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『太田上田』という番組が面白い件

筆者が最近ハマっているのが、『太田上田』というテレビ番組。タイトルからわかる通り、太田光(爆笑問題)と上田晋也(くりぃむしちゅー)によるトーク番組です。

中京テレビの番組ですが、一部地域でも地上波放送中。また、名古屋系番組配信サービス「Locipo(ロキポ)」にて最新話がチェックできますが、過去の作品は「hulu」で公開されています。

この番組では、はしゃぐ印象の強い太田は鳴りを潜め、常識人的な返しをするところが見られる(あくまでも「たまに」ですが)のが特徴。逆に上田が暴走することもあり、それもまた見どころと言えます。

ゲストが来ることもあり、土田さんなどボキャブラ世代の芸人も多数出演しています。

ボキャブラ天国時代の貴重な話を聞くこともできるため、お笑い好きにはたまらない番組となっています。

ところで筆者も、ボキャブラ天国を観て育ちました。爆笑問題のキャッチコピーは不発の核弾頭でしたね。初代名人でもありました。一方の海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)は邪悪なお兄さんというキャッチコピーがついていました。

爆笑問題は1988年デビューですから、どちらかといえばお笑い第三世代(とんねるず、ウッチャンナンチャン、B21スペシャルなど)と同じ世代になるはずだったのですが、とある事情により「3.5世代」となったようですこれについても、当番組で触れられています)。本来ならもっと早く売れていたはずだった爆笑問題が、もっと下の世代の集まりであるボキャブラ天国に出ることはある意味屈辱だったのかもしれません。しかし、彼らはその雌伏の時を超え、90年代末ごろからブレイクしていきます。

くりぃむしちゅーも、コンビ名を海砂利水魚からくりぃむしちゅーに変えたのが2001年。上田が『虎の門』のうんちく王決定戦で優勝したのが2003年なので、遅咲きと言えます(海砂利のデビューは1991年であり、ナイナイの1年後輩にあたる)。

そんな苦労人の2人が、お笑い・テレビ・そして世論を語ります。それが、太田上田なのです。

ちなみに、ボキャブラ天国に出ていたメンツが何人か出演した回もありました。

アンジャッシュ児島(青梅街道の蒼い星)、元パイレーツ浅田(聖(セント)☆美乳エンジェル)、金谷ヒデユキ(地獄のスナフキン)、BOOMER伊勢(遅れてきたルーキー)という、なかなか揃わない貴重なメンツです。まさに「あの人は今!?」状態。面白いので、ぜひチェックしてみてください。

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