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「さらば青春の光」の2人が『いっき』などのファミコンソフトに挑戦!

かつてキングオブコントの常連であり、「6.5世代」の代表格としてバラエティで活躍している「さらば青春の光」。松竹芸能退社や不倫騒動などがありましたが、実力あるコンビであることに間違いなく、テレビで重宝される存在です。2人の話の内容を聞いていて、なんだか世代が近いような気がしていましたが、調べてみると筆者と同世代でした(2人とも30代)。

そんな2人のYouTube番組を見つけました。チャンネル名は『トレンド超予測』といい、"ワンランク上の男を目指し、世の中のあらゆるトレンドを予測する"という内容のようです。

当チャンネルではグルメ、スポーツ、サブカルなど様々なジャンルのものを扱っていますが、中でも筆者が面白いと思ったのは上の動画(↑)。Nintendo Switchでもプレイでき、今まさにトレンドとなっている「ファミコン」をテーマに繰り広げています。

この動画では、さらばの2人が『アイスクライマー(1985年)』『いっき(1985年)』『スペランカー(1985年)』に挑戦。このタイトルを聞いただけで、思わずノスタルジーを感じますね。3本とも筆者が生まれるか生まれないかの頃に発売されており、実際にはプレイしていないのですが、友達のお兄ちゃんが持っていた記憶があります。

動画は全体的に面白かったのですが、特に『いっき』のゲームシステムには笑ってしまいました。筆者が笑ったのは以下の点です。

1.いっき(一揆)と言っていながら2人で一揆を起こしている

そもそも一揆というのは、大勢で起こすものです。例えば、あの島原の乱は3万人規模の領民が起こしています。規模によって加担した人数は異なりますが、さすがに2人で起こした一揆は存在しないでしょう。そのあたり、ゲーム設定に謎を感じます。

2.忍者と戦う

一揆って、支配者層に対して行うものだと思います。しかし、このゲームではなぜか忍者と戦っています。忍者は明らかに支配者層ではないでしょう。この辺も、謎設定と言わざるを得ません。

3.竹槍を取ると弱くなる

プレイヤーは通常、によって攻撃します。しかし、竹槍を取ると鎌が使用できなくなり、攻撃範囲が極端に狭くなってしまうのです。じゃあなんで竹槍が存在しているのか? それは聞いてはいけない質問なのです。

4.小判8枚を拾うだけでステージクリア

このゲームでは、敵を倒さなくても小判を8枚拾えばステージクリア。ということは、敵から逃げ続けても小判さえ取得すればOKということです。そこに一揆の大義など存在しません。所詮「カネ」が目的なのでした。

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実は「クソゲー」という言葉が生まれたのは、このゲームがきっかけだったようです(あのみうらじゅんさんが名付けたらしい)。まさにクソゲーの中のクソゲー。これが元祖「クソゲー」というのは、妙に納得できてしまいますね。

さらばの2人の回しが非常に上手く、とても面白い番組に仕上がっています。しかし、動画再生回数はわずか6万9211 回。面白いのにも関わらず、多くの人に発見されていないのは非常に惜しいです。まあ、動画のタイトルに「さらば青春の光」と入っていないなど、運営側の手落ち感が否めませんが…。もっと多くの人に観てもらいたいですね。

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