Investors Library

初めまして!こちらは投資家の為の投資家の為のブログです! 主に日経225を対象に日本経済や海外情勢、為替や個別銘柄などの月間まとめを発行します!

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最近の記事

2024年9月後半日経平均相場の振り返り

①    日経平均チャート 9月後半相場を振り返ると、日経平均株価は中旬から27日まで大幅な右肩上がりの相場となった。 ②    米FOMC この間、17~18日に米国では米連邦準備理事会(FOMC)が開催、19~20日に国内では日銀の金融政策決定会合が開催された。 18日のFOMCでは通常の倍の0.5%の利下げを決め、政策金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を4.75~5.00%とした。 多くのエコノミストが0.25%の利下げを予想していたため、

    • 2024年9月前半日経平均相場の振り返り

      ①    日経平均チャート 9月前半相場を振り返ると、日経平均株価は8月後半の小幅な右肩上がりから一転3日から11日までの7営業日連続で下落した。 7日間の下げは3081円(8%)に達した。 外国為替市場で円相場が急上昇するなかで、外需株への売り圧力が強まった形だ。 ②    為替チャート 9月に入ってから、円高・ドル安と日本株安が再び連動するようになった。 特に第2週目は円の動向に合わせて株価指数先物を売る、短期筋とみられる動きが活発であった。 11日には一時1ドル

      • 2024年8月後半日経平均相場の振り返り

        ①    日経平均チャート 8月後半相場を振り返ると、日経平均株価は38000円を挟んだ横ばい状態で上下値幅も1100円程度と前半の急変動が噓のようである。 ②    東証プライム売買代金 日経平均株価が38000円台で伸び悩む展開となっている理由には幾つか考えられるが、その一つとして考えられるのは2024年初からの累積売買代金を価格帯別にみると38000円~38500円が最も多い、この価格帯での東証プライム市場の累計売買代金は、年初から8月末までの間で約140兆円と

        • 2024年6月前半日経平均相場の振り返り

          ①    日経平均チャート 6月前半相場を振り返ると、日経平均株価は高値39336円、安値38554円となり上下値幅782円と狭いレンジで5月の動きを踏襲した相場の流れであった。 ②    米国経済指標 これは7日の米雇用統計のほか、米連邦準備理事会(FOMC)が11~12日、日銀金融政策決定会合が13~14日など日米の金利政策に関わる主要な経済イベントを控え、投資家の積極的な買いが手控えられ、逆に持ち高調整の売りが出やすかったものと言える。 ただ気になるのは、日米の

          2024年5月後半の日経平均振り返り

          ①    日経平均チャート 5月後半相場を振り返ると、日経平均株価は高値39437円、安値37617円となり上下値幅1820円と値幅はでたものの、30日の一時900円超の下げ幅があった為でそれまでは1070円ほどで前半の動きを踏襲した相場の流れであった。 ②    海外市場 では30日に何があったか振り返ってみよう。 まずは前日の米国株式市場が軟調となり、30日のアジア株が総じて下落したことが重荷となったこと。 ③    米国長期金利 堅調な米経済を背景にインフレ

          2024年5月後半の日経平均振り返り

          2024年5月前半日経平均相場の振り返り

            ①    日経平均チャート 5月前半相場を振り返ると、日経平均株価は高値38949円、安値37958円となり上下値幅991円と直近では比較的小幅な動きであった。 まずは1日の日経平均株価は131円安であったが、半導体関連株は賑わった。 日経半導体株指数は前日比1.3%高だった。 ②    レーザーテック 理由はレーザーテックの決算である。 レーザーテックは4月30日に発表した2023年7月~24年3月期の連結純利益が前年同期比2倍の415億円と市場を上回った。 こ

          2024年5月前半日経平均相場の振り返り

          2024年4月後半日経平均相場の振り返り

          ①    日経平均チャート 4月前半相場を振り返ると、日経平均株価は後半入り早々16日に761円安、17日には509円安と2日間で1270円安となり38000円を割れてしまった。 16日は米国株安を受けての下げであるが、日米共に長期金利の上昇を受けて相対的な割高感が意識されやすい半導体関連などハイテク株を中心に売りが広がったものである。 ②    レーザーテック 17日は午後に急落した。 レーザーテックは8%安となり、東証プライムの値下がり率ランキング首位となった。

          2024年4月後半日経平均相場の振り返り

          2024年4月前半の日経平均相場振り返り

          ①    日経平均チャート 4月前半相場を振り返ると、日経平均株価は40000円を割れて概ね39000円台での上下を繰り返した。 1日早々に40000円台を割れてしまったわけだが、この日の日経平均株価は朝方こそ日本株の先高観や中国経済の回復期待で、買いが先行し上げ幅は300円を超えたものの続かず、日経平均の下げ幅は一時600円を超え、日中値幅は990円に達した。 終値は566円安の39803円となった。 ②    アロケーション 1日のアジア株は日本を除けばほぼ上昇し

