資産形成できるのか ~自動売買だけのMagic~
✅不安、不安、不安・・・
そもそも、私たち個人は、なぜ投資をやっているのでしょうか。
多くの人は、それがエキサイティングだからとか、楽しいからというよりは、
もっと直接的な「将来への不安」があるからではないでしょうか。
ではなぜ不安が付きまとうのか、を考えてみましょう、
よく聞くのが、
「給料はストック収入ではなく、フロー収入だから」というものです。
これは、的を射ています。
フロー収入とは、毎日の労働による給料などですね。
取り掛かるとすぐに収入を得られますが、大きくなりにくいのです。
仮に何か状況に変化があって、自分や勤務先に何かあったら、途切れてしまう点も不安です。
では、ストック収入があればいいのでしょうか。
ストック収入は、賃貸不動産の所有者に入ってくる賃貸収入や、株式のオーナーに入ってくる配当収入等です。
お金に働いてもらう、つまり、お金がお金を得る状態ということですが、その状態になるまでは当然それ相応の資産が必要になり、実現には高い壁があります。
また、ストック収入は構造上一定の収入にするためには、どうしても大きくなる必要があります。何百万円とか、何千万円とかの世界ですね。
つまり、実現難易度が高いうえに、大きなリスクを抱えることになります。
高配当の企業の株を購入しても、その企業が減配したり、万が一にもつぶれてしまったら?
マンションのオーナーになって、賃貸に出しても、空室が続いたら?、ローン返済が滞ったら?、資産価値が大きく下落したら?
と、額が大きいことに伴い、リスクも大きくなるのが、ストック収入です。
つまり、一長一短あります。
このフローとストックという二種類のお金については、どちらが良いのか…ということではないのです。
✅二種類のお金は…
フロー収入は、得やすい反面、負担が大きく、永続できない。
ストック収入は、得にくいし、小さく始められないからリスクも大きい。
ということでした。
では、株式や先物など、日々価格が上がり下がりする商品をトレードするのは、どちらでしょうか。
もちろん、フロー収入です。
毎日手動で取引するのは、負担が大きく、大変です。
時間、体力に限界があります。
しかし、これを解消する手段として、自動化をすると、自分の限界を突破することができます。
これは、「お金に働いてもらう」のではなく、「システムに働いてもらう」ことになるわけです。
これなら、何度も何度も続けられます。
今月も来月も、その次の月も。
来年も、その次の年も。
続けます。
ひたすら続けます・・・。
どんどん積み重ねていきます・・・・・・。
すると、不思議。
「ストック収入」に近づいていくのです。
つまり、
フロー収入のはずの手法に対して、型化(かたか)し、永続性・反復性を与えると、ストック収入のようになっていくのです!
自動売買を使って、繰り返し、繰り返し、利益を積み上げていくことができれば、フローであり、かつ、ストックでもある収入になるのです。
ただし、
大負けせず、少しの利益でも積み上げていくことができるのであれば、です。
でもそれってシミュレーションで、「積みあがらないロジック」をはじき、「積みあがるロジック」を選び取ることで、対処できますよね。
そして実践になったときに思い知らされることになります。
本当のストック収入の代表例、不動産投資と違って、自分のボリューム感は自由にできるので、リスクを取り過ぎないよう調整できるということを。
つまり小さく始められるのです。
結論です。
自動売買は
フローをストック的に活用でき、
両方のいいところどりができる!!
これが、私がマネーマシンとして、自動売買が最適と考える所以です。
フローとストックのコペルニクス的転回(発想法を根本的に変えることで、物事の新しい局面が切り開かれること)とも言えます。
✅二種類のお金は、実はひとつ⛄
フローは、都心に降る雪のようです。幻想的です。
しかし、都心の雪は、アスファルトにたどり着いたら、すぐに地面になじんで数日で消えていきます。
社会のための働くこと自体の価値は尊いものですから、勤労収入も美しいと感じますが、月々の給料は、アスファルトの上の雪のように、毎日の生活の中で、すぐになくなっていくものです。
しかし、雪国では?
そう。ストックは、雪国に降り積もった雪です。
水気と重さがずっしりあります。すでに降り積もっているので、転がせばどんどん大きな玉になります。
雪だるまにもなるし、かまくらにもなり豊かな文化を象徴しますが、その雪は同時に、住居を押しつぶしてしまうほどの存在にもなり、ときに脅威にもなります。
では、
"フロー・都心の雪"しか知らない人が、
"ストック・雪国の雪"を求めるときにどうしたらいいか。
「都心から雪国に移動すること」。…それも正解です。
つまり、比喩を取り除くと、脱サラして、事業家になる、ということです。
でも、もう一つの解があります。
今の場所で、気候条件、つまり「雪が解けていかない」条件を整えるのです。
それさえできれば、場所を移動することなく、
雪が解けきる前に次の雪が積み重なるはずです。
そうして、「今・ここ」を、雪が解けにくい雪国状態にするのです。
…だって、降ってきているのは、同じ雪なのです。
フローであり、ストックでもある「雪」でしかなく、大事なのは受けとめる場所に、冷却装置があるかどうか、ということです。冷却装置があれば、降り積もるということです。
装置?
そう、マネーマシンのことですね。
・・・
まとめると、
自動売買というマネーマシンにより、
お金が解けていかず、ちゃんと積み重なるようにすることで、
富を築き上げやすい状態に近づけていくことができるということです。
このことに気づいて、私は、自身のマネーマシンとしての自動売買に、無限の可能性を感じ取りました。
読者のあなた様と、その感覚をシェアできたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました😀