重みだ。 天国なんてないと、地獄なんてないと。 そう思えば楽になる。 自分の中にあるものは、他者の感じるものでしかない。

          集合的無意識と自分とかについて。

          夏の思い出

          よく、このプライドの高い僕が、生きてこれたなぁと思う。 ふと、派遣労働をしてた頃のことを思い出してそう思う。 あの頃は、ほんとうに最下層の生き方をしていた。 二十位年下の柄の悪い配送の兄ちゃんから凄まれ馬鹿にされながら引っ越しのスタッフをやっていたり。 大晦日に文字通り凍った路面で転げながら棒振り警備をやっていたりした。 特に、その警備の仕事は、僕にとって今でも思い出すような強烈な印象を抱くものになった。 そこで働くみんなが、絶望していたから。 そこで聞いた話。 三

          仕事と、いま考えていること

          ホームページは資産としてのストレージ化・及び、企業の文化のメソッドやあり方などを明示する役割になっていくのかも。 えっと… 昔は、アクセス数を集めて、自らのホームページがメジャーな大通りになり、お客さんを引き寄せるステーションになるしかないと言われていました。そのために必要なのが、SEO(サーチエンジンオプティマイズ)という検索順位上位を狙う施策でした。 検索順位上位が獲得するメリット=売上 それが、繁忙店をネットで作り上げる大前提だったのです。 人通りが多い場所に店舗を設

          仕事と、いま考えていること

          対峙・Mass

          最近、敵対的共存という言葉が気になっています。 人はどうしても争い合う生き物だから、敵対するとしても共存できる方法を知りたいと考えてたりします。 そういう意味では、今、何もとっかかりのないその疑問に少しでも近いだろうこの映画は、考え方の手がかりになるかもしれません。 僕自身の話で恐縮なのですが、考え方のベースを映画やアニメーション、漫画などを呼水にして本を読んだり資料を集めたりという作業をすることが多くあります。 動画やストーリーは流動食だと言ってた人がいて、そうなのか