          2024年4月前半の日経平均相場振り返り

          2024年3月後半日経平均相場の振り返り

          ①    日経平均チャート 3月後半相場を振り返ると、日経平均株価は3月前半の調整局面から25日移動平均線を横ばいで推移した後、急上昇し22日には41087円と最高値を更新した。 特に18日は主力の大型株を中心に買い戻す動きが広がり日経平均株価は1032円高となった。 これは前週の週間での下げ幅981円を一気に取り戻した形だ。 ②    日銀金融政策決定会合 日銀が18~19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除する見通しになったと報じられたことを受け不透明

          2024年3月後半日経平均相場の振り返り

          2024年3月前半日経平均相場の振り返り

          ①    日経平均チャート 3月前半相場を振り返ると、日経平均株価は2月22日に最高値を更新して以降も上昇基調はなお続き、一気に40000円を突き抜けた。 3月7日には40472円まで最高値を更新したが、その後調整に入った。 ②    信用買い残高 この一連の動きの中で大きな変化があることに気が付いた。 前回レポートで日本の個人投資家の逆張り投資について触れたが、ここに大きな変化がみられる。 東京・名古屋2市場合計の信用買い残高が2月末に4兆円を超え、3月8日までの買

          2024年3月前半日経平均相場の振り返り

          2024年2月後半日経平均相場の振り返り

          ①日経平均チャート 2月後半相場を振り返ると、日経平均株価は22日、前日比836.52円高の39098.68円で終え、34年ぶりに最高値を更新した。 ②ハイテク値嵩株 年初からの上げ幅は5600円に達する。 この内半導体製造装置を手がける東京エレクトロンとアドバンテスト、SCREENホールディングスに半導体設計会社米アームを傘下に持つソフトバンクグループを加えた4社で日経平均を約2300円押し上げた格好だ。 ③為替市場 日経平均最高値の立役者は半導体関連だけではな

          2024年2月後半日経平均相場の振り返り

          2024年2月前半日経平均相場の振り返り

          ①    日経平均チャート 2月前半相場を振り返ると、日経平均は1月末の終値36286円に対し15日の終値は38157円まで上昇した。  ②    日経平均史上最高値 1989年末の史上最高値38915円が視野に入り始めた。 この間の上げ幅は1871円になるが注目するのは8日の743円高と13日の1066円高だ。  ③    ソフトバンクグループ まずは8日の上げのきっかけはソフトバンクグループの急騰がある。 これは米アームの株価が米国時間7日の23年10~12月

          2024年2月前半日経平均相場の振り返り

          2024年1月後半日経平均相場の振り返り

          ①    日経平均チャート 1月後半相場を振り返ると、日経平均は23日に33年11カ月ぶりの高値36984円を一時つけた。 ただ昨年末の終値33464円に対し僅か13営業日で3520円の急ピッチの上昇であったこともあり、過熱感から調整することになり36286円で1月の取引を終えた。 ②    日銀金融政策決定会合 日銀は23日までの金融政策決定会合で現状の金融緩和策の維持を決めた。 ただ公表文ではマイナス金利政策解除の前提となる2%の物価安定目標について、「こうした見通

          2024年1月後半日経平均相場の振り返り

          2024年1月後半日経平均相場の振り返り

          ①    能登半島地震、羽田空港事故 1月前半相場を振り返ると、年明け早々1日に石川・能登で震度7を観測する地震が発生し、建物の倒壊が相次ぎ多数の死傷者がでた。 そして2日には羽田空港で日本航空機が着陸直後に海上保安庁の航空機と衝突炎上した。 海保機に搭乗していた5人が死亡したが、日航機の乗客乗員379人全員が脱出することができた。 テレビでは滑走路で炎上する日航機が写し出されていたが、映画のワンシーンのような大惨事に人的被害が最小限にとどまったのは奇跡のように思えた。

          2024年1月後半日経平均相場の振り返り

          2023年12月後半日経平均相場の振り返り

          初めに、2024年1月1日石川県能登半島で起きた、地震の被災地の方々並びに被害に遭われた方々に、1日でも早く明るい未来が訪れるよう願っております。支援は交通状況の問題もある為、物資ではなく現金の方が好ましいとの事です。 「何か力になりたい」と考えている方々は、下記リンクから日本赤十字社を通して被災地への募金が可能との事です。 https://www.jrc.or.jp/domestic_rescue/2024notoearthquake.html   皆様いつもレポートを愛読

          2023年12月後半日経平均相場の振り返り

          2023年12月前半の日経平均振り返り

            ①    日経平均チャート 12月前半相場を振り返ると、日経平均株価は7日、8日の2日間で1100円強下げるなど荒っぽい動きとなり15日には32970円で取引を終えた。 ②    為替チャート この原因は外国為替市場で急激な円高が進んだことによるものである。 円相場の急変動のきっかけは7日に日銀の植田和男総裁が「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」と述べ、緩和の早期正常化を巡る観測に火をつけた。 その前の日には氷見野良三副総裁が、金利上昇が家計に金利収

          2023年12月前半の日経平均振り返り