新紙幣発行で株価は上がる?注目銘柄もご紹介!
皆さんこんにちは!
先日、母校が四半世紀ぶりの夏の甲子園を決めてウッキウキの佐野です⚾
インベストメントブリッジでは、インターン生がnote記事の執筆を行っています。
現在は、以下の2つの記事を公開中です。
個別株を紹介し、将来性などを検討するnote
毎週の気になったニュースの紹介
気になった方は、ぜひチェックしてみてください!!
さて本題ですが、今回は新紙幣の発行によって株価がどう影響するのかについて紹介したいと思います。
普段キャッシュレス派の方はあまり実感がないかもしれませんが()
それでは、そもそも株価が上昇する理由や過去の事例をもとに一緒に紐解いていきましょう!
新紙幣発行で株価が上昇するといわれる理由
そもそも新紙幣発行で株価が上昇すると言われている理由は何でしょうか?
紙幣のデザインが刷新されるといっても、新札と旧札で価値が変わるわけではないのでオカルトかと思うかもしれませんが、実はそんなことありません。今回は3つに分けて説明します。
技術革新と需要の増加
大前提として、新紙幣の製造には、偽造されないよう高度な印刷技術やセキュリティ技術が必要です。
ホログラムはその一種ですね!
それに伴い、印刷業界やセキュリティ関連企業への需要が高まり株価が上昇する可能性があります。
設備投資の増加
次に、金融機関や自動販売機メーカーなどは、新紙幣に対応するための設備投資を行う必要があります。
皆さんも新500円玉が使えない自動販売機に出会い不便な思いをしたことが一度はあるのではないでしょうか?
これにより、関連企業の業績が向上し株価が上昇する可能性があります。
一方で、改修コストの負担は各企業であるため、ATMや自動販売機の抑制を促し、キャッシュレス化を促進したい政府の思惑もあるようです。
消費者心理の向上
3つ目は、タンス預金のあぶり出しです。
総額50兆円とも言われるタンスに眠る紙幣が消費活動へと変化する可能性があります。
前回新札を発行した2004年には1年間で6割の流通貨幣が新札に置き換えられたそうです。
今回はどれほどの効果があるのでしょうか?
新紙幣発行と株価の関係
上記の説明で、新紙幣発行により株価が上昇する論理について理解できたと思います。
では、実際に新紙幣発行と過去の日経平均はどのような相関関係があったのでしょうか?
まだ馴染みの深い福沢諭吉が描かれている1万円札の発行が開始されたのは、1984年11月1日でした。(昨年、「アレ(A.R.E)」が大賞受賞した新語・流行語大賞が始まったのもこの年だったようです。)
発行開始後の半年間の騰落率は+11.5%で、堅調に推移したことが読み取れます。
また、過去11回の新紙幣発行で半年後に騰落率が上昇したケースは、過半数の6回。
騰落率の平均値は3.8%とプラスとなっており、過去相場は底固く推移してきました。
決済手段がほとんど現金だった当時と現代を単純に重ね合わせることは適切ではない気もしますが、新紙幣が発行された本年も株価の上昇に期待してしまいますね!
新紙幣発行関連銘柄
最後に個別銘柄を紹介して本記事を締めたいと思います。
今回ピックアップする企業はムサシ(7521)です。
同社は、紙幣計数機や選挙システム事業を展開し、貨幣処理機では国内2位を誇っています。
新紙幣発行に加えて、自民党総裁選が9月に控えていることから注目しておきたい銘柄の一つです!
足下のPBRは0.46倍と割安感があるのでぜひチェックしてみてください!
他の銘柄についても以下記事にて解説していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
新紙幣発行に伴い、株価が上昇するロジックについて理解できましたか?
今年は、日経平均が最高値を更新するなど明るいニュースが多いので更なる株価の上昇に期待せずにはいられません。
ただ、投資は自己責任ですので、きちんと情報収集をして自らの判断で行いましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
本noteでは、個別株の分析やインターン生が気になったニュース等を発信しているので、ぜひ他の記事も読んでみてください。^^
また筆者も喜びますので、スキ・コメント・フォローお願いいたします!!!
本noteはインターン生の佐野がお届けしました👍
今後ともよろしくお願いします~!
SNSでのシェアやブリッジサロンの活用をぜひお願い致します♪