日清講和条約が結ばれた場所「春帆楼」に泊まってきた
日清戦争で日本が清に勝利したのは、歴史の教科書にも載っている通りです。この戦争の講和条約が結ばれた場所が、下関市にある春帆楼という料亭になります(現在は下関春帆楼本店)。ここで、日本側全権伊藤博文・陸奥宗光と、清国側全権李鴻章らが条約に調印しました。
実はこの下関の春帆楼、泊まることができるんです。
実際に泊まった時に写真を何点か撮ってきたので、以下で紹介します。
外観はこんな感じです。
本店の敷地内には、日清講和記念館もあります。上の写真のように、講和会議場が再現されています。
施設内には歴代の首相・閣僚の書が並んでいます。
これは桂太郎の書。
こちらは田中義一の書ですね。
上は安倍首相の祖父である岸信介の書。
陸軍の有力者・山縣有朋の書も。
安倍首相の父親である安倍晋太郎(元外相)の書。
これは小泉純一郎の書ですね。
もちろん安倍晋三首相のものもありました。
この春帆楼、歴史好きには熱い場所でして、近くには壇ノ浦があったり、幕末に異国に向けて砲撃した馬関があったりします。
砲台もあったりしてなかなか面白いですよ。
ちょっと車に乗れば、高杉晋作が挙兵した功山寺もあります。あまりにも史跡が多く、1日では回り切れないかもしれません。
フグも美味しかったです。歴史好きでフグ好きなら、一度訪れる価値ありです。
(アクセス情報)
山口県下関市阿弥陀寺町4-2
・JR下関駅から車で約10分
・山口宇部空港から車で約50分/バスで約90分+徒歩約10分
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