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きっと星のせいだから:The Fault in Our Stars
今までの記事で触れてきたパートナーとは、別の道を歩むことになりました。けれど、別れたからといって黒歴史だとは思っていないし、noteの記事は割と読んでくださっている方が多いので、残しておきます。新しいパートナーが出来たら、下書きに戻してしまうかもしれませんが。
本当は側にいたいけれど、こればっかりはセクシャリティの違いでどうしようもなくて・・・
"The fault, dear Brutus is not in our stars, But in ourselves, that we are underlings."
というけれど、「星」のせいだと思いたいです。
告白せず、友達のままでいればよかったのかもしれない。目を瞑って、切り出さなければよかったのかもしれない。いっそのこと、「もう、人としても嫌い」と言ってくれたらなとか。後ろ向きになって、そんなことを考えてしまいます。
だけど、実際そうなったら、私は後悔していたと思います。好きな相手が自分のせいで苦しそうな顔をしているのは、見てるこちらも苦しいし、歩んでいない道は、自分の理想がそのままに反映されるから綺麗に見えるだけですから。その時、私がベストだと思ったことがベストなのだと。そう言い聞かせて、前に進もうと思います。
相手は、とても申し訳なさそうにしていたけれど、相手を恨む気持ちは全くありません。身体的に同性なのに、ネガティブな反応をせず受け入れてくれたこと、今でも人として好きでいてくれてること。今まで、同性に恋をしても、伝えられなかった過去を思い返せば、私と向き合って、受け入れようとしてくれた相手には、感謝しかありません。自分を受け入れようとしてくれる人もいるのだと、自信を持てるようになりました。欲を言えば、本当はもっと側にいたかったけれど、これで十分です。この関係を続けることは、お互いのためにならないでしょうから。
以前の記事でも書きましたが、私も似たようなことをしたことがあります。だから、手放しにパートナーを責めることはできないし、なんとなく100%ではないけど分かることもあります。自分が持たない感情を向けられる気持ち、自分が望む関係と少し違うと言う違和感、相手への気後れと罪悪感。きっと今回は私が受け止める番だったのでしょう。
まあ、これもいい経験と言い聞かせましょ。ひとまずの私の課題は、自分の気持ちを整理して、前を向くこと。
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